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鳥栖がホームで快勝 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第14節

2025年09月22日

鳥栖がホームで快勝 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第14節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は9月20日(土)と21日(日)に第14節を実施。佐賀市健康運動センター(天然芝)ではサガン鳥栖U-18(佐賀)とファジアーノ岡山U-18(岡山)が対戦しました。

ピックアップマッチ

サガン鳥栖U-18 4-0(前半1-0、後半3-0) ファジアーノ岡山U-18

「開幕前は良い試合をしても勝てなくて、今年は苦しい一年になると思っていた」とMF池田季礼選手(#5)が振り返る鳥栖ですが、試合を重ねるたびに成長し、現在は2位とWEST優勝を狙える位置につけています。岡山をホームに迎えた今節は序盤、守備の対応に追われ、7分にはCKからDF千田遼選手(#17)にヘディングシュートを打たれましたが、劣勢をしのぐと、自陣でボールを動かす時間帯が増えていきます。「ボランチが受けて縦パスを入れる回数が多かった」と日髙拓磨監督が話す通り、MF東口藍太郎選手(#8)らが前線にボールを預け、FW谷大地選手(#19)のポストプレーから相手ゴールに迫りました。

最初の決定機が訪れたのは17分。鳥栖はDF鈴木颯真選手(#16)のクロスをゴール前のMF古賀稜麻選手(#7)がヘディングで落とすと、最後は谷選手が反応。「得点王になるぞという思いを持っているし、今節は絶対に決めたいと思っていた」と語るストライカーが押し込み、鳥栖が均衡を崩します。

鳥栖は31分にも東口選手がゴールポストをかすめるミドルシュートを放つなど、勢いを保ったまま前半を終えましたが、雷雨のため試合は一時中断に。後半開始が25分、遅れました。それでも鳥栖は後半も良い流れを維持します。47分、右サイドを駆け上がったDF岩村淳之介選手(#4)がゴール前にクロスを供給。ファーサイドに流れたボールを池田選手が右足で決めて2-0とします。

この後、試合は雷によって再び中断を余儀なくされますが、谷選手が「体力を回復させる時間になった」と振り返るように、鳥栖の選手は集中を保ちます。試合再開後、システムを変更し、反撃の糸口を探る岡山に主導権を渡さず試合を進めると、80分には谷選手のポストプレーからFW真殿京佑選手(#22)が岡山DFの背後にパスを送り、最後は池田選手がこの試合2点目となる得点をマーク。87分に真殿選手がダメ押し点を挙げるなど、盤石の試合運びを見せた鳥栖が4-0で快勝しました。

監督・選手コメント

日髙拓磨 監督(サガン鳥栖U-18)
雷雨で2度の中断を強いられ、難しい試合になりましたが、選手はネガティブになるのではなく「休憩できる」とポジティブに捉えてくれたことが良かったです。シーズン前は、今年はどうなるかと不安でしたが、3年生を中心に頑張って練習してきてくれたおかげでたくましくなっています。目の前の試合に勝つことだけを考えてやってきましたが、今は(自分たちの)上にヴィッセル神戸しかいません。何とか食らいつき、下を見ずに上だけを見て残り試合もチャレンジし続けます。

MF #5 池田季礼 選手(サガン鳥栖U-18)
第6節のアビスパ福岡U-18戦以降、自分がゴールを挙げられず、みんなが点を決めてうれしい反面、悔しい思いをしていました。今節こそは「自分が点を決めて勝つ」と意識していました。これまではパスを出す役に回り、ゴール前に入っていく回数が少なかったのですが、今日は前に進むことを意識した結果、点を決めることができました。目の前の試合に一つずつ勝っていけば1位という順位が見えてくると思うので、ブレずに最後まで目の前の試合に挑み続けます。

梁圭史 監督(ファジアーノ岡山U-18)
ゴールに向かうプレーや、相手が脅威を感じるところにボールを入れる場面が足りませんでした。もちろん、鳥栖のゴール前での献身性や、シュートを防ぐための準備もあったと思うのですが、相手を上回るためにもっと大胆にプレーしてもよかったです。鳥栖には、チームの伝統や逆境を跳ね返す力を感じました。われわれも内容だけではなく、メンタリティーを含めてもっと成長しなければならないと気づかされるゲームでした。

DF #16 松本優輝 選手(ファジアーノ岡山U-18)
第11節以来、勝ち点3を獲得することができていなかったので、今節は無失点に抑えて勝とうと声を掛け合って試合に入ったのですが、開始早々に失点し、自分たちが望む展開に持ち込めませんでした。序盤、鳥栖の勢いに飲まれて押し込まれる時間帯になったことが痛かったです。今後は、普段の練習からプレーの強度を上げるしかありません。チーム一丸となって質を高め、残り8試合、全て勝って残留を決めます。

その他の試合結果

EAST
浦和レッズユース 4-0(前半3-0、後半1-0) 昌平高校
流通経済大学付属柏高校 1-4(前半0-2、後半1-2) 川崎フロンターレU-18
東京ヴェルディユース 6-1(前半2-1、後半4-0) 横浜FCユース
青森山田高校 4-1(前半1-0、後半3-1) 前橋育英高校
市立船橋高校 2-3(前半1-2、後半1-1) FC東京U-18
柏レイソルU-18 0-0(前半0-0、後半0-0) 鹿島アントラーズユース

WEST
ガンバ大阪ユース 3-0(前半2-0、後半1-0) アビスパ福岡U-18
神村学園高等部 3-4(前半3-1、後半0-3) サンフレッチェ広島F.Cユース
東福岡高校 3-2(前半1-1、後半2-1) 静岡学園高校
帝京長岡高校 3-1(前半2-0、後半1-1) 名古屋グランパスU-18
大津高校 0-1(前半0-0、後半0-1) ヴィッセル神戸U-18

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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