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FC東京と浦和、強豪相手に先手必勝へ ~ACLラウンド16第1戦~

2016年05月16日

FC東京と浦和、強豪相手に先手必勝へ ~ACLラウンド16第1戦~

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016は5月17日(火)、18日(水)、ノックアウトステージ1回戦にあたるラウンド16を迎え、グル―ステージを突破したFC東京と浦和レッズがともにホームで第1戦を戦います。

東京が17日に対戦する相手はグループGを首位で突破した上海上港(中国)、18日(水)に試合のある浦和の相手はグループF 1位通過のFCソウル(韓国)。いずれも強敵ですが、ホームで勝利を挙げて、来週24日(火)、25日(水)にアウェイで行われる第2戦へ優位に乗り込みたいところです。

東京、エリクソン監督率いる上海と

東京の対戦相手の上海上港は、今回がACL初出場。しかし、グループステージではアウェイでのメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦を落としたあとは、水原三星ブルーウィングス(韓国)とガンバ大阪に勝利を重ね、1試合を残して1位通過を決めました。最終節の水原戦には敗れたものの、主力を温存して臨む余裕を見せました。

イングランド代表監督を務めたスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の下、攻守にハードワークするチームで、前回大会覇者の広州恒大(中国)でも活躍したブラジル人FWエウケソン選手とアルゼンチン出身MFダリオ・コンカ選手、ガーナ代表FWアサモア・ジャン選手らがチームに溶け込んでいます。エウケソン選手はACL4得点、中国代表FWウー・レイ選手も3得点の活躍です。

中国スーパーリーグでもエウケソン選手とウー選手がそれぞれ4得点と3得点の活躍で、チームはここまで5勝2分2敗で3位。16得点は首位の広州恒大(21)に次ぐ数字です。

一方で、ACLではアウェイのG大阪戦(○2-0)以外は失点を続けており、国内リーグでもここ2戦連続で相手に得点を許しています。

東京は、アウェイでのグループステージ最終戦でビン・ズオンに2-1の勝利を収め、混戦のグループEを2位で勝ち抜き、2012年以来となる16強入りを果たしました。

上海戦には、DF丸山祐市選手が累積警告のため出場できませんが、J1リーグで2試合連続無失点の堅守を継続して相手を抑えて、ゴールを奪いたいところです。週末のサガン鳥栖とのリーグ戦ではクロスバーや相手に阻まれてゴールは割れなかったものの、攻撃の形を作って引き分けました。ここ2試合は負けなしです。

FW阿部拓馬選手は、「意思の疎通やコンビネーションは問題ない。もう少し精度を上げてチャンスの回数も増やしたい」と話しています。

東京は、初出場した4年前のACLではラウンド16で広州に敗れました。MF高橋秀人選手は「4年前の悔しさは忘れていない。今回はその先に進めるように、まずはホームで勝ちたい」と意気込んでいます。

浦和、決定力の高いFCソウルと

浦和がホームに迎えるのは、元韓国代表FWでJリーグでも活躍したチェ・ヨンス監督が率いるFCソウルです。2013年大会での準優勝を含めて、出場した5大会全てでノックアウトステージへ進出してきたチームで、今回も安定した強さを発揮しています。

グループFで第5節までに山東魯能(中国)、サンフレッチェ広島、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)から勝点を積み上げ、1試合を残して4勝1分で突破を決めました。最終節の広島戦では主力温存で臨んで1-2で敗れましたが、チェ監督は「今後への課題が見つかった」と余裕の表情でした。

ソウルの得点力は秀逸で、出場32チームで最多の17得点を挙げ、そのうちの10得点をブラジル人FWアドリアーノ選手が決めています。大会得点ランクトップに立ち、国内リーグKリーグクラッシックでも10試合で7得点をマークしています。

韓国代表とアーセナルでも活躍したFWパク・チュヨン選手や、北京国安から加入のモンテネグロ出身FWデヤン・ダムヤノヴィッチ選手の得点力も高く、元広島のMF高萩洋次郎選手が中盤で存在感を示しています。スペイン出身DFオスマール・バルバ選手は主将を務め、最終ラインでチームをまとめています。

週末の国内リーグのソンナムFC戦で勝利を挙げて、広島戦から続いた今季初の公式戦連敗を2で止めて首位をキープ。その勢いで浦和戦に臨んできます。

グループHを2勝3分1敗の2位で突破した浦和は、4強入りした2008年大会以来のノックアウトステージでの戦いです。

14日に行われたJ1リーグのアルビレックス新潟戦ではミスが多く、動きに精彩を欠いてスコアレスドロー。他チームより1試合消化が少ないとはいえ、首位から2位へ後退しました。

しかし、浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、「こういう試合でもしっかり勝点を獲った」と前向きです。また、決定力の高いソウルとの対戦を前に、リーグ戦2試合連続無失点で抑えたことはプラス材料です。

ソウル戦では累積警告による出場停止でDF那須大亮選手を欠きますが、持ち前のアグレッシブさと素早い攻守の切り替えを取り戻して、ホームでの勝利を手にしたいところです。

17日(火)のFC東京対上海上港戦(東京スタジアム)、18日(水)の浦和レッズ対FCソウル戦(埼玉スタジアム2002)は、いずれも19:30キックオフの予定です。

AFCチャンピオンズリーグ2016

2016年1月27日(水)〜2016年11月26日(土)

ラウンド 16
日程K.O.対戦カード
5/17(火) 19:30 FC東京 vs 上海上港
(中国)
5/18(水) 19:30 浦和レッズ vs FCソウル
(韓国)
5/24(火) 19:30 上海上港
(中国)
vs FC東京
5/25(水) 19:30 FCソウル
(韓国)
vs 浦和レッズ

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