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第98回天皇杯 準決勝 ~浦和 vs 鹿島~ 浦和がアジア王者を破り、決勝へ

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2018年12月06日

第98回天皇杯 準決勝 ~浦和 vs 鹿島~  浦和がアジア王者を破り、決勝へ

12月5日(水)、天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 準決勝が茨城県立カシマサッカースタジアムで行い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で悲願の初優勝を飾った鹿島と、昨年のACLを制した浦和が対戦しました。新旧アジア王者がぶつかった準決勝は、互いに球際で意地を見せる激しい戦いとなりました。

鹿島は立ち上がり鋭い出足で流れをつかみました。2人、3人と連動して素早く相手に寄せるボール奪取で相手を押し込み、流れるようなパスワークから決定機をつくります。前半11分、左CKにニアサイドでフリーになった山本脩斗選手が頭で合わせますが、ゴール左。同19分には右クロスに西大伍選手が飛び込みましたが、これはクロスバーの上に外れました。

劣勢が続いた浦和は、最初のチャンスをものにします。前半27分。柏木陽介選手の高精度の右CKは狙い通りにGKクォン・スンテ選手を越してファーサイドへ。これをマウリシオ選手が頭でたたき込み、大きな先制点をもぎ取りました。

後半は一進一退の攻防。浦和は立ち上がりに武藤雄樹選手がドリブルで一気に持ち込み決定機を迎えましたが、シュートはGKクォン・スンテ選手が好セーブ。鹿島は猛攻を仕掛けた終盤に鈴木優磨選手の突破やセットプレーから好機を得ましたが、ついにゴールを奪えず終了の笛が鳴りました。

ハイレベルな一戦を終え、この日が68歳の誕生日だった浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督は「日本のビッグクラブ同士の対戦にふさわしい緊張感ある試合だった」と総括。7度目の頂点を目指す決勝へ「やらなければいけないことを全てやり切る」と気合十分に話しました。

監督・選手コメント

オズワルド・オリヴェイラ 監督(浦和レッズ)
非常に難しい試合でした。鹿島は素晴らしいチームです。私は同時進行で、Jリーグ、ACL、天皇杯をしっかりと戦ってきた大岩剛監督を讃えました。メンバーを入れ替えながら戦っていましたが、どちらもあまりにもいいプレーをするので、Jリーグの方がいいのか、ACLを戦っているチームの方がいいのか、分からなくなるほどでした。そのようなチームに対して勝利を収め、決勝に進むことができましたので非常に価値のある勝利だと思います。日本のビッグクラブ同士の対戦にふさわしい緊張感のある試合だったと思います。

FW #30 興梠慎三 選手(浦和レッズ)
監督は鹿島のときよりもだいぶ丸くなりました。鹿島の頃は僕も若かったので試合に出ていても「もっと走れ」と言われましたが、今は「休んでいい」と言ってくれます。大事な試合の前になるとやっぱりミーティングは長くなります。以前は、こういう展開になると最後に失点していたのですが、監督が来てから守り切れるようになりました。

大岩剛 監督(鹿島アントラーズ)
非常にいいゲームをしましたが、注意をしていたセットプレーでやられてしまい、最終的には自分たちのゲームに持っていけなかったと感じています。選手たちは非常にいいゲームをして、その姿勢は素晴らしいものがあったと伝えました。ただ、われわれはしっかり勝ち上がらないといけないクラブだとも伝えました。非常に残念な結果ですけれども、しっかり受け止めて、われわれのシーズンはまだ終わっていないので、しっかりと前を向く、全員で前に進んでいこうという話を選手にしました。

MF #30 安部裕葵 選手(鹿島アントラーズ)
前半からかなりいい立ち上がりでした。相手に押し込まれることもなく、カウンターのチャンスをつくられることもなく押し込めました。相手の1本目のシュートで失点してしまったのは鹿島らしくないと思いました。痛かったのは点を取れなかったというより取られたしまったことです。あそこで失点してしまったのが大きかったです。押し込むところまではできるのですが、創造性のある選手がたくさんボールを触らないといけないと思いました。しっかり切り替えてFIFAクラブワールドカップに備えたいです。初戦に向けて調整したいと思います。

【1回戦】5月26日(土)、27日(日)
【2回戦】6月6日(水)
【3回戦】7月11日(水)
【ラウンド16(4回戦)】8月22日(水)、一部予備日 9月26日(水)
【準々決勝】10月24日(水)、11月21日(水)
【準決勝】12月5日(水)
【決勝】12月9日(日)チケット情報はこちら

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