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前回王者が北海道に乗り込む 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

2014年07月03日

前回王者が北海道に乗り込む 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST

7月6日(日)、高円宮杯U-18プレミアリーグはEAST第7節を開催します。

現在、リーグ4位と好位置につける市立船橋高校は、同じ千葉県勢の柏レイソルU-18との一戦に臨みます。市立船橋は、堅守速攻を武器にこれまで8ゴールを挙げているものの、前節は三菱養和SCユース(東京)に今季初の完封負け。今節は守備を重視しつつ、得点も狙います。一方の柏は、中断期間明けの前節に3得点を挙げるなど攻撃陣が好調。今節で勝利すれば、首位・清水エスパルスユース(静岡)の結果次第でトップに立ちます。

東京ヴェルディユース(東京)と青森山田高校(青森)の一戦は、守備がカギになりそうです。東京Vは今シーズン、無失点で終えた試合がなく、対する青森山田も完封試合は1度だけ。「守備時の個人のミスを減らさなければ勝てない」と青森山田の黒田剛監督が語る通り、この一戦では個々の集中力が試されます。

JFAアカデミー福島(静岡)は、鹿島アントラーズユース(茨城)と対戦。前節、初勝利を手にしたアカデミー福島は、「これで吹っ切れると思う」と金城ジャスティン俊樹選手が話すように、勢いを持って今節に臨みます。対する鹿島も同節のコンサドーレ札幌U-18(北海道)戦で後半アディショナルタイムに追い付き、しぶとさを披露。共に今回の一戦に勝利し、上位進出のきっかけをつかみたいところです。

三菱養和は、連勝を懸けて清水に挑みます。三菱養和はこれまで3度、完封試合を達成しており、堅守をベースに勝点を伸ばしてきました。首位に立つ清水は6試合連続3得点と、驚異的なペースでゴールを量産中。ただし、中断期間明けの一戦では流通経済大学付属柏高校(千葉)に4点を奪われて初黒星を喫しただけに、今節はいかに失点を避けるかが見どころの一つと言えます。

[EAST第7節の注目試合]
コンサドーレ札幌U-18 vs 流通経済大学付属柏高校

札幌がホームに前回王者の流経大柏を迎えます。大幅にメンバーが入れ替わった今年、札幌は守備に課題を残しています。アカデミー福島に勝利した試合を除き、残り全ての試合で相手に複数得点を許しており、ここまで18失点。前節の鹿島戦では勝利を手に入れかけていた後半アディショナルタイムに追い付かれるなど、失点の時間も良くありません。今節は現在13得点を記録している流経大柏が相手なだけに、守備の改善が求められます。対する流経大柏も、勢いに乗ったときの攻撃に迫力がある半面、失点数はリーグワースト2位タイ(12失点)と守備に不安を抱えます。課題である守備を補いつつ、攻める場面では攻め切ること。両チームとも、メリハリのある試合運びが必要となりそうです。


■コンサドーレ札幌U-18 vs 流通経済大学付属柏高校
日時:7月6日(日)11:00キックオフ
会場:札幌サッカーアミューズメントパーク
アクセス:中央バス「東雁来」停留所または「豊畑」停留所下車、徒歩約20分。JR函館本線苗穂駅から車で20分程度。

なお、この試合の来場者先着300名様に大会オリジナルのネックストラップをプレゼント!
ぜひ、会場へいらしてください。

チーム紹介

高円宮杯U-18プレミアリーグに参加する全チームの普段の練習模様を取材し、掲載していきます。 今回は市立船橋高校、JFAアカデミー福島、ヴィッセル神戸U-18を掲載。

市立船橋高校 『 グラスポの日常に、強さの真髄を見る 』

JFAアカデミー福島 『 環境に感謝しながら、サッカーに打ち込む日々 』

ヴィッセル神戸U-18 『悩み、戦い、そして帰る憩の我が家へ』

前回までに紹介したチーム
東京ヴェルディユース 『 ヴェルディをヴェルディたらしめる成長サイクル 』
京都橘高校 『 京都橘を“大人”に変える大事な日常 』
セレッソ大阪U-18 『 “走るセレッソ”が見据える、世界基準という未来 』

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