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ユニバーシアード日本女子代表 予選リーグ最終戦(第3戦) 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)

2015年07月07日

ユニバーシアード日本女子代表 予選リーグ最終戦(第3戦) 第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)

第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州) 最終戦(第3戦)
2015年7月6日(月) キックオフ11:00   試合時間90分
Naju Public Studium(韓国 光州)

ユニバーシアード日本女子代表   2-0(前半1-0、後半1-0)  ユニバーシアードメキシコ女子代表

得点
15分   三橋眞奈(日本)
80分   山守杏奈(日本)

スターティングメンバー
GK: 井上ねね
DF: 須永愛海、浦田佳穂、高木ひかり、林香奈絵
MF: 川原奈央、加賀孝子、三橋眞奈、横山亜依
FW: 本多由佳、植村祥子

サブメンバー
GK: 新井翠
DF: 奥川千沙、長嶋洸、小泉玲奈
MF: 濱本まりん、吉武愛美、山守杏奈
FW: 髙橋美夕紀

交代
HT   横山亜依 → 山守杏奈
60分   本多由佳 → 髙橋美夕紀
81分   川原奈央 → 濱本まりん
85分   三橋眞奈 → 吉武愛美

マッチレポート

ユニバーシアード競技大会のグループリーグ最終戦となったメキシコ女子代表との戦いは2-0で終えました。

試合は序盤から、引き分けでは決勝トーナメントに進出できないメキシコが右サイドを起点にボールポゼッションを高めて崩しにかかってきます。序盤から攻勢をかけるメキシコと、前線からの積極的な守備で効率よく攻撃を図る日本の主導権争いが続きます。やや押し気味のメキシコではありましたが、GK井上ねね選手(日本体育大)を中心とした守備ブロックが冷静に対応して決定機を与えません。15分メキシコの一瞬のスキを見逃さない日本のCK。DF須永愛海選手(仙台大)の精度の高いボールを後方から走りこんだMF三橋眞奈選手(大阪体育大)のヘディングシュートで先制。先制されたメキシコはテクニックのあるキャプテンの7番をサイドバックからMFに変更してボールポゼッションを高めますが、シュートまで持ち込めません。

後半は前がかりなメキシコに対してコンパクトな首位ブロックでカウンターを狙うも、シュートの精度を欠き日本は得点することができません。メキシコも56分、GKと1対1のチャンスを得ますが、GK井上選手が冷静に対応し決めさせません。71分にも日本は決定的チャンスも決めきれません。80分、待望の得点が生まれます。前線で途中出場のFW高橋美夕紀選手(新潟医療福祉大)がDFをかわしてスルーパスをすると、2列目から走りこんだ途中出場のMF山守杏奈選手(筑波大)が豪快にけりこんで2-0とします。その後も危なげなく相手の攻撃を封じた日本が2-0で試合を終えました。

試合を通じて主導権を握ったメキシコでありましたが、集中した粘り強い守備から効率よい攻撃につなげた日本がグループリーグを1位で通過。予選リーグ無失点で自信をつける日本は、準々決勝で前々回大会決勝と同一カードで苦杯をなめた中国と対戦します。

監督・選手コメント

望月聡 監督
予選リーグ最終戦、2-0でメキシコ代表に勝ち、2勝1分、勝点7でBグループ1位通過となりました。優勝を狙う日本にとって良い形で決勝トーナメントを迎えることができます。

メキシコ戦の前半立ち上がりは、前線から積極的な守備でボールを効果的に奪い、チャンスを多く作っていました。しかし決定力に欠け、15分、DF須永愛海選手(仙台大)のCKからMF三橋眞奈選手(大阪体育大)がヘディングシュートを決めた1得点のみで前半を折り返しました。

後半はメキシコが優位に試合をすすめ、日本はリズムを作ることがあまりできませんでした。それでも80分、FW山守杏奈選手(筑波大)がFW高橋美夕紀選手(新潟医療福祉大)とのワンツーから鮮やかなシュートを決めて2-0となり試合終了。

