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SAMURAI BLUE、韓国との最終戦へ調整スタート ~EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会~

2017年12月14日

SAMURAI BLUE、韓国との最終戦へ調整スタート ~EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会~

EAFF E-1サッカー選手権決勝大会に出場中のSAMURAI BLUE(日本代表)は中国代表との第2戦から一夜明けた12月13日(水)、東京都内のグラウンドで韓国代表との最終戦へ向けて調整しました。

4チームによる1回戦総当たりの大会で、日本は中国代表に2-1で勝利して2連勝で首位をキープ。前回大会優勝で、今回1勝1分で2位に付けている韓国代表とは勝点は2差です。日本は16日(土)に東京の味の素スタジアムで行われる最終戦で引分け以上であれば、2013年大会以来2大会ぶりの優勝が決まります。

チームのパフォーマンスも初戦から第2戦へと、試合を経るごとに上がって来ており、この日の練習冒頭のミーティングでヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「昨日の試合は素晴らしかった。韓国戦も良い相手なので、しっかり優勝できるように良い準備をしていこう」と選手たちに語りかけ、好調をキープして最終戦へ臨めるように促しました。

前日の試合で先発したメンバーと前半30分から交代出場したMF井手口陽介選手(ガンバ大阪)と、控え組に分かれて練習。先発メンバーらはランニングやストレッチ、体幹トレーニングなどリカバリーのための軽めの内容でしたが、控え組はランニングやボールを使ったフィジカルトレーニングの後、3人一組で切り替えや追い込みなどに取り組みました。

中でも時間を割いたのが、狭いエリアでGKを付けての3対3の実戦形式でした。対戦相手を変えながら、相手の裏をついて素早くゴールを狙うことを意識して攻め、守備側はそれに対応して競り合い、GKは近距離からのシュートに反応。ハリルホジッチ監督は、選手の動きに鋭い視線を送り、選手たちの名前を呼びながら「攻めろ」、「ナイスプレー!」、「いいぞ」などと声をかけていました。

なお、前日の試合中に足を打撲したFW伊東純也選手(柏)は、大事をとって宿舎で別メニュー調整でした。しかし、MF大島僚太選手(川崎)は前日の試合中に痛めた足の検査を受けるために練習を見送り、その後、左太もも裏の肉離れとの診断を受けてチーム離脱となりました。

大島選手は「このチームで優勝を目指していたので残念です。残った選手にがんばってタイトルを取ってもらいたいと思います。自分はしっかりとケガを治して、またここに戻って来られるようにがんばりたいと思います」と話していました。

一方、中国戦で本職のセンターバックではなく、右サイドバックで代表戦初出場したDF植田直通選手(鹿島)は、「チームのために戦うのは当たり前。違うポジションでもしっかり準備していきたい」と話し、次の韓国戦へ「僕たちもそうだけど、相手も日本には負けられないと目の色を変えてくる。そういう真剣勝負ができるのは凄く楽しみ」と最終戦へ気持ちを切り替えていました。

また、2試合連続で途中出場のMF阿部浩之選手(川崎)は、チームの勝利が大前提として、「2試合ともシュートを打てていない。より積極的にやっていきたい。ゴールを獲って勝ちに導けたら一番いい」と意気込んでいました。

試合は16日(土)19:15キックオフの予定です。

選手コメント

GK #1 東口順昭 選手(ガンバ大阪)
まずは勝ててよかったです。来たボールやクロスボールは集中力高く処理できて、PKの前まではしっかりできたと思います。最後の失点は自分のミスからなので、もっと大きくはっきり蹴っておけば良かったです。次はライバル国が相手で、優勝もかかっています。優勝したらいろいろ変わる、それぐらい重要な一戦だと思っています。集中力を高く保ってやっていきたいと思います。

DF #6 三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
試合ではそこまで緊張はなく入れましたが、いざ試合となると、普段通りのベストなパフォーマンスは出せなかったので、もっと出せるようにしていきたいですし、もっとレベルアップしていきたいと思いました。ワールドカップのメンバーにしっかり入っていきたいですし、そのためにも次の試合は大事です。あと半年しかないですが、その期間のアピールは大事になると思っています。

DF #20 室屋成 選手(FC東京)
日韓戦は特別な試合なので、チーム全体で戦わなくてはならなりません。優勝が懸かっているので、チャンスがあれば自分ができること、出せる力を全力で出したいです。韓国は前線から運動量も激しく戦ってくるので、そういう部分で負けてはいけないと思っています。試合に出るとまた出たいと思いますし、もっと上手くなりたいですし、ピッチに立たないと意味がないと感じました。日々の練習からも刺激を受けています。

DF #22 植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
チームとして勝てたことが一番ですし、最後の失点は反省すべきところが残ったと思うので、そこは次につなげないといけないと思います。自分のプレーもまだまだレベルを上げないといけないと思いました。センターバックで出たい気持ちはありますが、サイドバックで出てもチームのためにしっかり戦うのは当たり前です。違うポジションでもしっかり準備していきたいです。

FW #13 土居聖真 選手(鹿島アントラーズ)
試合前も自分も生きて周りも生かせればと言っていたんですが、最低限はできたと思います。大島選手の怪我が残念でしたが、倉田選手や小林選手と良い関係持ってやれていたと思います。倉田選手も小林選手も練習ではやっていなかったのですが、うまい選手とやると波長が合うのかなと感じました。精度を上げていくだけだと思います。

FW #18 阿部浩之 選手(川崎フロンターレ)
韓国戦は激しい試合になると思います。球際で負けないことが必要ですし、しっかりボールを奪って、相手にファウルをさせないぐらい、みんなでパスをつなぐなどできれば一番いいと思います。優勝して意味があることもあると思います。まず勝つことを大前提に、そこからチームプレーと自分のプレーのバランスをしっかり考えたいと思います。

スケジュール

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会
12月9日(土) 1-0 第1戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国代表
(味の素スタジアム)
12月10日(日) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月11日(月) PM トレーニング【一般非公開】
12月12日(火) 2-1 第2戦 vs 中国代表
(味の素スタジアム)
12月13日(水) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月14日(木) PM トレーニング【一般非公開】
12月15日(金) PM トレーニング【一般非公開】
12月16日(土) 19:15 第3戦 vs 韓国代表
(味の素スタジアム)

※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

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  • 三浦弦太 選手 (ガンバ大阪) インタビュー

  • 植田直通 選手 (鹿島アントラーズ) インタビュー

  • 金崎夢生 選手 (鹿島アントラーズ) インタビュー

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EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会

男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。

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