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ビーチサッカー日本代表がワールドカップ開催地パラグアイから帰国

2019年12月05日

ビーチサッカー日本代表がワールドカップ開催地パラグアイから帰国

過去最高位に並ぶ4位でFIFAビーチサッカーワールドカップを終えたビーチサッカー日本代表は、12/4(水)夕刻に開催地パラグアイから帰国しました。
空港ではファン・サポーター・所属チーム関係者・日本サッカー協会田嶋会長らが出迎えました。
チームは解散し、所属クラブでの活動に戻ります。

監督・選手コメント

ラモス瑠偉 監督
監督に就任してから、ワールドカップの決勝に出たい、選手たちと新しい歴史を作りたいと思っていました。こんなに難しい監督の下でやるのは選手たちにとって大変だったと思います。感謝でいっぱいです。歴史を作ることは簡単なことでありません。しかし、作ったら消すことは不可能だと選手たちには言ってきました。我々が(選手の時に)ドーハで負けた時、中田(英寿)たちの世代は、「ここまで来たなら俺たちには出来る」と思ったと思います。それと同じように、今回もワールドカップの決勝に行くのは難しいですが、不可能ではないとこれからの世代が思ったのではないかと思います。今回の結果に誰も満足はしていません。一人一人がもう少し上まで行きたかったはず。ですが、それが伝わってきたので、それで良いのではないかと思っています。良い大会でした。
ファン・サポーターの皆さんの力があって、皆頑張れたと思います。朝早く起きてパワーを送ってくださり心から感謝しています。私は純粋な日本人ではないですが、帰化したことに誇りを持っています。この素晴らしい国を愛しています。サッカーファン、スポーツを愛している皆さん、皆さんの力が大きかったと思います。ありがとうございました。

FP #10 茂怜羅オズ 選手(ヴェルディBS)
ワールドカップの前から、監督・チームメイトもみんな同じ目標で、ベスト4に入ったらいいなという思いでした。ワールドカップが始まってから、強いチームと対戦して徐々にチームをまとめることが出来ました。1試合ずつ良い結果が出て、どんどん強くなっていったと思います。ベスト4に入ってから、優勝までいけるのではないかと思いましたが、優勝が見えてからベスト4で終わったことは悔しいです。でも、みんなで目指した目標は達成することが出来ました。
ゴールデンボール(大会MVP)を受賞したことを決勝観戦後に大会の方に言われたときはうれしかったです。もちろん監督やチームメイトのおかげもありますし、日本からも色々な方がポジティブなメッセージを送ってくれて、毎試合力になっていたので、私のものだけでなく、みんなのものなので、うれしいです。
これから日本のビーチサッカーが決勝に進むための課題としては、国内のリーグ、トップリーグのこともあります。日本はまだプロリーグがないのにここまで来ているのはすごいこと。国内のリーグを盛り上げていければ、ビーチサッカーをやる人も増え、新しい選手も出てきます。
次のロシアのワールドカップまで、考えたらあと一年半しかありません。優勝は見えてきたので、またここからワールドカップに向けて準備していくことが大事です。世界2位、3位とも良い戦いが出来ています。次のワールドカップはベスト4ではなく、優勝を目指せると思います。

スケジュール

FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019
11月21日(木) 5-4 第1戦 vs ビーチサッカーパラグアイ代表
11月22日(金) TBC トレーニング
11月23日(土) 4-3 第2戦 vs ビーチサッカーアメリカ代表
11月24日(日) TBC トレーニング
11月25日(月) 5-3 第3戦 vs ビーチサッカースイス代表
11月26日(火) TBC トレーニング
11月27日(水) TBC トレーニング
11月28日(木) 3-2 準々決勝 vs ビーチサッカーウルグアイ代表
11月29日(金) TBC トレーニング
11月30日(土) 3-3
1PK2
準決勝 vs ビーチサッカーポルトガル代表
12月1日(日) 4-5 3位決定戦 vs ビーチサッカーロシア代表

※時間はすべて現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更となる場合があります。

FIFAビーチサッカーワールドカップパラグアイ2019

大会期間:2019/11/21(木)~2019/12/1(日)

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