チームの成果としては、無失点で守備ができたことであり、3試合を通して声を出し合い、集中力を切らさず身体を張った、全員の粘り強い守備を90分間行えました。

決勝トーナメントに向けては、ボールを速く確実にゴール前へ運び、シュートを打ちゴールする。その質の向上を図りたいです。

川原奈央 選手(早稲田大)
今日の試合は予選リーグ首位で突破できるかを決める大事な試合でした。メキシコの特長をポゼッションサッカーとスカウティングし、チーム全員で共有できていたので、前半は前線からプレッシャーをかけ、高い位置で奪うことによりチャンスを多く作れました。しかし、そのチャンスを決めきれなかったことは課題に上がりました。後半は少しおされ気味でしたが、守備面でキーパーも含め、最後まで粘り強い対応ができていたので無失点で勝利することができました。

予選リーグ1位で突破できたので、明後日から決勝トーナメントになります。負けたら優勝することができないので、今まで以上に一戦一戦を大事に戦っていきます。

本多由佳 選手(大阪体育大)
予選最終戦、メキシコと対戦して2-0で勝利し、決勝トーナメントへ予選リーグを1位で突破できました。全員がしっかり周りを観て早い判断をすること、最後まで諦めずハートで闘うことを意識して臨みました。メキシコは、主にポゼッションサッカーだったので、前線から連動した守備でボールを奪い、早い攻撃を狙いとしたのですが、1人1人のアプローチの甘さや良い距離感で連動しきれず、うまくはめきれなかった部分もありました。また、決定的チャンスを決めきれなかったことも課題のひとつです。何回あるかわからないチャンスを一度でものにしないと、次戦から厳しくなります。残り3試合、チーム全員で闘って必ず全て勝ちます。まずは中国戦に向けて、コンディションを整え、良い準備をしていきたいと思います。

奥川千沙 選手(早稲田大)
今日は予選リーグ最終戦であるメキシコ戦でした。予選リーグを一位で通過すること、無失点で優勝するという目標のためにも大事な一戦でした。

チームとして勝ち点3を取れたことなど、多くの収穫もありましたが、決勝トーナメントへ進むにあたって改善すべき点も見つかりました。少ない日数ではありますが、それらをチームの共通理解として一人一人考え、伝え合うことも必要だと思いました。予選リーグを通して、試合に出ても出ていなくても、チームのためにできることを率先して行い、よい雰囲気で勝ち進んでこれたと感じています。

さらに、チーム全体の雰囲気や仲も良く、少ない練習や合宿ではありましたが、なんの隔たりもなくよいチームワークができていると感じています。私たちは多くの人の努力によってここでプレーすることができ、チームになっているということを忘れないことはもちろん、それを考えた上でサッカーを心から”Fun”していきます。

スケジュール

6月23日(火) PM トレーニング
6月24日(水) AM トレーニング
4-0 練習試合 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表
6月25日(木) AM/PM トレーニング
6月26日(金) AM トレーニング
2-1 練習試合 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表
6月27日(土) AM トレーニング
6/29~7/1   トレーニング
28th Summer Universiade 2015 Gwangju
7月2日(木) 0-0 vs. ユニバーシアードロシア女子代表(Mokpo International Football Center)
7月3日(金)   トレーニング
7月4日(土) 14-0 vs. ユニバーシアードコロンビア女子代表(Boseong Public Stadium)
7月5日(日)   トレーニング
7月6日(月) 2-0 vs. ユニバーシアードメキシコ女子代表(Naju Public Stadium)
7月7日(火)   トレーニング
7月8日(水)   準々決勝 vs. ユニバーシアード中国女子代表(Naju Public Stadium)
7月9日(木)   トレーニング
7月10日(金)   順位決定戦
7月11日(土)   トレーニング
7月12日(日)   順位決定戦
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