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JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 気持ちと身体を整えて、明日からの決勝トーナメントに臨む

2014年06月03日

JFAエリートプログラム女子U-14中国遠征 気持ちと身体を整えて、明日からの決勝トーナメントに臨む

大会中日の6月2日は朝からとても涼しく、休息日としてとても過ごしやすい一日でした。グループリーグで敗退したチームは今日で活動が終了、会場をにぎやかにしてくれていたグアムや北マリアナ諸島の選手たちが帰っていったので、会場は急に静かになり、さみしく感じるくらいです。
日本チームは、気持ちと身体を整える日、そして中国を知る日として過ごしました。

午前中には遠征前に宿題となっていたグループワークの発表を行いました。課題は6つ、中国の歴史、日本と中国の関係、中国の料理など、日本で調べてきたことを3人ずつのグループで工夫をしながらまとめ、みんなの前で発表です。これまでなんとなくしかとらえていかなったことを、知識として知る、そして実際に中国に滞在して体験して知ることで、興味や印象が変わっていったようです。
その後には、初めて中国足球訓練基地の外に出て、周辺を散策しました。この敷地のすぐ外には北京郊外、都市部ではない地域の中国の人たちの日常の生活がありました。敷地内のクリーンで整った状況とは全く違う光景に、選手たちは何を見て、何を感じ、何が自分の中に残ったのでしょうか。

午後のトレーニングまでの時間を使って、部屋・荷物の片づけ、借りているウエアの確認をしました。トレーニングでは連日激しい試合を行った身体のコンディショニングを主に行い、最後は2タッチプレーまでの紅白戦を楽しみました。
いよいよ明日から決勝トーナメント、昨年の日韓交流プログラムでは勝てなかった韓国にリベンジする気持ちで臨みます。

選手コメント

原海七 選手(兵庫県:INAC神戸レオネッサB)
―「食事」について

私は中国の料理を食べてみて、色々な味があることがわかりました。辛い味や少し甘い味もあり、とてもおいしいです。日本では見たことのない食べ物や味つけで最初は戸惑うところもありました。でも今は少しずつ食べれるようになり、また食事のマナーも学びました。お皿を持ち上げてはいけないことや麺類などは音を立てて食べないことをしっかり頭に入れて、食事をしていきたいと思います。他にも中華なべや包丁の大きさも日本と違っていることも分かりました。これからも食事のことに興味を持ち、もっと理解を深めていきたいです。

土肥穂乃香 選手(新潟県:アルビレックス新潟レディースU-15)
―「他国選手との交流」について
私はこの大会で多くの他の国の選手たちを交流をすることができました。触れ合ってみると、どの国もフレンドリーでした。私も分かる限りの英語や中国語で話して伝えることができました。すれ違ったときもいつも手を振ってくれたり、日本語であいさつしてくれて楽しいです。
あまり外国人と触れ合う機会もないと思うので、とてもいい経験になっています。日本を応援してくれていた他の国のためにも、残りの試合もがんばりたいです。

真木悠花 選手(大阪府:FCヴィトーリア・JFAアカデミー堺)
―「グループワーク」について
私は発表を通して、世界の国々は様々な形でつながっているということを改めて感じました。日本と中国との間には今もたくさんの問題があったり、過去の歴史も良いことばかりではないということを知りました。私も正直、中国という国に良い印象を持っていなかったです。しかし、実際に空き時間に選手たちと話をしてみると、明るくフレンドリーに話しかけてくれて嬉しかったです。

私はこれらのことから、国と国とが対立していても絆はつながっていると感じました。だから、私はこれから日本の人はもちろん、日本以外の国の人ともたくさんコミュニケーションを取って、経験を豊かにしていきたいです。

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