JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > U-21日本代表 第17回アジア競技大会(2014/仁川)活動レポート(9/20)

ニュース

U-21日本代表 第17回アジア競技大会(2014/仁川)活動レポート(9/20)

2014年09月21日

U-21日本代表 第17回アジア競技大会(2014/仁川)活動レポート(9/20)

グループステージ突破のかかるネパール戦を翌日に控えるU-21日本代表は20日(土)、安山市内の練習会場で最終調整を行いました。

この日の練習も前日に続いて午前10時半よりスタート。快晴のもと強い日差しを浴びながら、アジリティー系のトレーニングを中心に最後はCK、FKのセットプレーを確認し、約1時間で終え、明日の試合に備えました。

夕食前には昨日に引き続きミーティングを実施し、この日はネパールの特徴を選手たちと共有しました。

対戦するネパールは、23歳以下の選手を中心にオーバーエイジ枠の選手を2名加えた構成でこの大会に臨んでいます。粘り強いプレーが特徴で、ここまで2戦2敗と結果が出ていませんが、敗れた2試合とも終盤まで接戦に持ち込んでおり、決して侮れません。
勝点3でグループDの2位につける日本は、勝てば前回大会(2010年広州大会)に続きグループステージ突破が決定。また日本が勝ち、同組で同時刻に行わるクウェート対イラク戦で、クウェートが首位のイラク(勝点6)に勝てば、スコアによりますが1位突破の可能性が残されています。
この21歳以下で構成されるチームにとって、次のラウンドに進んで1試合でも多く戦い、さらにメダル争いに食い込むことは、2年後のリオデジャネイロオリンピックにもつながる非常に大きな経験となるだけに、ぜひとも勝利をおさめたいところです。

グループステージ第3戦 U-23ネパール代表戦は、21日(日)14時キックオフ。この試合の模様はNHK総合テレビで生中継される予定です。

監督・選手コメント

手倉森誠 監督
このグループにおいて、(試合に)出る出ないは関係なく、出ていない選手もいかに出ているつもりの意識でやっているかということが大事だと感じています。
この大会をやりながら成長していこうという話をしているので、今スタートから使われていない選手も、「使ってみろ」ぐらいの気持ちでいられるかどうかが大事です。

本番、予選を考えたら、ここで7試合できるかどうかは非常に大きい。みんなでいろいろな経験をここで積むというのは非常に大事です。
選手たちにとってはスタート、サブにとらわれずに、進むべきゴール地点というのはしっかりと描かれていないといけないですし、それが正しいメンタリティになって、よりよい成長につながると思います。また、そこには正しい競争というものがないといけません。
ただこの大会だけをみれば、この間の敗戦の悔しさと、自分たちがこれから何を示そうとしているのか、そういった志をグループステージ最終戦で存分に発揮しないといけませんし、ここまでの高まりがノックアウトステージへとさらに続くと思っています。

イラクに負けて強気なことを言うのもどうかと思いますが、あの試合で多くのものを気づかされたのは確かなので、負けてよかったといえるような結果を出していければいいと思います。

ーネパールの印象について
対人を怖がらないタフさがあるし、止まった状態から2、3メートルの動きの速さといった一瞬のスピードというのはあります。日本としては、予備動作とか準備といったところでプレーに幅を持たせて、警戒しないといけないと思います。

山中亮輔 選手(ジェフユナイテッド千葉)
ー選手村での生活はについて
もう一週間くらい経ちましたし、問題なく生活できています。
最初は不慣れなところはありましたけど、海外では当たり前だと思うし、慣れていかないと、オリンピック予選とかも戦えないと思うので、こういうことが経験できてよかったとプラスに考えています。

ー明日のネパール戦は
まずは絶対に勝利が求められると思うので、まずは貪欲にいかないといけないし、しっかりとチーム全員で戦って、まずはグループステージ突破という目標を達成したいと思います。

ー個人的には
アシストという目に見える結果を常に狙っていますが、まだこの大会でアシストを決めていないので、そこを意識してプレーして、明日の試合でできればいいと思います。

矢島慎也 選手(浦和レッズ)
ー選手村での生活について
日本とはまったく違いますが、徐々に慣れてきているので、それがプレーにもいい感じとなって表れてくればいいなと思います。

ーイラク戦について
イラクに連敗しているので、相手の試合運びの上手さは認めないといけないと思いますが、それは自分たちにも努力すればできることなので、その点を課題として認識できたことは良かったと思います。

ー個人的には
得点に絡められたのは良かったですが、後半の決定機を外しているので、そこは自分の力不足を受け入れて、次の試合ではしっかりと決められるようにプレーしたいです。

ーネパール戦について
勝たないといけないというのはやはり難しい試合になることが多い印象があります。誰かがさぼりだすとチームの和が乱れてくるので、一人一人がしっかり自分のプレーをしないと勝てないと思いますし、自分もそこはちゃんと意識してプレーしたいです。

 

サッカー男子 テレビ放送予定

9月21日(日)13:50~16:00 グループステージ第3戦 対 ネパール NHK総合(生中継)
※東北地方はEテレで14:00より放送
※放送予定は、急遽変更される場合がありますので、最新のテレビ番組表をご確認ください。

U-21日本代表 マッチスケジュール

9月14日(日) 4-1 対 クウェート Incheon Football Stadium
9月17日(水) 1-3 対 イラク Goyang Stadium
9月21日(日) 14:00 対 ネパール Goyang Stadium
9月25日(木)/26日(金) 17:00/16:00 ラウンド16 Hwaseong Sports Complex Main Stadium/
 Incheon Football Stadium
9月28日(日) 17:00 準々決勝 Munhak Stadium/Goyang Stadium
9月30日(火) 17:00/20:00 準決勝 Incheon Football Stadium/Munhak Stadium
10月2日(木) 20:00 決勝 Munhak Stadium

第17回アジア競技大会(2014/仁川)大会組合せ

グループA 韓国、マレーシア、サウジアラビア、ラオス
グループB ウズベキスタン、香港、バングラデシュ、アフガニスタン
グループC オマーン、パレスチナ、シンガポール、タジキスタン
グループD 日本、クウェート、イラク、ネパール
グループE タイ、モルジブ、東ティモール、インドネシア
グループF 朝鮮民主主義人民共和国、中国、パキスタン
グループG UAE、インド、ヨルダン
グループH イラン、ベトナム、キルギス
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー