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第2回地域レフェリーアカデミー集合研修会を茨城県鹿嶋市で開催

2019年09月11日

第2回地域レフェリーアカデミー集合研修会を茨城県鹿嶋市で開催

第2回地域レフェリーアカデミー集合研修会を、8月24日(土)から29日(木)にかけて、茨城県鹿嶋市の鹿島ハイツスポーツプラザで開催しました。今回の研修会には各地域のレフェリーアカデミーから審判員が1名ずつ選抜され、計9名が参加、TRAUM CUP 2019 東日本 in SUMMERで主審・副審を担当しました。

地域レフェリーアカデミーは2017年からスタートしました。各地域において優秀な若手レフェリーを2年の短期間で集中的に指導し、技術や知識の習得と人間性の育成を目指す取り組みで、9地域それぞれで3、4名の審判員が活動しています。今年からは2期生の活動が始まり、全国から審判員が集合して行う研修は今年2回目となりました。

研修および大会のなかで審判員が新たな自分の可能性に果敢にチャレンジする姿が見られました。

参加者コメント

原崇史 審判員(北信越レフェリーアカデミー生/2級審判員)
今回の研修会のテーマは「新たなものを取り入れ、生まれ変わる」でした。内容も普段とは大きく異なり、RACタイムと呼ばれる時間がスケジュールに組み込まれていて、自分たちで内容を決めました。今回は、正しい判定基準や、マネジメントとコントロールの違いについて話し合いました。演出家の佐藤さんの講義では、レフェリー=表現者であるというお話があり、そのトレーニングとして犬や猫になりきって演劇をしたり朗読をしたり審判員として表現の仕方を学びました。今回学んだ内容を地域の審判員にフィードバックし、お互いに切磋琢磨できる仲間を増やしていきたいと思います。6日間サッカーに集中できる環境を整えていただいた日本サッカー協会、インストラクターの方々をはじめとした関係者の皆様に心より感謝いたします。

河田泰斗 審判員(東北レフェリーアカデミー生/2級審判員)
今回の研修会のテーマである「新しい自分に生まれ変わる」ことを意識した6日間になりました。今まで受けてきた研修会とは違うアプローチで、「審判員」という役職を改めて考えました。特に演劇を指導されている佐藤雄一さんのセッションでは俳優と審判員の共通点が多いことを知り、見ている人を「その気にさせる」ことの難しさを知ることができました。また、普段何気なく使っている「マネジメント」や「コントロール」という単語の違いを知ることで、根拠に裏付けされた判定、判断を意識して取り組むことができました。新しい自分に変わるための知識やヒントを多く得られた研修会になりました。今回の研修をもう一度整理し、地域での審判活動に生かします。今回の研修を開催していただくにあたってご尽力いただいた方々に感謝します。

中村翔太 審判員(関西レフェリーアカデミー生/2級審判員)
今回の研修会では「新しいものを取り入れて生まれ変わる」を大きなテーマに、自分なりにも普段とは違うチャレンジを意識しました。2日目には木村博之プロフェッショナルレフェリーの講義を受けました。「『自分の感覚で』理想のレフェリングを追求すること」という言葉が印象に残っています。また研修では「なぜそうするのか?」「なぜそう考えるのか?」ということが強調されていて、自分がなぜレフェリーをやるのか、試合の中で起こした行動の根拠は何かを深く考えるきっかけになりました。それらを踏まえてチャレンジした結果、試合の中でいつもとは違う景色が見えたシーンもあり、自信とこれからの課題が明確になりました。このような研修会に参加させていただいたことに感謝しています。

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