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U-17日本代表 惜しくも引き分けでスタート【第21回国際ユースサッカー in 新潟】

2017年07月16日

U-17日本代表  惜しくも引き分けでスタート【第21回国際ユースサッカー in 新潟】

第21回国際ユースサッカー in 新潟大会 第1戦 vs U-17クロアチア代表
2017年7月15日(土) キックオフ16:30 試合時間90分(45分ハーフ)
新発田市五十公野公園陸上競技場(新潟県新発田市)

U-17日本代表 1-1(前半0-1、後半1-0)U-17クロアチア代表

得点
15分 失点(U-17クロアチア代表)
59分 上月壮一郎(U-17日本代表)

スターティングメンバー
GK:谷晃生
DF:池髙暢希、関川郁万、小林友希、橋本柊哉
MF:桝谷岳良、福岡慎平、岩本翔、上月壮一郎
FW:中村敬斗、斉藤光毅

サブメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:馬場晴也、菅原由勢
MF:鈴木冬一、奥野耕平、平川怜
FW:宮代大聖、栗原イブラヒムジュニア

交代
HT  関川郁万 → 菅原由勢
HT  桝谷岳良 → 平川怜
HT  中村敬斗 → 宮代大聖
63分  岩本翔 → 奥野耕平
71分  福岡慎平 → 鈴木冬一
89分  上月壮一郎 → 栗原イブラヒムジュニア

マッチレポート

U-17日本代表は15日(土)、「第21回国際ユースサッカー in 新潟大会」の初戦でU-17クロアチア代表と対戦し、1‐1の引き分けで大会をスタートしました。

U-17クロアチア代表は、惜しくもFIFA U-17ワールドカップインド2017の出場は逃しましたが、ヨーロッパ最終予選となるUEFA U-17選手権のホスト国で、その大会を制したスペインと引き分けるなど、互角の戦いを見せた強豪チームです。U-17日本代表としては、新戦力が多くスタメンに選出され、勝利し是非流れを掴みたい所です。

猛暑の厳しい環境の中、多くの観客がかけつけ、試合は開始します。昨年度も本大会に参加したクロアチアが試合序盤は積極的に仕掛け、日本は少しバタバタした立ち上がりになります。日本は消極的なプレーやトラップミスやパスミスが多く、なかなかリズムを掴めません。そして、15分にはMF福岡慎平選手のバックパスを相手FWに拾われると、GKもかわされて失点してしまいます。その後も劣勢な時間が続き、何度も相手FWにDFの背後を取られ、28分には決定機を許しますが、DF関川郁万選手が辛うじて相手シュートをブロックします。34分にも相手FWにGKとの1対1の場面を作られますが、GK谷晃生選手が何とか足で防ぎ、2失点目は許さず、前半はそのまま0-1で終了します。

後半日本はメンバーを変更し、MF平川怜選手からワイドにボールが展開されだすと、パスワークのリズムが良くなり、攻撃の回数が圧倒的に増えていきます。後半右サイドに移った福岡選手が何度も仕掛けてチャンスを作ると、左サイドからもMF上月壮一郎選手が次々と仕掛けていきます。そして59分、上月選手がゴール前でボールを受けると、相手DFを1人かわして左足で振り抜くと、シュートが豪快に決まり、同点ゴールを奪います。

これで勢いが出てきた日本は、疲れが見え始めた相手を崩しにかかります。65分には、福岡選手が右サイドを攻略し、低いクロスをFW斉藤光毅選手が合わせますが、惜しくも外れます。さらに74分には、ゴール前でテンポ良くパスが繋がり、平川選手のクロスのこぼれ球を上月選手が狙いますがシュートは外れます。一方のクロアチアも集中した守備を見せ、強烈なカウンター攻撃を仕掛けます。81分には、左サイドを攻略され、クロスを上げられて決定的なチャンスを許しますが、GK谷晃生選手が相手のシュートを立て続けにスーパーセーブで防ぎます。すると今度は日本に絶好の勝ち越し機が訪れ82分、平川選手のループパスを受けた宮代大聖選手が相手DFと競りながらシュートを狙いますが、シュートはポストを直撃します。日本はその後も惜しいチャンスを何度も迎えますが決めきれず、試合は1-1で終了。

日本は前半は苦しい展開だったものの、後半に立て直し攻め込みましたが勝ち切ることができず悔しい一戦となりました。

日本の次戦は16日(日)、この日U-17新潟選抜に7-3で快勝したU-17メキシコ代表との試合になります。

選手コメント

DF #3 小林友希 選手(ヴィッセル神戸U-18)
本日の試合は、前半、相手FWを2人のCBの間に置いてしまったことで、何度も裏を取られラインがかなり下がってしまいました。また、リスク管理が甘くカウンターを受けてしまいました。常にラインの上げ下げをはっきりし、コンパクトな陣形を保つことが大事だと再認識しました。競り合いでほとんど負けてしまったので、明日の試合に向けて、自分よりフィジカルが勝る相手に対する競り方を改善したいです。また、クロスに対して先に対応すること、カウンターの対応を意識して臨みたいです。U-17メキシコ代表との対戦は苦い思い出があるので、明日は、スタッフ・選手全員で絶対に勝ちたいと思います。

MF #14 上月壮一郎 選手(京都サンガF.C. U-18)
本日の試合の前半は、なかなか自分たちのリズムに持っていけず、自分たちのミスも多く、失点もしてしまい苦しい時間帯が多かったです。後半は、テンポの良いパス回しで相手を疲れさせて、良い連携からいくつもチャンスを作られましたが、自分が最後に決められなくて本当に悔しい試合になりました。同点ゴールは奪えたものの、得点チャンスの回数を考えるとまだまだ課題が多いです。この試合では、改めて1点の重みを実感しましたし、先制して自分たちの流れにもっていけたら良かったかなと思います。明日は、昨年12月のチリ遠征で対戦したU-17メキシコ代表と対戦できるので非常に楽しみです。当時は、自分自身何も通用しなかったので、積極的なプレーでチームとしても個人としてもリベンジして絶対に勝ちたいと思います。

FW #9 斉藤光毅 選手(横浜FCユース)
初めてU-17日本代表に招集されて大変嬉しく思います。これまでのトレーニングでも感じましたが、本日の試合で改めてレベルの違いに驚かされました。試合前から想定はしていたものの、相手チーム、味方チームも含めて想像以上でした。特にチームメートの中村敬斗選手や宮代大聖選手から学ぶことも多く、学んだことを自分も意識して、しっかり結果に繋げていきたいと思います。この試合で、数少ないシュートチャンスの中で、何回もボールタッチをしている暇がないということを身をもって感じました。本当に一瞬で決めきる力が試されると思いました。自分自身、まだまだ決定力不足を感じるので、今からでも改善していきます。次の試合では、FIFA U-17ワールドカップインド2017の優勝候補でもあるU-17メキシコ代表が相手なので、今回の試合で出た課題を一つ一つ無くしていくのと、自信を持ち、しっかりと自分のプレーを出していきたいと思います。

スケジュール

第21回国際ユースサッカー in 新潟
 7月15日(土) 1-1  vs U-17クロアチア代表(五十公野公園陸上競技場)
 7月16日(日) 16:30  vs U-17メキシコ代表(五十公野公園陸上競技場)
 7月17日(月・祝) 15:50  vs U-17新潟県選抜(デンカビッグスワンスタジアム)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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