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【Match Report】AFC女子アジアカップ初戦はチャイニーズ・タイペイに2-0で勝利
2026年03月05日

なでしこジャパン(日本女子代表)は3月4日(水)、Perth Rectangular StadiumでAFC女子アジアカップ初戦を迎え、FIFAランキング40位のチャイニーズ・タイペイと対戦しました。午後1時、気温が36度まで上がる中でキックオフの笛が鳴りました。
日本は4-3-3の布陣で、山下杏也加選手がゴールを守り、最終ラインは右から清水梨紗選手、高橋はな選手、南萌華選手、北川ひかる選手の4バック。中盤は長野風花選手がアンカーに入り、その前に長谷川唯選手と谷川萌々子選手が並びます。左に藤野あおば選手、右に浜野まいか選手、トップに田中美南選手が入り、長谷川選手がキャプテンマークを巻きました。

立ち上がりからゴール前にブロックを形成して守備を固めるチャイニーズ・タイペイに対し、日本はハイプレスで主導権を握り、ワンタッチパスも交えてゴールに迫ります。右サイドで浜野選手、清水選手、長谷川選手が流動的に関わり、3分に浜野選手のクロスを谷川選手がダイレクトで合わせ、こぼれ球に反応した北川選手がミドルシュート。9分には藤野選手がカットインシュートを放ち、さらに清水選手のスルーパスに抜けた谷川選手のシュートがポストを叩くなど決定機が続きます。セットプレーでもチャンスを作るものの、GKワン・ユーティン選手のセーブにも再三阻まれ、0-0で前半を折り返しました。

日本は後半、サイド攻撃を増やし、北川選手のクロスから立て続けに決定機を創出。52分には藤野選手、谷川選手が深い位置まで進入し、田中選手のシュートは惜しくもGKに阻まれました。
均衡が破れたのは61分。相手の背後に動き出した谷川選手が、高橋選手のフィードを受け、胸トラップから右足で冷静に決めて先制しました。その後も相手は深く構えて守る中、日本は64分に守屋都弥選手、清家貴子選手を投入。75分には宮澤ひなた選手、千葉玲海菜選手も送り出し、攻勢を強めました。
さらに、85分には土方麻椰選手が代表デビューを飾ります。終盤は千葉選手が左で起点を作り、後半アディショナルタイム2分、千葉選手のクロスに清家選手が頭で合わせて追加点を奪取。最終的にシュート30本を打った日本は、相手のシュートを0本に抑え、2-0で勝利しました。

なでしこジャパンは、3月7日(土)のグループステージ第2節でインドと対戦します。
監督・選手コメント
ニルス・ニールセン 監督
ワンサイドゲームで、相手は予想通りタフなチームでしたが、選手たちはスペースがない中でも最後まで集中を切らさず、チャンスを作り続けてくれました。初戦は勝ち点3を取ることが重要なので、結果には満足しています。一方で、深い位置への走り込みやクロスへの入り方など、もう少し直接的にゴールへ向かう動きとスピードが必要だったと思います。ハーフタイムには、「時間はあるのでまず1点を取ろう」と伝え、相手を崩すために違った動きを加えることを共有しました。後半はペナルティエリアに進入する形や助け合う動きが増え、交代選手たちもフレッシュな動きやアイデアを発揮してくれたと思います。
MF #14 長谷川唯 選手(マンチェスター・シティ/イングランド)
前半は特に相手の戦い方に苦しみましたが、自分たちがやりたいことを貫いて、しっかり勝って終われたことは良かったです。相手が予想していたよりも低い位置でブロックを作ってきたので、「いつかは得点が入るだろう」と感じていましたが、ゴールが遠く、焦りから判断が鈍る場面もありました。ただ、粘り強くやり続けたことで相手のブロックにスペースができ、後半はチャンスが増えました。このような試合では、同じメンバーで戦い続けているとどうしてもダイナミックなプレーが減ってしまいますが、交代で入った選手が良いエネルギーを与えてくれました。この先も厳しい戦いが続くので、引いてくる相手に対しての崩し方など、さらに突き詰めて優勝を目指します。
MF #19 谷川萌々子 選手(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
得点シーンは、高橋はな選手が良い状態でボールを持って前を向いていたので、アクションしやすく、オフサイドにかからないように意識しながらうまく決められてよかったです。相手が予想よりも低いラインで守ってきたので、スペースを空けたり、相手のラインを下げたりするためにアクションし続けることを意識しました。相手の粘り強い守備に対して、めげずに最後までチャレンジできたことが勝因だと思います。引いた相手に対して、まずはロングシュートを意識しつつ、そこからコンビネーションで打開できるようプレーの質を上げたいです。優勝して終われるよう、一人一人が良い準備をしていきます。
FW #11 田中美南 選手(ユタ・ロイヤルズ/アメリカ)
相手が守備を固めてくることは予想していましたが、プレスをかけにくることもなく、完全に割り切って引いてきたのは少し驚きました。ただ、焦りはなく、前半はいろいろなトライをしながら、相手をどう崩すかを考えていました。クロスが入るときに中にもっと人数をかけたかったのですが、ボールを動かす中で選手の距離が遠くなってしまい、ゴール前で人数をかけにくくなっていたのは課題です。個人的には中のターゲットが減らないように、ポジショニングを工夫しながら、駆け引きの中でチャンスを逃さないように模索していました。次の試合も同じような展開はあり得るので、前半からゴールに直結する動きを増やし、奪った瞬間の背後への動き出しを逃さないようにしたいです。
AFC女子アジアカップオーストラリア2026
大会期間:2026年3月1日(日)~3月21日(土)
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