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2014年度第3回Jリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施

2014年09月18日

2014年度第3回Jリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施

9月6日(土)、7日(日)にJFAハウスにてJリーグ(J1・J2)担当主審研修会を実施しました。
8月以降起きている事象から具体的なシーンを抽出し、より判定の精度を高めるためにどうしたらいいか、活発な意見交換を行いました。
また、「JFAリスペクト フェアプレーデイズ2014差別、暴力のない世界を!」の活動の一環として、差別や暴力の問題に闘っていく意思を表明する「リスペクト宣言」をしました。

 

講師コメント

岡田正義 トップレフェリーインストラクター
今回の主審研修会は最近起きている事象を題材に、グループディスカッションを取り入れながら研修をしました。
判定について、以下の事項を中心に話し合いました。
・シミュレーションの根絶に向けて、さらに、しっかり見極めていくこと。
・相手競技者の安全を脅かすような足裏を使ってのタックルについての見極めの精度をより上げること。
・「決定的な得点の機会の阻止」についての判定基準、考慮事項を再確認すること。
・遅延行為については気付きを持って事前に予防策を講じて対応する。
マネジメントにおいては、異議への対応、フリーキックコントロール、対立への対応しっかり行うことを共有しました。
また、7月19日より導入開始となったコミュニケーションシステムについて、より的確な判定に結びつけ、積極的かつ有効に活用していくことを確認しました。

受講者コメント

塚田健太 1級審判員(群馬県)
今回の研修も、これまでの試合の映像を用いてディスカッションを中心に行いました。正しく判定できたもの、できなかったもの、正しい判定はできているがその後の対応に改善が求められるものなど様々なシーンがあり、その中でたくさんの意見の交換ができました。ディスカッションによる研修は本当に貴重な機会で、今回も自分自身の考えの整理や他の審判員の考え方、見方を知ることができ、得るものが大きい研修会となりました。
今シーズンも残り3分の1となり、佳境に差し掛かりつつあります。1つの勝敗が順位に大きく影響するので、1つ1つの試合の難しさもあります。難しい中でも正しく見極めることは審判員の大きな役割の一つである「選手の安全を守る」ことにつながり、選手のみなさんが安心して全力でプレーをできるようになると思います。今シーズンのすべての試合が終わるときまで、選手が安心してプレーに集中でき、試合がより魅力的なものになるよう、研修で学んだものを活かし、さらなる研鑽を積んで今後の試合に臨みたいと思います。

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