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アカデミー熊本宇城 9期生の「ジリツ(自律・自立)、要求、助け合い」 ~JFAアカデミー熊本宇城 スタッフ通信Vol.5

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2019年02月18日

アカデミー熊本宇城 9期生の「ジリツ(自律・自立)、要求、助け合い」 ~JFAアカデミー熊本宇城 スタッフ通信Vol.5

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。

今回JFAアカデミー熊本宇城のレポートを担当するのは、小川秀樹コーチです。

9期生と一緒に

9期生(中2)を担当している小川秀樹です。昨年7月からJFAアカデミー熊本宇城でコーチをしています。

私が着任して以降、9期生と一緒に取り組んでいることはオン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチ両面における「ジリツ(自律・自立)、要求、助け合い」です。自分を律し、自分自身で考えて行動すること。そして間違ったことをしている仲間がいたらそれを正し、困っている仲間がいたら迷わず手を差し伸べること。決して簡単なことではありませんが、選手と対話を繰り返しながら働きかけ、試行錯誤を重ねる選手の姿を見守りながら我慢強く取り組んでいるところです。

テクニック、判断力の質をさらに高める

オン・ザ・ピッチではゲームで必要とされるテクニック、判断力の質をさらに高めることを中心に取り組んでいます。

より速いプレッシャーの中でも動きながら、素早く正確なテクニックを獲得すること、守備ではボール状況に応じてポジションを取り続けて積極的にボールを奪いに行くこと、攻守両面で状況の認知と判断を素早く正確に行うことです。

特に守備面での改善が見られるようになると、スピードやパワー、足元のテクニックに頼るだけでは通用しなくなってきます。だからこそボール保持者やボールを奪いに行く選手の判断を共有し、複数の選手が常に関わり続けながらプレーすることが自然と求められ、習慣化していくことが必要となります。

そして定期的にトレーニングマッチを行うことで、トレーニングで行っていることが実際のゲームでどのように必要となるのかを具体的に学ぶ機会を作っています。プレーエリアやポジション、相手の戦い方に応じて適切なプレーが選択できるように、トライ&エラーを繰り返しながらゲーム理解を深めていき、そこで出た課題を具体的なイメージを持ちながらトレーニングに臨むサイクルを作るようにしています。

少しずつではありますが、意図的にボールを奪ったりゴール前に侵入したりする回数が増えてきました。この回数をもっと増やし、質を高めていくことにこれからも取り組んでいきたいと思います。

時間の管理と使い方

オフ・ザ・ピッチでは、特に時間の使い方を大切にしています。例えばトレーニングマッチを行う日や学校の下校時間が早い時のスケジュール、毎日の学習時間を9期生全員で決めるようにして、時間の管理と使い方を考える機会にしています。

まだ自分の意志より仲間の行動に流されることや、やるべきことよりも楽しいことを選択してしまうこともありますが、少しずつ今、何をすべきなのかを考えて行動できるようになってきています。そして周りにも目を配りながら声をかけ合い、お互いに意見を出し合う姿が見られるようになりました。キックオフ時間から逆算してスケジュールを立てたり、空いている時間を見つけて洗濯機を回したり、ボール磨きをするなど、少しずつ全体を俯瞰しながら物事に取り組めるようになってきました。

仲間の変化は自分自身が変わるチャンスでもあります。そして自分自身への要求が高くなっていくと仲間への要求も高くなるため、自分自身の行動や言動に責任を持たなければならなくなります。これを繰り返していく中で、うまくいかないときにはお互いが目を配りながら、全員で助け合う大切さにも気づけるようになってきたように思います。

3月9日(土)には8期生が卒校します。2年間常に自分たちを引っ張ってくれた先輩が旅立つときに、9期生が2年間どのようにアカデミー生活を送ってきたのかが試されます。先輩の背中を見て学んだこと、自分たちが試行錯誤して学んだこと。

今度は自分たちが後輩の前に立ち、力強く引っ張っていく姿が見られることを期待しています。

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