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ナショナルGKキャンプ2016 活動レポート

2016年02月16日

ナショナルGKキャンプ2016 活動レポート

2月12日から14日まで、ナショナルGKキャンプを大分県・大分スポーツ公園で開催しました。

このキャンプは、将来の日本代表、アンダーカテゴリー代表GKの育成を目的に年に1度開催しています。

日本全国から選ばれて集まったU-18の選手10名、U-15の選手10名、合計20名の選手が3日間、トレーニングを行いました。

コーチ・選手コメント

川俣則幸 GKプロジェクトリーダー
10月から2月に開催時期を変更して2回目、通算で18回目となるJFAナショナルGKキャンプを開催し、無事に終えることが出来ました。全国9地域よりU-18,U-15各10名、合計20名の選手が参加し、U-18,U-15の年代毎に、3人のナショナルトレセンコーチGK担当と映像撮影担当のテクニカルスタッフ1名が担当し、トレーニング前にU-17,U-20のワールドカップの世界基準のプレーの映像を見た上で、テクニック、ファンクション、そして最後はゲーム形式で4回のトレーニングを行いました。

また、トレーニング中に撮影した映像を元に、夜のミーティングでは、選手個々に自分のプレー分析をしてもらい、今の自分を知り、出来ることと課題を明確にし、更に成長するために必要な事とその取り組み方の共有を行いました。今年は来年のU-17,U-20のワールドカップのアジア予選を兼ねたAFC U16選手権、U19選手権が開催されます。選手達はその代表チームの下の年代にあたりますが、今回のキャンプでの経験を活かし、こうした大会に向けたアンダーカテゴリー代表、更に将来の日本代表になることを目標に努力を継続してもらえればと思います。良い準備、予測からの判断とテクニックの発揮、また、味方選手との連携など、取り組まねばならないことは多いですが、ここで出会った同年代のGKとの競争、世界基準への取り組みを継続し、更なる成長をしてくれることに期待したいと思います。選手参加にご協力を頂いた所属チームならびに学校関係者の皆様に、感謝を申し上げます。

武者大夢 選手(北海道大谷室蘭高等学校)
GKキャンプへの参加が決まったとき、全国から集まるレベルの高い選手や、優秀な指導者からスポンジのように何でも吸収していこうと思いました。キャンプがスタートし、期間中は純粋にサッカーを楽しむことができました。普段はキーパーだけで練習することがなく、またフィールドプレーヤーとしてトレーニングすることもないので、他の選手の良いところや、新しい気づきを発見することができました。レベルの高い選手と丁寧で分かりやすい指導の下、練習することにより、シュートを打たれる瞬間にしっかり構えることや、相手との距離によって手、腕の高さを変えるということなど、自分の苦手とするプレーも分かりました。今後はそのような課題をシーズン開幕前までに改善し、将来は海外でも活躍できるような選手に成長していきたいです。

北原一樹 選手(愛南町立御荘中学校サッカー部)
GKキャンプへ参加することを知ったときは、驚いたのと同時に、自分以外の参加選手が全員クラブチーム所属の選手だったので緊張もしました。また、上手い選手ばかりだろうから学べることが沢山あると思い、楽しみでもありました。キャンプが始まってコーチからの指導を受けてみると、GKに関する技術や考え方について学べることが多くあり、キャッチングやセービングの良い所、悪い所を指摘してもらいました。キャンプに参加している他の選手たちとは、ピッチ内外でコミュニケーションが取れ、他の選手のプレーを見ることによって、自分の改善点などを見つけ、自分で考え、修正することができました。自分で考え行動することがテーマだったこのキャンプでは、全て指導してもらうのではなく、自分で考えプレーすることが出来たと思います。今後は愛媛国体があるので、それに向けてGKキャンプで見つけた課題を改善し、チームメートから信頼されるような選手になって、将来はJ1や日本代表で活躍するプロ選手になって両親に親孝行したいです。

スケジュール

2月12日(金) PM トレーニング                     
2月13日(土) AM/PM トレーニング
2月14日(日) AM トレーニング
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