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2018リフレッシュ研修会を開催[高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 EAST]

2018年04月17日

2018リフレッシュ研修会を開催[高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 EAST]

4月8日(日)に味の素西競技場で行われた高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 EASTのセントラル開催に合わせて、リフレッシュ研修会を行いました。今回は様々なカテゴリーの指導者総勢100名に参加頂き、保有ライセンス別にグループを編成し、事前に配布した分析シートを元に試合観戦・分析を行いました。

また、試合観戦後は関塚隆技術委員長(当時:JFAインストラクター)によるゲーム分析、評価、そして山口隆文副技術委員長より昨年行われたU-17、U-20のワールドカップのTSGレポートを元に、U-18年代の世界との差について説明がありました。日本のU-18年代トップレベルのゲームを観戦・分析することで、現状の日本のレベルを把握すると共に、更に研鑽が必要なポイントを共有することができました。

インストラクターコメント

山口隆文 副技術委員長
プレミアリーグEAST開幕戦で開催した研修会に100名を超す指導者に受講していただきました。

先ず、プレミアリーグ2試合を分析するために関塚委員長による講義「ゲーム分析」を行い、分析の課題は、「チーム戦術を支えている個々人のプレーの分析」を中心にした分析を行いました。

スタンドでは好天にも恵まれ、5人1組のグループで活発に意見交換をしながら2試合(①市立船橋vs富山第一、②青森山田vsFC東京)を分析していただきました。

試合分析終了後、関塚委員長の分析も含め個々人のテクニックの重要性を確認しました。

最後に山口より「世界基準での育成」をテーマに90分間の講義を行いました。昨年インドで開催されたU-17世界大会、韓国で開催されたU-20の映像を中心に、世界基準のプレーと日本チームの選手の成果と課題を確認していただきました。日本の課題は守備においては「激しさ(球際)」攻撃においては「プレースピード」その差を解消するにためにも、本気で奪う意識の中での守備と動きながらのテクニックの質を向上させていくことが急務であることを理解していただいき、世界基準での育成をお願いしました。9:30から17:30までとほぼ1日の研修会であったものの、皆さん熱心に受講していただき大変感謝しています。

受講者コメント

泉健也 さん(豊島学院高等学校サッカー部/2種)
普段高校生を指導している者として、今回のリフレッシュ研修の内容はとても楽しみにしていました。最高峰の選手たちのプレー、監督やスタッフたちのコーチングなど、細かいところまで観ることができ、とても有意義な時間となりました。ここからは個人的な要望となってしまいますが、私はGKコーチとして活動しています。今後はこのような場にGKの講師も招き、分析講習もおこなって頂けたらより一層濃いリフレッシュ研修会になるかと思います。今日学んだことをチームに持ち帰り、活かしていきます。ありがとうございました。

吉元雄哉 さん(FELICE FC浦安/3種)
育成年代で選手たちに伝えないといけないことや、コーチング方法などを学べました。そして、そこから日本代表や世界へ繋げるために今、必要なことを知れたことで、指導の幅が広がりました。講師をしてくださった山口さんや関塚さんなど経験豊富な指導者の言葉に重みや説得力があり、非常に話が頭に入りやすく、わかりやすかったです。関塚さんの目線から見たプロで通用する選手を知ることができ、わかりやすい目標を見つけられました。次回は試合やトレーニングなどを見て学べたらと思います。本日はありがとうございました。

中西智範 さん(ダイナモ川越東/4種)
今回は別カテゴリーのリフレッシュでしたが、生の試合観戦をして、その実際行われた試合の分析でしたので、よかったと思います。いつもは映像を流して、過去にあったものなので面白味は少なく、見たものが多いので、簡単に見ていましたが、今回の分析は頭を使いました。内容の見解は個人にあり、何が重要かも各世代で異なり、現場での問題点の発見や修正もグループディスカッションができ、自己評価できました。

高井勝茂 さん(調布イーグルス/4種)
普段は小学生低学年の指導をしているため、高校生世代の試合観戦は久しぶりでした。フィジカル、スピード、パワー、戦術理解共に私が高校生だった、17年前とは比べ物にならないほどでとても衝撃的な内容でした。その裏付けとして今回の分析や世界基準の調査のようなサッカー協会の努力が指導者に浸透してきているのを実感しました。私はプレゴールデンエイジの指導ではありますがこれからもサッカー協会と方向性を合わせて世界基準の選手の育成に力を注ぎたいと思います。ありがとうございました。

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