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U-17日本代表候補 流通経済大学とのトレーニングマッチを実施

2019年03月20日

U-17日本代表候補 流通経済大学とのトレーニングマッチを実施

トレーニングマッチ U-17日本代表候補 vs. 流通経済大学
2019年3月19日(火) キックオフ時間 15:30 試合時間 120分(40分×3本)
Jヴィレッジ(福島県双葉郡)

U-17日本代表候補 0-4 (1本目0-0、2本目0-1、3本目0-3)流通経済大学

得点
45分 失点(流通経済大学)
91分 失点(流通経済大学)
113分 失点(流通経済大学)
114分 失点(流通経済大学)

1本目スターティングメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:下川太陽、田中隼人、鷲見星河、森田凛
MF:須藤直輝、田中聡、西村洸大、有田恵人
FW:西野太陽、駒沢直哉

2本目スターティングメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:大迫蒼人、佐古真礼、鷲見星河、森田凛
MF:近藤蔵波、藤井海和、荒木遼太郎、柳町魁耀
FW:大和蓮、本田修也

3本目スターティングメンバー
GK:後東尚輝
DF:大迫蒼人、佐古真礼、大橋滉太、竹内州人
MF:須藤直輝、山根陸、藤井海和、樺山諒乃介
FW:本田修也、矢尾板岳斗

交代
20分 須藤直輝 → 樺山諒乃介
60分 鈴木彩艶 → 後東尚輝
60分 大迫蒼人 → 神橋良汰
60分 鷲見星河 → 大橋滉太
60分 森田凛 → 竹内州人
60分 藤井海和 → 山根陸
60分 本田修也 → 矢尾板岳斗
100分 佐古真礼 → 神橋良汰

※交代自由

マッチレポート

福島県のJヴィレッジでトレーニングキャンプを実施しているU-17日本代表は19日(火)、流通経済大学とのトレーニングマッチに臨みました。
前日に朝夕の2部練習を行い、試合当日の朝にもセットプレーの確認を行っていたチームは、身体の疲れはあるものの精神的には充実した中での試合となりました。試合前にはミーティングを行い、森山監督からこの試合がU-17ワールドカップに繋がっていくことが伝えられ、「自分の武器を発揮して、チームの勝利に繋げる。観察力と判断力を身につけて全員で守り、攻撃では大胆にチャレンジする。ミスしても良い。格上の相手にワクワクして戦ってほしい」との言葉で選手たちはピッチに送り出されました。
40分×3本、交代自由でのトレーニングマッチとなりましたが、1本目からU-17日本代表は気持ちのこもったプレーを見せます。守備の連携が取れずシュートまで持ち込まれる場面もありましが、逆に相手ゴール前までボールを運ぶシーンも作ります。
2本目に入ると流通経済大学の強い圧力にボールを落ち着かせることが段々とできなくなります。すると、45分に自陣でボールを失い、相手のスルーパスで1対1を作られて失点してしまいます。その後はメンバー交代から少しずつ盛り返しますが、決定的な場面を作ることが出来ずに2本目を終えます。

監督から「絶対に負けたくない」と発破をかけれた3本目は前からプレスを掛けて積極的にプレーをします。しかし、91分に角度のないところから相手にシュートを決められて0-2となります。その後、なんとか1点でも返したいと前がかりになったところを相手に突かれ、立て続けに失点を許し、0-4で流通経済大学に敗れました。
手応えを感じる一方で多くの課題が出たU-17日本代表。秋に行われるU-17ワールドカップに向けてさらなる成長が求められる試合となりました。また、試合後のミーティングでは川口能活GKコーチから選手たちに向けて、数多くの経験に基づいた話が伝えられ、「今日の試合での悔しさを忘れないでほしい」と声を掛けられました。

選手コメント

MF 荒木遼太郎 選手(東福岡高)
今回の合宿では、流通経済大学の選手と試合をして自分たちのサッカーをあまりさせてもらえず非常に課題が多く残る試合でした。この試合で出た課題を練習の中で少しでも改善できるように常に意識しながら練習に取り組みたいと思います。残り少ないですが、少しでも多くのものを学びチームに持ち帰れるように自分から積極的にチャレンジしていきたいと思います。

MF 山根陸 選手(横浜F・マリノスジュニアユース)
今日の流通経済大学との試合では、アップから全員がいい雰囲気で試合に入れたと思います。個人的にはフィジカルが強い相手に対してのスピード感やプレーの強度を肌で感じることができました。そして、個人として通用する部分はありましたが攻守にわたって高い強度を保ち続けられる運動量が必要です。チームとしては速いプレースピードの中で質を求めていかないといけないと感じました。課題はまだまだありますが、今日のような悔しい試合を経験してからが大事だと思うので、また明日からのトレーニングから意識的にやっていきます。

MF 西村洸大 選手(サガン鳥栖U-18)
今回は福島県のJヴィレッジで合宿していますが、東日本震災から8年まだまだ不安な毎日が続いてると思います。そんな中、僕たちは当たり前のように生活、サッカーができています。感謝の気持ちを忘れずにやっていくのはもちろん、またサッカーを通じて被災された方々も元気になるようにプレーしていきたいです。今回の合宿では、積極的にチャレンジすることやチームのためにハードワークすることをテーマにして臨んでいます。結果を残して悔いの残らない合宿にしたいと思います。

FW 矢尾板岳斗 選手(帝京長岡高)
今日の試合は昨日一昨日で攻撃と守備のトレーニングでしたことを意識してやろうと監督から言われました。試合ではうまくボールが回らなくて良いテンポでやることが出来ませんでした。もっとコミュニケーションを取ってやらないといけないと感じました。個人としては、守から攻、攻から守への切替えがまだまだ全然遅いので、もっと早くしていかないと感じました。監督が言うように「ギラギラメラメラ」して、明日からの練習に取り組んで、今日感じた課題を改善していきたいと思います。

FW 駒沢直哉 選手(ツエーゲン金沢U-18)
試合前のミーティングから高いモチベーションで試合に臨むことができました。立ち上がりは前からプレスをかけましたが、DFとの距離が遠く自由を奪うことが出来ませんでした。攻撃ではターンしてFW西野太陽選手にボールを付けられたのは良かったですが、もう少しパススピードが必要だったし、もっとそういうシーンを増やしていきたいです。ボールを貰う時にもっとイメージを持って状況判断できるようにしたいです。また、プレーの途中からFW2人が並んでしまい、ファーストFWとセカンドFWの関係性や動き出しが少なくなってしまったので、最後までやり続ける持久力をつけていきたいです。川口コーチが言ったように、今日の悔しさを忘れず、この経験を成長に繋げていきます。

スケジュール

3月17日(日) PM トレーニング
3月18日(月) AM/PM トレーニング
3月19日(火) AM トレーニング
0-4 トレーニングマッチ vs. 流通経済大学
3月20日(水) AM トレーニング
3月21日(木) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

U-17日本代表 今後の予定

6月3日(月)~6月11日(火) 海外遠征
7月9日(火)~7月15日(月) 国際ユースサッカー in 新潟
8月13日(火)~8月16日(金) 国内トレーニングキャンプ
9月2日(月)~9月10日(火) 海外遠征
9月25日(水)~10月28日(月) 直前合宿・FIFA U-17ワールドカップ2019
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