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ニュース

二度の同点弾で粘り、アメリカ女子代表と引き分け ~なでしこジャパン 2019 SheBelieves Cup(2/27-3/5@アメリカ)

2019年02月28日

二度の同点弾で粘り、アメリカ女子代表と引き分け ~なでしこジャパン 2019 SheBelieves Cup(2/27-3/5@アメリカ)

強豪4チームが集う2019 SheBelieves Cupが27日(水)にアメリカで開幕し、なでしこジャパン(日本女子代表)はアメリカ女子代表との初戦に臨みました。

高倉麻子監督はFIFAランク1位のアメリカに対し、代表初キャップとなる二人を抜擢、小林里歌子選手をトップに置いて、松原有沙選手は中盤の底・ボランチで起用します。そしてボランチで松原選手とコンビを組むのも、これまでなでしこジャパンで途中出場1回の杉田妃和選手というフレッシュな顔ぶれでキックオフを迎えました。

アメリカは毎年のように対戦を重ねてきた相手です。熟知しているアメリカ得意の立ち上がりの猛攻に、この試合も苦しめられます。6分にはコーナーキックからシュートを放たれますが、それを救ったのはポスト。その後もドリブル突破やサイド攻撃などを立て続けに繰り出され、日本の守備陣も耐えていたものの23分、シアトルで宇津木瑠美選手のチームメイトのMegan Rapinoe選手をゴール前で捕まえきれず、アメリカに先制点を許します。しかし、この失点で日本が大きく崩れることはありません。懸命に身体を寄せ、徹底して追加点を与えずに前半を折り返します。

後半、日本の前線からのプレスが徐々に効き始めると、日本に好機が訪れます。54分、杉田選手からのボールを受けた横山久美選手が小林選手へ。ペナルティエリア内へ侵入するもフィニッシュには届きませんでしたが、アメリカゴールを脅かす連係を見せました。そして67分、ついに日本がゴールネットを揺らします。長谷川唯選手からの浮き球を中島依美選手が走り込んだ横山選手にダイレクトで落とすも相手がクリア。しかし、それを再び拾った中島選手が思い切り左足を振り抜き同点ゴールを奪います。

ところがその9分後、アメリカのキャプテンAlex Morgan選手にゴール前で合わされて失点、再びアメリカにリードを許してしまいます。懸命にゴールへの糸口を探る日本。高倉監督も攻撃に変化を生み出すべく籾木結花選手、初出場の遠藤純を送り出すと、この采配が的中します。途中出場の池尻茉由選手から遠藤選手、そして長谷川選手へとテンポよくつなぐと、長谷川選手がドリブルで勝負に出ます。そして出てきたGKの逆を突くラストパスに走り込んだ籾木選手が右足でゴール。すでにアディショナルタイムを刻んでいた中での同点弾で日本はアメリカとの初戦を2-2のドローに持ち込みました。

試合詳細はこちら

次戦は場所をナッシュビルに移し、この日イングランドに逆転負けを喫したブラジル女子代表と対戦します。キックオフは初戦から中二日の3月2日(土)現地時間13:00(日本時間翌3日(日)4:00)の予定で、BSフジで生中継します。

監督・選手コメント

なでしこジャパン(日本女子代表) 高倉麻子 監督
前半は特に相手の圧力に対して受け身になり、自分たちのシーンをなかなか作れませんでした。そのなかで、危ない場面でよく耐えてくれたと思います。二回追い付けたことは、プラスに捉えたいです。ただ内容を見ると、ビルドアップの出来は非常に悪かったと感じています。自分たちのボールになってもしっかり組み立てられずに取られて、もう一回カウンターを受けるいうことを繰り返し、少し腰が引けた感じになっていました。結果的に引き分けたことをプラスに捉えながらも、まだまだやれることが多い試合と感じる試合でした。

MF #7 中島依美 選手(INAC神戸レオネッサ)
長谷川唯選手からボールが来て、そのまま横山選手を狙ったのですが、相手に取られてしまいました。自分のところにボールが戻ってきて、ペナルティエリアの中でしたので狙いました。まだまだ自分たちがやらなければいけないこともたくさんあります。ワールドカップまで約3ヶ月という短い時間ですが、この大会で自分たちが一戦一戦成長できるように取り組んでいきたいです。

MF #16 松原有沙 選手(ノジマステラ神奈川相模原)
とても緊張していたのですが、みんなが声をかけてくれたのでやりやすかったです。後半は相手のスピードにも慣れてきて、ターンできたり展開もできたりしました。そこは試合の中で成長できた部分だと思います。初出場でしたが、世界1位の相手に対して意外とできたというのが今の感覚です。しかし、もっと展開することやシュートを打つこと、くさびを入れることなどができればゲーム自体も違った進み方をしたと思うので、次の課題として成長できるようにしていきたいです。

FW #15 籾木結花 選手(日テレ・ベレーザ)
得点のシーンは、長谷川選手がシュートだけではなくてGKと1対1を作るという選択肢も作った方が相手をより惑わせることが出来ると思いました。自分がゴールを決めてチームを同点に導きたいという想いもあったので、そこは自分が決めるんだという気持ちで走り込みました。この試合で引き分けることが出来たのは一つ成長ですが、ワールドカップまで100日を切っているなかで、この試合は勝ち切らないといけなかったと思います。次の試合で自分たちの形をもっと表現して勝利につなげたいです。

スケジュール

2019 SheBelieves Cup
2月27日(水) 2-2 第1戦 vs. アメリカ女子代表(Talen Energy Stadium)
2月28日(木) AM トレーニング
3月1日(金) PM 公式練習
3月2日(土) 13:00 第2戦 vs. ブラジル女子代表(Nissan Stadium)
3月4日(月) PM 公式練習
3月5日(火) 17:25 第3戦 vs. イングランド女子代表(Raymond James Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

2019 SheBelieves Cup

大会期間:2019年2月27日(水)~2019年3月5日(火)
日本戦全3試合をBSフジにて生中継予定
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