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高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWESTプレビュー
2014年04月01日
高円宮杯U-18サッカーリーグ2014プレミアリーグが、4月6日(日)にいよいよ開幕します。本リーグは、日本サッカーの将来を担うU-18年代の選手たちの充実した試合環境の整備とリーグ文化の醸成、技術の向上や健全な心身の育成を図ることを目的とする、同年代最高峰のリーグ戦です。
東西それぞれトップ10チームがホーム&アウェイ方式の総当たり戦(18試合)で順位を決します。東西の優勝チームは12月14日に行われる「チャンピオンシップ」に進出し、年間王者の座を競います。一方、各リーグの下位2チームは次年度、高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグへ自動降格。プリンスリーグの上位チームによる参入戦を勝ち抜いた4チームは、プレミアリーグに昇格します。
昨年は、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)が2位の東福岡高校(福岡)に勝点差5をつけ、WESTの頂点に立ちました。神戸は今年、昨年のWEST得点王・米澤令衣選手やU-19日本代表候補の山口真司選手などを擁して連覇を狙います。野田知監督は、「昨年のチャンピオンシップでは結果を出せなかったが、選手たちにとって良い経験になった。その舞台に帰ることができれば」と、再び決戦の舞台を目指します。
そのほかにも2011年、12年に連覇を果たし、巻き返しを図るサンフレッチェ広島F.C.ユース(広島)、ここ3年間、5位以内に入っているセレッソ大阪U-18(大阪)や京都サンガF.C.U-18(京都)といった実績のあるチームも健在。高校勢では、富山第一高校(富山)が第92回全国高校サッカー選手権大会チャンピオンの肩書を携えてプレミアリーグに臨みます。
強豪がひしめく中、今年、新たに参戦するのは第92回全国高校サッカー選手権大会ベスト4の京都橘高校(京都/関西2)と、4年前に京都府リーグからステップを踏み、勝ち上がってきた東山高校(京都/関西3)の2チーム。京都橘は前年度の関西プリンスリーグ1部で2位に入り、創部13年目にして昇格を実現しました。米澤一成監督は、「われわれは環境に恵まれているとは言えないが、高校の代表としてプレミアリーグでどこまで戦えるか挑戦したい」とコメント。東山の福重良一監督も「まずは残留することが目標だが、やるからには一戦一戦、勝負にこだわりたい」と語りました。
優勝争いはもちろん、新規参入組が新たなレベルでどのようなプレーを披露するのか、今大会も見どころは尽きません。9カ月間にわたって繰り広げられる戦いに注目です。
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