JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > U-22日本代表 リオデジャネイロオリンピックアジア最終予選へ進出!

ニュース

U-22日本代表 リオデジャネイロオリンピックアジア最終予選へ進出!

2015年04月01日

U-22日本代表 リオデジャネイロオリンピックアジア最終予選へ進出!

AFC U-23選手権2016予選(リオデジャネイロオリンピック・アジア1次予選)
第3戦 vs U-22マレーシア代表
2015年3月31日(火)    キックオフ 20:45    試合時間 90分(45分ハーフ)
Shah Alam Stadium(マレーシア)

U-22日本代表   1-0(前半1-0, 後半0-0) U-22マレーシア代表

得点
41分   久保裕也(日本)

スターティングメンバー
GK: 牲川歩見
DF: 安在和樹、植田直通、奈良竜樹、室屋成
MF: 荒野拓馬、遠藤航、久保裕也、大島僚太、野津田岳人
FW: 鈴木武蔵

サブメンバー
GK: 櫛引政敏、中村航輔
DF: 西野貴治、山中亮輔、松原健
MF: 原川力、中島翔哉、豊川雄太、矢島慎也
FW: 浅野拓磨

交代
59分  久保裕也 → 中島翔哉
66分  大島僚太 → 原川力
82分  荒野拓馬 → 浅野拓磨

マッチレポート

AFC U-23選手権予選(オリンピック1次予選)最終戦、U-22日本代表は開催国マレーシアを1-0で下し、最終予選への切符を手にしました。

試合当日はこの遠征で一番激しい雷雨に見舞われ、第1試合のベトナム対マカオ戦が一時中断されたため、試合前のウォーミングアップをピッチでできないというアクシデントがありましたが、日本は序盤からゲームをコントロールします。

1次予選の3試合全てを4-2-3-1の布陣で臨んだ日本は、29日に対戦したベトナム同様、5バックを敷いてきたマレーシアに対し、ピッチコンディションが良くない中、縦・横・斜めに人とボールが動き、次々と攻撃を仕掛けます。

16分、DF安在和樹選手が強烈なミドルシュートを放ちますが惜しくも相手ディフェンスに阻まれます。32分にはMF遠藤航選手がミドルシュートを打ちますが、相手GKの好セーブに合いゴールを割ることができません。41分、左サイド安在選手からのクロスにFW久保裕也選手が頭で合わせ待望の先取点を挙げます。終了間際にDFの裏を取られ危ない場面もありましたが、GK牲川歩見選手がスーパーセーブを見せ前半を1-0とリードして折り返します。

手倉森監督は「バランス良く戦えている。ラスト45分、良い終わり方をしよう!」と選手を激励し後半のピッチへ送り出しました。後半に入っても攻勢をかける日本は、59分にMF野津田岳人選手のCKを遠藤選手が頭で合わせるも惜しくもゴール左へ。MF中島翔哉選手、MF原川力選手、FW浅野拓磨選手を投入し追加点を狙いますが、フィニッシュを決めきれません。試合はそのまま1-0で終了。U-22日本代表がタフなゲームを勝ちきり、最終予選進出の切符を獲得しました。

チームは1日、午前中にリカバリー練習を行い、その夜、マレーシアを発ちます。6大会連続のオリンピック出場を目指すU-22日本代表。2016年1月にカタールで開催される最終予選に向けて、7月1日(水)、ユアテックスタジアム仙台で国際親善試合を戦います。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
ゲームをコントロールして3連勝した選手たちに感謝したいと思います。どんな状況であろうと動じず、自分たちの志に向かってパワーを出すことを求めてゲームに送り出しました。得点こそ1点だけでしたが、バランスが重要という話をしていたので、その部分は前の試合から向上していたと思います。しかし、バランスを整えた分、一つ一つのプレーが丁寧過ぎました。柔らかさと強引さの使い分けを課題としてこれから取り組んでいかないといけません。どの選手が出ても力が変わらないよう、レギュラーが2チーム分あるくらいの総合力を高めたいと思います。

FW 11  久保裕也 選手(BSCヤングボーイズ/スイス)
今日の試合ではゴールという結果を出せました。ただ、自分のベストな状態の50%程度の出来でした。自分自身、日本でプレーしていた時よりだいぶ変わった部分があると思います。プレーがシンプルになり、無駄なエネルギーを使わなくなりました。自分にとって“日本代表”というものは、日本にいた頃より、行きたいと思う場所、誇りに思えるような場所となりました。オリンピックには絶対に出たいので、最終予選に向けてコンディション含めてレベルアップに努めたいです。最終予選は絶対に負けられないので、勝ちたいです。

MF 14  荒野拓馬 選手(コンサドーレ札幌)
3戦全勝で終えることができたのは良かったです。個人的には、もう少しゴールに直結するプレーができたら良かったと思います。大差で勝つというイメージを持たれがちですが、アジアのレベルは上がっていますし、これからは今日のようなタフな試合が続くと思います。最終予選では、こういう状況でもう一点とどめの点を取れるようになりたいです。そのために、所属クラブでフィニッシュのプレーの精度を高めることを意識し、上手くなってまたU-22日本代表に帰ってきたいと思います。

DF 5  植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
ピッチコンディションの良くない中、かつ、なかなか点も取れない状況で、0点に抑えて勝てたことは良かったと思いますが、危ないシーンもありました。このままではもっと上のレベルにはいけません。所属クラブに戻ってしっかり練習してレベルを上げたいです。チームとしては、みんながやろうとしているサッカーがやっと少しずつ見えてきた気がします。アジアの厳しい環境でいかに監督が求めるサッカーをできるか、それにはまだ練習が必要です。まずは所属クラブで試合に出られるよう頑張りたいです。

スケジュール

AFC U-23選手権2016予選
3月27日(金)

7-0

第1戦   vs U-22マカオ代表(@Shah Alam Stadium)
テレビ放送:日本時間17:00~ BSフジ LIVE
3月28日(土) AM トレーニング
3月29日(日) 2-0 第2戦   vs U-22ベトナム代表(@Shah Alam Stadium)
テレビ放送:日本時間21:15~ フジテレビ LIVE
3月30日(月) PM トレーニング
3月31日(火) 1-0
第3戦   vs U-22マレーシア代表(@Shah Alam Stadium)
テレビ放送:日本時間21:45~ フジテレビ LIVE
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー