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スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本 U-21サッカー交流 活動レポート:日系人向けサッカー交流会を開催

2018年03月26日

スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本 U-21サッカー交流 活動レポート:日系人向けサッカー交流会を開催

南米・日本 U-21サッカー交流プログラム4日目の3月24日(土)、ガールズフェスティバルに加え、日系人向けサッカー交流会が開催されました。

今回の交流会は、在パラグアイ日本国大使館のご協力のもと実現に至りました。アスンシオン日本語学校より44名、アスンシオン日本人学校より4名の生徒が参加し、U-21日本代表の森保一監督をはじめとするコーチ陣や選手と、交流の場を楽しんでいました。

ミニゲームでは、必死にボールを追いかける子どもたちを見て、コーチ陣や選手も負けずにボールを取りに行っていました。パラグアイの公用語であるスペイン語で選手が話しかけると、子どもたちは大変喜び、交流会は大盛況のうちに終了しました。最初は少し緊張気味だった子どもたちも、終わるころには笑顔で選手と会話をしていました。交流会終了後には、子どもたちから選手におにぎりが差し入れされました。

交流プログラム5日目の25日(日)は、プログラム最後の2試合が行われ、3試合全勝のU-21チリ代表が優勝しました。U-21日本代表は1勝2敗の4位で終えました。

本日開催された試合の結果は以下の通りです。

第1試合:U-21チリ代表 1-0 (0-0) U-21ベネズエラ代表
第2試合:U-21パラグアイ代表 2-1 (2-0) U-21日本代表

コメント

西島美佳さん、山本美香さん  パラグアイ日系代表
日系人向けクリニック(サッカー交流会)を開催していただきましたことを心より感謝しております。子どもたちは今回のクリニックを大変楽しみにしており、コーチや選手と交流ができたことは非常に良い経験になったと思います。何より、子どもたちの笑顔がとても印象的でした。私たち日系人は、日本とパラグアイの2つの文化の中で育っておりますが、日本の文化に直接触れる機会はあまり多くありません。その中で、このような貴重な体験ができたことは、子どもたちにとって、一生の思い出になると思います。今回のクリニックが日系人におけるサッカー文化の普及につながり、その知識を次の世代に引き継いでくれることを願っています。いつかパラグアイ在住の日系人の中から、日本代表選手が誕生することを夢見ています。

サンチェス ミチャエル  パラグアイサッカー協会 競技運営部長
本プログラムの開催は我々にとって、大きな挑戦でしたが、成功させるべく、全力を尽くしました。全試合とてもレベルの高い試合だったと思います。観客も非常に満足していました。テレビやウェブページ等、様々なメディアを通してプロモーションを行った結果、本プログラムは、東京2020オリンピックに出場する年代の交流を目的としたものであることが広く認知されるようになりました。南米においても、このように、スポーツを通じた国際貢献事業を是非政府に推進していただきたいです。我々の監督を始め、会長も今回のプログラムに参加できたことを大変喜んでおります。特に会長は、本プログラムを実施すると決めた当初から、大変熱心に準備を進めてきました。本プログラムをパラグアイで開催してくれたことに対して大変感謝しています。また、ガールズフェスティバルも大変素晴らしかったと思います。サッカーをしたことのない子どもたちが笑顔でボールを蹴っている姿をみて、非常に感動しました。今回まいた種が今後成長することを心から願っています。そのためにも、我々はこのようなフェスティバルを継続的に開催していかなければなりません。それが、パラグアイにおける女子サッカーの更なる発展と普及につながると思います。

「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは

スポーツ・フォー・トゥモローは、2020年に行われる夏季オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。


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