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第5回全国シニア(40歳以上)サッカー大会がJ-GREEN堺で開幕

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2017年11月04日

第5回全国シニア(40歳以上)サッカー大会がJ-GREEN堺で開幕

第5回全国シニア(40歳以上)サッカー大会が11月4日(金・祝)、大阪府堺市のJ-GREEN堺で開幕しました。大会初日は、1次ラウンドの初戦が行われました。

グループAでは、坂井フェニックスレジェンド(北信越2/福井)がアンフィニVANKEI.FC40(北海道)との初戦で勝利を挙げました。前半はアンフィニのペースで進みますが、坂井フェニックスは花岡靖則選手との息の合ったパスで抜け出した牧野功一選手が決め、その1点を守り抜いて勝点3を手にしました。ニコルスFCシニア(開催地/大阪)とPAPAS仙台 DREAM MIYAGI(東北2/宮城)の一戦は、1-1のドロー。PAPAS仙台が先制するも、ニコルスはキャプテンでDFの柴暢彦選手を起点にして、生月幸太選手が同点弾を決め、勝点1を分け合いました。

グループBでは、前回大会王者の羅針盤倶楽部NAGOYA(東海1/愛知)が敗れる波乱が起きました。沖縄海邦クラブ(九州/沖縄)が前半に得たPKを高良清和選手が決めて、ディフェンディングチャンピオンから先制点をもぎ取ります。羅針盤倶楽部も後半に波状攻撃を展開しますが、海邦クラブが1点を死守しました。前回ベスト4で涙をのんだ横浜シニア(関東2/神奈川)は、GALAXY(中国第1/山口)との初戦に臨み、序盤からパスをつないで押し込み前半に2点を先行します。対するGALAXYはするどいカウンターで勝機を見出し、試合終盤に渡邉英樹選手のスルーパスに反応した坂本靖志選手が1点を返します。しかし、反撃及ばず、2-1で横浜シニアが勝利しました。

均衡したゲームが続いたのは、勝点1で4チームが並んだグループCです。徳島FC(四国/徳島)と盛岡FCマスターズ(東北1/岩手)の一戦は、互いにチャンスをつくるも決定機をものにできずスコアレスドローに終わりました。広島フォーティーズ(中国2/広島)とドリーム水戸シニアFC(関東3/茨城)の試合は、後半広島がPKを決め先制しますが、試合終了間際に水戸がCKから畑中聡選手が決めて、土壇場で勝点1を手繰り寄せました。

2年前の覇者であるFC青山オーバー・フォーティ(関東1/東京)をはじめ、過去の大会で実績のある4チームが争うグループDも初日から白熱の展開を迎えました。藤枝フットボールクラブ(東海2/静岡)は、均衡したゲーム展開の中、牧野直樹選手からのアーリークロスを宮崎真一選手が決めて、アルフット安曇野シニア(北信越1/長野)を撃破しました。FC青山は立ち上がりから兵庫サッカークラブ(関西/兵庫)に攻め込まれる苦しい展開が続きます。しかし、辛抱強く守り、後半に選手交代で流れをつかむと、快足FWの加藤宏基選手がドリブルから値千金の一発を決めて、勝利を収めました。

大会2日目となる4日(土)には、各チームが1次ラウンドの残り2試合を行い、決勝ラウンド進出チームが決定します。

選手コメント

牧野功一 選手(坂井フェニックスレジェンド)
環境も良く、雰囲気もある大会ですごくいいなと思います。高校や社会人でも全国大会には出ているのですが、また戻ってきたなという感覚です。このチームは国体に一緒に出たことのあるメンバーがほとんどで、勝手知ったる仲です。若い頃は別々のチームで活動していましたが、この大会を機にまた集まってプレーしようと。またあの頃に戻ったような感覚で良いですね。チームとしては決勝ラウンド進出を目標に掲げているので、まず一つ勝てたことは大きいと思います。

柴暢彦 選手(ニコルスFCシニア)
初戦ということでみんな動きが固く、もっと丁寧なプレーができればよかったと感じています。相手を押し込むことはできていましたが、後半の最初のシュートを相手に決められてしまいました。決めるべきところで決められず、一つのミスから失点してしまったという印象です。今大会では、開催地・大阪府の代表ということもあるので、いい結果を残したい。地元ということでたくさんの方に応援に来ていただいて力になりました。チャンピオンを目指して戦っていきますが、まずは一戦一戦大事に戦って、そこで頑張っていけば自ずといい結果がついてくると思います。

小林快至 選手(ドリーム水戸シニアFC)
前半はうちのペースで試合を運べたのですが、後半の立ち上がりにPKで失点して、うちが前がかりになったところを相手にどんどん攻められながらも、最後の最後、セットプレーでようやく追いつくことができました。普段はもっとボールをつないで相手の背後を狙うサッカーができているのですが、今日は縦に一発を狙いすぎていたので、全体的に間延びしてしまったかなと思います。絶対的なエースがいないので、みんなで一丸となって戦えるのが特長のチームです。昨年の日本スポーツマスターズでは決勝ラウンドに進出できたので、その結果を少しでも越えられればと思います。

大城晋 選手(沖縄海邦クラブ)
3年前に参加した大会では決勝で愛知県選抜に負けていたので、今日はそのときのことを思い出し、気持ちを一つにしてリベンジを狙っていました。もちろん相手をリスペクトしながらですが、リスペクトしすぎないようにしっかり戦えましたと思います。前半は一進一退でしたが、PKで先制することができ、1点リードして試合を折り返せたことで気持ちの面で楽になれました。けが人を多く抱えていますが、3年前の忘れ物を持ち帰れるようにみんなで戦っていきたいです。

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第5回全国シニア(40歳以上)サッカー大会

2017/11/3(金・祝)~2017/11/5(日)
会場:大阪府堺市(J-GREEN堺)
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