JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 活動レポート(8/26~27)

ニュース

JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 活動レポート(8/26~27)

2014年08月28日

JFAエリートプログラム女子U-13 トレーニングキャンプ 活動レポート(8/26~27)

今年度2回目となるJFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプを札幌サッカーアミューズメントパークで8月26日より開始しました。今回のキャンプは29日まで、28日の夕方には男子チームとトレーニングマッチを行う予定です。全国から集まった23人の選手たちのほとんどが初めての北海道で、気温22℃、湿度50%というさわやかな気候をとても喜んでいました。

1日目

全国各地から集まるこのキャンプ。選手の中には初めての飛行機移動で緊張したという声もありました。集合後のガイダンスで今回のキャンプで意識して取り組んでほしいことである「ハードワーク」「挑戦・向上心」「チームワーク」の3点を確認し、活動をスタート。トレーニングの後には体幹トレーニング・ストレッチを全員で確認しながら行いました。これは最終日までしっかり継続していきます。活動が盛りだくさんの初日は、この後にコミュニケーションスキル、ケガとRICEについてのレクチャーを受けました。

コメント

長江伊吹 選手(富山県:富山レディースサッカークラブ)
北海道への移動について
私は富山から北海道まで、初めて一人で飛行機に乗りました。不安と心配の気持ちが大きくとても怖かったです。しかし、実際に飛行機に乗ると、CAの方々が優しく接してくれたので安心して北海道までたどり着くことができました。これから一人で移動することが多くなると思うので、この経験を生かしていきたいと思います。

菊池まりあ 選手(鹿児島県:神村学園中等部女子サッカー部)
今日のトレーニングについて
全国各地の代表が集まる活動に参加するのは初めてだったので、緊張とワクワク感いっぱいでトレーニングに臨みました。
ウォーミングアップのランニングでは、ただ走ればいいんだと軽い気持ちで走ってしまいましたが、コーチから「最後にスピードが落ちる」と言われ、そういうところにも意識が必要だと実感しました。
次にパス、ヘディング、スローイン、ロングキックを2人1組で時には楽しく、時には真剣にやりました。パスでは常に次の方向を見るということを徹底しました。コーチに「チャレンジをドンドンしよう。失敗は悪くないよ」とアドバイスをもらい、自信がつきました。

田中澄枝 先生(コミュニケーションスキル講師・つくば言語技術教育研究所)
エリートプログラムのキャンプ初日夜に恒例となっている、コミュニケ―ションスキルの講義を行いました。今回は今年度のU-13の2回目で、プログラムは自己紹介、問答ゲーム、再話に取り組んでもらいました。
自己紹介内での「私のおすすめの一冊」、そして問答ゲームでは、改めて自分の考えを整理して伝えることの難しさを学んだようです。また、再話では20分集中し、論理的な展開を意識しながら作文にまとめようとする姿に、わずか3ヶ月の間にも成長を感じ取ることができました。ただし、全体として少しおとなしい印象です。積極的に選手間、そして選手・スタッフ間でコミュニケーションを取ることが実り多いキャンプとなることを伝え、講義を終えました。
わずかな時間での取り組みですが、プログラム体験を経て日々の気づきが自立した選手へとつながることを引き続き伝えていきたいと思います。

田中智子 選手(大阪府:セレッソ大阪堺ガールズ)
コミュニケーションスキルについて
初めてコミュニケーションスキルの授業を受けて思ったことは3つあります。
1つ目は自己紹介のときに、いろいろな人の発表を聞いて、いろいろな本があるんだなと思いました。2つ目は問答ゲームのときに、しゃべることが大事だとわかったので、これからはいっぱいしゃべろうと思いました。3つ目は再話のときです。再話はこの中でいちばん難しいと思いました。特に話を聞きながらまとめることがすごく難しかったです。これからも続けてできることがあるので、生かしていきたいと思います。

2日目

2日目も朝から快晴で、とても過ごしやすい気候の中、午前は守備、午後はポゼッションをテーマに2時間ずつみっちりトレーニングを行いました。最後の45分間は15分×3本の紅白戦を行い、これまでのトレーニング内容をゲームの中で確認しました。

夜はU-17日本女子代表の高倉監督から、自分の目標に向かって、そして自分で「なでしこジャパン」をつかみとるには、どうこのキャンプにどう取り組むべきかという話がありました。その後には「水分補給」と、テスト形式でのピッチサイズ・サッカールールについてのレクチャーがありました。少年用サイズから正規サイズのピッチになってまだ半年のせいか、選手の中でも全12問中6問正解が最高でしたが、サッカーを理解し、有利にゲームを進めるためにも、こういう知識も必要だということを楽しみながら確認できたようです。

コメント

森重亜衣子 選手(広島県:青崎サッカークラブ Hanako Clover's)
今日のトレーニングについて
今日のトレーニングでは、パス&コントロール、4対4、2対2対2、ゲームをしました。パス&コントロールでは、パスの精度、ボールを受けるタイミングを、4対4や2対2対2では考えて動き、まわりを見るのを意識しました。ゲームは11人で協力して、パス回しをし、コミュニケーションを取りながらプレーしました。
あと2日トレーニングがあるので、アップから集中してしっかり声を出し、自分の思って
いることをしっかり伝えてやり切りたいです。

上田佳奈 選手(埼玉県:浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース)
高倉監督の話を聞いて
今日の夜のレクチャーでは、U-17日本女子代表監督の高倉さんから話を聞くことができました。高倉さんの話を聞いて、毎日の積み重ねが大切だということを感じました。
私の将来の夢はなでしこジャパンの一員として世界の舞台に立ち、優勝することです。U-17日本女子代表の中に私が所属しているチームの先輩がいて、ワールドカップで優勝して喜んでいる姿をテレビで見ました。なでしこジャパンになるためにもまずは各年代の代表に入ることが大切だと思っています。自分はまずU-17ワールドカップ予選メンバーに入ることを目標に置いて、また明日からのトレーニングに取り組みたいです。

北村美羽 選手(千葉県:ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
ピッチサイズ・サッカーのルールを学んで
今日学んだことはなんとなく知っているつもりでいましたが、ちゃんとわかっていることが少なかったので、基本的なことでしたが全て覚えておきたいと思いました。

スケジュール

8月26日(火) 15:00/19:30 トレーニング/コミュニケーションスキル
8月27日(水) 9:00/15:00 トレーニング
8月28日(木) 9:00/17:00 トレーニング/ゲーム
8月29日(金) 9:00 トレーニング
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー