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市立船橋が逆転で連勝、鹿島は今シーズン2敗目を喫する 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第15節

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2018年10月09日

市立船橋が逆転で連勝、鹿島は今シーズン2敗目を喫する 高円宮杯U-18プレミアリーグEAST第15節

ピックアップマッチ

鹿島アントラーズユース 1-2(前半1-2、後半0-0)市立船橋高校

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグEASTは10月7日(日)と8日(月・祝)に第15節を開催し、鹿島アントラーズユース(茨城)と市立船橋高校(千葉)が対戦しました。

試合前に勝点7差で追走する2位の青森山田高校(青森)が勝利し、今節での優勝がなくなった鹿島でしたが、勝利すれば優勝に王手を掛けられる一戦。開始早々にその勝負強さを見せます。4分、MF小沼樹輝選手(#8)が蹴った左CKをFW赤塚ミカエル選手(#19)がダイビングヘッドで合わせ、鹿島が幸先良く先制します。

ここまで9試合を1-0のスコアで勝ってきた鹿島とあって、失点後も落ち着いてゲームを進めていきます。守ってはDF佐藤隆曉選手(#5)が高い打点のヘディングで相手ボールを跳ね返し、市立船橋をゴールに寄せつけません。

時間の経過とともに互いに強度が高まる中で、市立船橋は球際での激しい攻防でリズムをつくり、わずかにできた相手の隙きを見逃しませんでした。35分、FW鈴木唯人選手(#11)のスルーパスに抜け出したFW佐藤圭祐選手(#23)が右足でゴールネットを揺らします。同点となり、勢いづく市立船橋は41分、右サイドのFW西堂久俊選手(#12)からパスを受けた鈴木唯人選手がシュートを狙いましたが、これはゴールバーの上を超えていきます。

その後も得点への執念を示し続けた市立船橋。その姿勢が実ったのは前半終了間際でした。FW井上怜選手(#10)の右CKをファーサイドでDF岸本駿朔選手(#5)が中央に折り返し、最後はDF田谷澪斗選手(#4)が押し込んで逆転に成功します。

今シーズン、鹿島がリードを許したのは、唯一の黒星を喫した第9節の流通経済大学付属柏高校(千葉)戦と第12節のジュビロ磐田(静岡)戦の2試合のみ。磐田戦ではわずか4分後に追いつき、その後、逆転で勝利を収めています。しかし、この試合ではMF前田泰良選手(#10)にボールを集めて打開を試みますが、市立船橋の強固な守備ブロックを崩し切ることができません。

試合終盤にはFW有馬幸太郎選手(#9)を左サイドに投入し、鹿島がさらに攻勢を強めましたが、ゴールは遠く、1-2のまま試合は終了。鹿島は今シーズン2敗目を喫し、2位の青森山田との勝点差4で残り3節を迎えることとなりました。一方の市立船橋は2連勝で勝点を21に伸ばし、残留へ大きく前進しました。

監督・選手コメント

熊谷浩二 監督(鹿島アントラーズユース)
早い時間で先制して少しゆるさが出てしまいました。とにかく一試合一試合、今までと変わらずに準備をして臨んでいくということを選手たちと話し合っていました。後期にリードされたのはジュビロ戦以来だったので、選手たちに焦りがなかったと言ったら嘘になると思います。残りの試合は、良く言えばまだアドバンテージを持っていられる。ただし、そのアドバンテージを軽く考えていると、逆にそれがプレッシャーになっていくと思うので、やることは変えず、目先の試合に向けて常に100%の準備をしていきたいです。

DF #5 佐藤隆曉 選手(鹿島アントラーズユース)
青森山田の情報は入れないようにして、いつもどおり自分たちが勝てばいいという気持ちで試合に臨みました。先制したあとは相手にボールを持たれる時間が長くなり、守備陣ではしっかり耐えようと話していました。一瞬、守備に生まれた隙間から相手にうまく抜け出されて同点にされてしまいました。早い時間に先制したことで、チーム内でもさらに点を取りに行こうという気持ちと、少し落ち着こうという気持ちの2つに考えが分かれていて、チームとしてのベクトルを合わせられていなかったところを相手に突かれてしまいました。プレミアリーグは残り3試合ですが、今までやってきたことは変えず、粘り強い守備で無失点に押さえて、その中で勝っていけるようにしたいです。

朝岡隆蔵 監督(市立船橋高)
局面の勝負で上回ることができました。やることをやりながら前半に2点を取れたのは大きかったです。後半はもう少しカウンターでチャンスをつくれればよかったですが、結果的に耐えきれたのはよく頑張ってくれたと思います。サッカーの理屈や戦術を超えて、単純に切り替える、走るといった戦う部分ができていたと思います。ゴール前でもしっかりと体を寄せていましたし、ギリギリのところでファウルをせずに対応するなどベースのところも確認できました。ここまで1敗しかしていないチームに勝ち切れたのは自信なると思います。

DF #4 田谷澪斗 選手(市立船橋高)
立ち上がりの失点は想定外でしたが、そこから慌てずにチームを立て直せたのは良かったです。逆転ゴールの形はずっと練習してきました。飛び込む選手はそのときによってですが、スペースが空いていて、岸本(選手)からいい折り返しが入ってきました。その後はまずは守備から入って、カウンターを狙っていこうと話し合っていて、チーム全体で焦れずに、リードを生かして守ることができました。首位のチームに勝つことができたのは大きいと思いますし、これからも気を引き締めて戦っていきたいです。

その他の試合結果

FC東京U-18 0-3(前半0-2、後半0-1)清水エスパルスユース
流通経済大学付属柏高校 2-0(前半2-0、後半0-0)浦和レッドダイヤモンズユース
富山第一高校 3-3(前半3-1、後半0-2)柏レイソルU-18
ジュビロ磐田U-18 0-2(前半0-1、後半0-1)青森山田高校

FC東京U-18(東京)とのアウェイゲームに臨んだ清水エスパルスユース(静岡)は、5分にMF丸山優太朗選手(#20)のゴールで先制するとその後も得点を重ね、3-0で勝利を収めました。流通経済大学付属柏高校(千葉)と浦和レッドダイヤモンズユース(埼玉)の一戦は、流経大柏が前半に挙げた2点のリードを守り切りました。最下位の富山第一高校(富山)は柏レイソルU-18(柏)をホームに迎えました。開始4分に先制点を許しましたが、DF中田青選手(#5)のゴールを皮切りに3得点で前半のうちに逆転に成功します。試合終盤に柏に追いつかれてしまいましたが、勝点1を積み上げ、残留への望みをつなぎました。ジュビロ磐田U-18(磐田)と対戦した青森山田高校(青森)は、11分にMF檀崎竜孔選手(#10)、57分にはMFバスケス・バイロン選手(#11)がゴールを挙げ、2-0で勝点3を手中に収めました。

EAST 第15節 ダイジェスト

大会期間:2018年4月7日(土)~2018年12月9日(日)

EAST 第16節
2018年11月25日()
10:00 浦和レッドダイヤモンズユース vs FC東京U-18(浦和駒場スタジアム)
11:00 市立船橋高校 vs 清水エスパルスユース(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
11:00 富山第一高校 vs ジュビロ磐田U-18(富山第一高校グラウンド)
11:00 青森山田高校 vs 鹿島アントラーズユース(青森山田高校グラウンド)
15:00 柏レイソルU-18 vs 流通経済大学付属柏高校(三協フロンテア柏スタジアム)

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