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AFCビーチサッカー選手権カタール2015 イランを準決勝で下し、ワールドカップ出場権を獲得!

2015年03月28日

AFCビーチサッカー選手権カタール2015 イランを準決勝で下し、ワールドカップ出場権を獲得!

AFCビーチサッカー選手権カタール2015
2015年3月27日(金)  キックオフ:20:00  試合時間:12分×3ピリオド
Katara Beach(カタール/ドーハ)

ビーチサッカー日本代表    5-4(1st 0-2, 2nd 4-1, 3rd 1-1)ビーチサッカーイラン代表

得点
8分 失点(イラン)
12分 失点(PK)(イラン)
15分 尾田博文(日本)
16分 山内悠誠(日本)
17分 後藤崇介(日本)
20分 後藤崇介(日本)
20分 失点(イラン)
32分 茂怜羅オズ(日本)
35分 失点(イラン代表)

スターティングメンバー
GK:照喜名辰吾
FP:尾田博文、茂怜羅オズ、後藤崇介、大場崇晃

サブメンバー
GK:杉田哲司
FP:田畑輝樹、牧野真二、松尾那緒弥、山内悠誠

登録外メンバー
(出場停止、怪我など)
FP: 赤熊卓弥、原口翔太郎

マッチレポート

AFCビーチサッカー選手権カタール2015準決勝。大勢の観客が声援を送るなか、イラン代表との一戦がキックオフしました。勝てば7月にポルトガルで行われるワールドカップ出場が決まる試合は、緊張感のある立ち上がりとなりました。
序盤はお互いに一歩も譲らず、互角の戦いが続きます。日本は茂怜羅オズ選手のボレーシュートがゴールバーを叩くなど、幾度となくチャンスを掴んだものの、決めきることができません。第1ピリオド終盤、立て続けてにフリーキックとPKから失点してしまい、第1ピリオドを0-2のビハインドで終えます。

第2ピリオド、2点のビハインドを追う日本は、このピリオドで一気に4得点し逆転に成功します。まずは第2ピリオド3分、後藤崇介選手からのパスを尾田博文選手が決め、攻撃の口火を切ります。その一分後には、山内悠誠選手が左足を振り抜き同点に。さらにその一分後に、後藤崇介選手が田畑輝樹選手との鮮やかなワン・ツーパスからゴールを決め、第2ピリオド開始5分で逆転に成功します。その後も後藤崇介選手がこの日2点目のゴールを決めます。日本の4得点目直後のキックオフを直接相手に決められるものの、このピリオドを4-1と圧倒し勝負は最終ピリオドへ。

最終ピリオド序盤、日本はゴールキーパーの照喜名辰吾選手を中心にチーム全員が体を投げ出し相手の反撃をことごとく死守します。最終ピリオド8分、ピンチが続いていた日本にもチャンスが訪れ、自陣ゴール左前の位置でフリーキックを獲得します。茂怜羅オズ選手が右足を振りぬいたシュートは強烈な弾道で真っ直ぐと相手のゴール左上すみに突き刺さり、待望の追加点を得ます。最後まで諦めないイランも1点を返し猛追しますが、日本守備陣が最後まで踏ん張り、5-4で激闘を制しました。日本は明日の決勝進出を決めると同時に、FIFAビーチサッカーワールドカップ ポルトガル2015の出場権を獲得しました。
明日の決勝は、2013年の前回大会で準優勝に終わった雪辱を晴らすため、オマーン代表との戦いに挑みます。

AFCビーチサッカー選手権カタール2015 準決勝

3月28日(土)  現地時間20:00(日本時間 29日2:00)キックオフ
ビーチサッカー日本代表 vs ビーチサッカーオマーン代表
ライブストリーミングhttp://www.beachsoccer.com/schedule

選手コメント

マルセロ・メンデス監督
今日の準決勝を前にして、イランとの試合の難しさ、またさらにワールドカップへの切符が懸かった試合という事でとてもプレッシャーのかかる試合になることはわかっていました。しかし、試合前の選手たちの顔つきをみて、この試合を自分たちのモノに出来ると確信していました。対戦相手のイランについては、事前に細かく分析して、選手たちに相手の特徴を詳しく伝えるなど、良い準備が出来ていました。今日の結果については、選手たち一人一人をとても誇りに思います。特に第2ピリオドのパフォーマンスは素晴らしかったです。ワールドカップの出場権を獲得でき、とてもハッピーな気持ちですが、まだ明日に決勝があるので、明日の試合にも十分備え、必ずタイトルを獲得したいと思います。

後藤崇介 選手(東京レキオスBS)
この試合を前にして、自分たちはあくまで挑戦者という自覚があったのであまり緊張せずに試合に臨めました。今まで色々なことを犠牲にしてビーチサッカーをやってきて、今日はその全てをかける気持ちで試合に挑みました。終了のホイッスルがなった瞬間は、喜びよりも感謝の気持ちで一杯になりました。いつも本当にたくさんの方々に支えてきてもらっているし、今日も大勢の現地の日本人の方々が応援してくれたので、その一人一人に感謝の気持ちを伝えたいです。ワールドカップ出場は、まだまだ通過点にすぎないので、明日の決勝もしっかり勝ち、個人的には、得点王を獲って日本に帰りたいと思います。

牧野真二 選手(LEON福岡)
まずは、一番の目標であるワールドカップの出場権を獲得出来たことでホッとしています。自分にとって5回目のワールドカップアジア予選ですが、今までで一番厳しい戦いになると思っていたので、全ての応援してくださった方々に感謝したいです。あとは、もう一つの目標であるアジア優勝を達成し、ワールドカップにアジアチャンピオンとして挑みたいと思います。また、今回の大会は、若手の選手たちが、日の丸の重みを経験する良い機会になっていると思います。彼らと共に、明日の決勝、そしてその先のワールドカップも一丸となり戦いたいと思います。

松尾那緒弥 選手(プラシア山口)
昨年のアジアビーチゲームスの決勝で敗れたイラン代表と、ワールドカップの切符をかけた試合という事で、今大会一番の山場だったと思います。その大事な試合に勝利することができて、今まで自分たちが監督と共にやってきたことが間違いではなかったということが証明出来たと思います。明日の試合にもしっかり勝ち、優勝という目標を達成したいと思います。

スケジュール

AFCビーチサッカー選手権カタール2015
3月23日(月) 5-3 vs クウェート(Katara Beach)
3月24日(火) 3-0
vs ベトナム(Katara Beach)
3月25日(水) 5-0 vs 中国 (Katara Beach)
3月26日(木) 5-2 準々決勝 vs バーレーン (Katara Beach)
3月27日(金) 5-4 準決勝 vs イラン(Katara Beach)
3月28日(土)  20:00 決勝戦 vs オマーン(Katara Beach)

※時間は現地時間

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