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S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートFinal 村主博正さん、シュタルフ悠紀さん

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2018年12月18日

S級コーチ養成講習会の現場から2018 受講者レポートFinal 村主博正さん、シュタルフ悠紀さん

S級コーチ養成講習会もトライアルから約一年が経ち、受講者20名はそれぞれの課題と向き合い、同期の仲間を支えあって、揃って最終試験に臨みました。

試験会場の清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で、流通経済大学のサポートプレーヤーとともに、最後の指導実践は3日間にわたって行いました。最終日の閉講式では、講習会を終えて新たなスタートラインに立つ受講生に向けて、インストラクターから心のこもった言葉が贈られました。

2018年度S級コーチ養成講習会の最後のレポートは、村主博正さんと、シュタルフ悠紀さんからお届けします。

今週の担当:村主博正さん

約八ヶ月に渡って行われてきた2018年度S級コーチ養成講習会も、今週の「指導実践最終テスト」を最後に全日程が終了します。12月10日の午後からは、事前に抽選で決定したテーマと順番で一人25分の「指導実践最終テスト」が行われました。今回に限らず指導実践前日には、一人のために夜遅くまでみんなが意見を出し合い、話し合って練習メニューの作成、シュミレーションを繰り返していました。準備も含め最後の最後まで「一人は皆のために、皆は一人のために」が実行されていた講習会になりました。13日には閉講式が行われ、鈴木淳さんより「今日からがスタートです」の温かくも身の引き締まる言葉で送り出していただきました。

今週の担当:シュタルフ悠紀さん

S級ライセンス講習会の全日程が終了しました。長かったようで、実際には日々充実しており、あっという間に時が過ぎ去った感じがします。筆記試験、口答試験、指導実践では、これまでに経験したことがないほどの緊張感を覚えたために、全てが終了したときには、緊張の糸が切れてホッとしたのと同時に、一年間の疲れが一気に溢れ出てきたのを実感できたほどでした。

毎週楽しみに拝見していた受講生のウェブブログも、今回で最終回となりました。村主さんからバトンを受け継ぎ、22期生中最年少の私で恐縮ですが、最後を締めくくらせていただきます。

私にとってこのS級ライセンスは、かけがえのない「旅路」となりました。選手として、指導者として日本サッカー界を盛り上げてきた経験豊かな偉大な先輩方に囲まれ、何とか付いていこうと必死に頑張りました。皆様にご迷惑をかけることだけはしたくないという強い気持ちで臨んだ講習会でしたが、インターナショナルスクール出身で、選手としてのキャリアも指導者としてのキャリアも、国外を中心に積み重ねてきた私にとっては、全てが目新しいことばかりで、険しい道のりになりました。そんな私が無事にここまで辿り着けたのは、インストラクターをはじめ、受講生、講師の皆様、そして補助学生のサポートがあってのことです。講習会で与えられた様々な機会を通じて、私は多くの仲間と巡り合うことができ、ありとあらゆる意味でパワーアップが叶ったと確信しています。とはいえ私のS級は、同じS級でも、スーパーの「S」ではく、スタートラインについたばかりの「S」であることも自覚しています。今後も一生懸命精進し、一日でも早く先輩方に追いつき、日本サッカー界に自分の「カラー」を加えることができたら、それに勝る喜びはありません。本当に一年間ありがとうございました。

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