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都道府県サッカー協会取り組み紹介-シニアサッカーの取り組み(大阪府サッカー協会)

2015年05月25日

都道府県サッカー協会取り組み紹介-シニアサッカーの取り組み(大阪府サッカー協会)

各都道府県サッカー協会の方針や活動内容を、「シニア」「第1種」「第2種」「第3種」「第4種」「キッズ」「女子」「フットサル」「ビーチサッカー」「審判委員会」「施設委員会(環境整備)」「技術委員会」の12テーマの下、ご紹介します。全国でどのような活動が行われているのか、この機会にぜひご一読ください。
今回も引き続きシニアサッカーの取り組みをご紹介いたします。

※以下の寄稿記事はJFA news 2015年4月号「REGIONAL NEWS」コーナーにも掲載されています。

シニアサッカーの取り組み~大阪府サッカー協会

鶴目晴秀 シニア委員会 委員長
「J-GREEN堺の誕生とともに」

2010年3月、大阪府堺市にJ-GREEN堺が誕生したのを機に、大阪のシニアサッカーは飛躍的に発展しています。

それまで全国シニア大会の予選でも土のグラウンドで行っていましたが、関係者のご理解により、現在は全ての公式戦を人工芝・天然芝のフィールドで開催できるようになりました。登録チームも、2009年度は40代が3チーム、50代が5チームの計8チームしかありませんでしたが年々増加し、2015年度は40代が12、50代が11、60代が4、70代が1チームの計28チームとなっています。

この背景には、競技会の環境改善はもちろん、2012年の「プレ・マスターズ(35歳以上)サッカー大会」や「全国シニア(50歳以上)サッカー大会」、2013年の「第1回全国シニア(40歳以上)サッカー大会」など、全国大会が相次いでJ-GREEN堺で開催されたことで、それに刺激を受けた競技志向の高いシニアプレーヤーが登録し、大会に参加する機会が増えたことが挙げられます。また、従来は登録費を払っても公式戦が年度初めの全国大会予選しかないという課題がありましたが、登録チームの立場に立って改善し、いまや秋の恒例行事ともなった「府民スポーツ・レクリエーションフェスティバル」の拡充にも取り組みました。この大会は、JFA登録チーム・登録選手以外にも門戸を開き、加盟チームとの交流を図りながら、次年度以降、正式に加盟登録していただくためのステップの大会として機能しています。

2012年には念願の「第1回大阪シニアリーグ」を開催することができました。このリーグも試行錯誤しながら公式戦として年々充実してきており、2014年度には40代、50代ともに10チームが参加。勝負にこだわるチーム、試合を楽しむチームとそれぞれのチームの目的に沿って、リーグ戦を戦っています。現在は、冬場に短期集中でリーグ戦を行っていますが、今後は年間を通じたリーグ戦を検討しています。

大阪にはJFA登録チーム以外にもたくさんのシニアチームが存在し、各地域でシニアリーグやシニア大会が行われています。また、選手が複数のチームを掛け持ちしている状況も見受けられます。チーム数が増えればグラウンド不足や運営スタッフ不足という課題も出てきますが、さまざまな形態のシニアプレーヤーが楽しくプレーできる環境づくりを進めていきたいと考えています。幸い、J-GREEN堺に「大阪フットボールセンター」として2面の人工芝ピッチが増設されます。ハード面の整備とともに、大阪のサッカーファミリーの拡大に積極的に取り組んでいきたいと思います。

写真はS1ピッチの西側に建設中の「大阪フットボールセンター」です。

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