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第17回全国障害者スポーツ大会 ~愛顔(えがお)つなぐえひめ大会~ ソーシャルフットボールはEspacio(千葉)が優勝

2017年11月08日

第17回全国障害者スポーツ大会 ~愛顔(えがお)つなぐえひめ大会~ ソーシャルフットボールはEspacio(千葉)が優勝

10月28日(土)~30日(月)にかけて「第17回全国障害者スポーツ大会 愛顔(えがお)つなぐえひめ大会」が愛媛県松山市を中心に開催されました。オープン競技として2度めの実施となったソーシャルフットボールは、西条市にある東予運動公園ビバ・スポルティアSAIJOで第2回ソーシャルフットボール全国大会も兼ね、地域予選等で全国から選出された10チームが悪天候にも負けず、熱戦を繰り広げました。

試合は、2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループ1位同士で決勝戦をおこないました。

決勝は、グループ内で同じ3勝1分の北海道・リベルタージ北海道を得失点差で振り切った神奈川・FC PORTと、4戦全勝の千葉・Espacioの顔合わせとなりましたが、8-1でEspacioが勝利し、優勝カップを手にしました。

大会の結果は以下の通りです。

最終順位

優勝
Espacio(千葉県/関東)

準優勝
FC PORT(神奈川県/関東)

第3位
リベルタージ北海道(北海道/北海道)、エストレージャあいち(愛知県/東海)

個人賞

MVP
竹田智哉(Espacio)

得点王
橋口孝志(FC PORT)

なでしこ賞
酒井希代美(YARIMASSE大阪)

フェアプレー賞
CitRungs Tossa(高知県/四国)

出場チーム

リベルタージ北海道(北海道/北海道)
Espacio(千葉県/関東)
FC PORT(神奈川県/関東)
エストレージャあいち(愛知県/東海)
YARIMASSE大阪(大阪府/関西)
おこしやす京都(京都府/関西)
鳥取県選抜(鳥取県/中国)
CitRungs Tossa(高知県/四国)
長崎ワイルドアミーゴズ(長崎県/九州)
愛媛オレンジスピリッツ(愛媛県/開催地)

コメント

松嵜俊太郎 選手(Espacio/キャプテン)
ソーシャルフットボールを始めて1番嬉しいです。2年前の全国大会の決勝で敗れてから、今大会に向けて準備をしてきました。大会期間中に桜井コーチから頂いた「とにかくどんな時も、自分を『信じる』、チームを『信じる』。苦しい局面でも粘り強く諦めずに『信じる』姿勢が勝利を手繰り寄せます!」という言葉をチーム全員で実践出来ての優勝だと思います。また、このような素晴らしい大会を開催して頂いた、日本ソーシャルフットボール協会様、大会運営スタッフやボランティアの皆様、ありがとうございました。大会を通じて、ソーシャルフットボールの競技の発展と精神障がいに対する理解が進む事を願ってます。ありがとうございました。

大角浩平 監督(Espacio)
第2回ソーシャルフットボール全国大会において、優勝できたことを大変嬉しく思います。私たちはこの大会に向けて、相当な準備をしてきました。週末は仕事終わりの選手も含め夜練習を行い、日曜日は地域の大会に出場して、経験を積みました。この半年間、選手たちの自由な時間はほとんど無かったと思います。そういった選手を私は心から尊敬しています。また、このような素晴らしい結果に繫がったことは約10年間にもわたる柏レイソルA.A野田の桜井コーチの指導の賜物でもあります。これからもプレーの質にこだわり続け、人間的にも成長できるようなチームを選手たちと共に作り上げていきたいと思います。そして、最後にいつも私たちを応援して下さる皆様に感謝いたします。

竹田智哉 選手(Espacio)
今回2017愛顔つなぐえひめ大会兼第2回ソーシャルフットボール全国大会MVPに選んでいただいて本当に嬉しかったです。チームの優勝を目指してプレーをして、その中でMVPになれたことも嬉しかったですし、また一人ではMVPは取れなかったので監督、コーチ、チームメイト、応援してくれた皆さんにも感謝しています。ただ、自分自身まだまだ自信を持ってMVPを貰えるような選手だとは思っていないので、また努力してふさわしい選手になりたいです。最後に今大会に関わられてご尽力下さった皆さんに感謝致します。また、愛媛オレンジスピリッツの皆さんの会場を出るときのおもてなしにも感謝です。正に愛顔をつなぐ大会だと思いました。ありがとうございました。

橋口孝志 選手(FC PORT)
優勝・MVP・得点王を獲得する気持ちで全国大会に臨みましたが、結果は決勝戦でEspacioに大敗。関東大会でも負けていたので本当に悔しかったです。だから受賞できるとは思ってもいなかった得点王になることができて本当に嬉しいです。得点を振り返ると、皆にゴールをお膳立てしてくれたものがほとんどです。今大会を通じて、これほど1点の重みを感じた大会はありませんでした。これからもっと練習してさらに強くなって、PORTを勝利に導く1点、そして今度こそ優勝できる選手・チームになれる様に頑張ります。本当にありがとうございました。

酒井希代美 選手(YARIMASSE大阪)
この度はなでしこ賞をいただけたこと、本当にうれしく思っております。個人賞を頂きましたがチームの関係者、監督、コーチ、選手のみんながあっての賞だと思います。初めてソーシャルフットボールの全国大会を経験できたことは自分にとって貴重で多くのことを学ぶこととなりました。全国大会は10チームで争いましたが、各都道府県の予選なども合わせて、自分と同じように精神障がいがありながらもスポーツに取りくんでいる方々がたくさん居ることを改めて共感し心強く思いました。自分だけではないんだと!なのでぜひ今苦しんでる方々にフットボールは楽しくて病気が良くなりますよと声を大にして言いたいです!

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