高円宮杯U-18プレミアリーグは、11月28日（土）、29日（日）にWEST第17節を開催します。

前節、履正社高校（大阪）に勝利し、最下位を脱した名古屋グランパスU18（愛知）は4位・セレッソ大阪U-18（大阪）と対戦します。田中彰馬選手が「みんなのプレミアリーグ残留への思いは強い。あと2つ勝って、何としてでも残留したい」と口にするように、名古屋が狙うのは連勝のみ。C大阪も逆転優勝の望みをつなぐためには、負けられません。

7位・サンフレッチェ広島F.Cユース（広島）は3位・東福岡高校（福岡）と激突。広島は第13節の名古屋戦から3戦無敗でしたが、前節のガンバ大阪ユース（大阪）戦は0-4と大敗。それでも沢田謙太郎監督は「以前は失点が続くとボールを奪いにいくことができなかったけれど、いまはそれができるようになっている」と前を向きます。対する東福岡も前節、大分に敗れて連勝が3でストップしただけに、連敗は避けたいところです。

6位の京都サンガF.C U-18（京都）は大分トリニータU-18（大分）と対戦します。リーグ2位となる38得点をマークしている攻撃力が特徴の京都に対し、大分の持ち味はリーグ最少失点（17失点）の守備。両チームの攻防はもちろん、「いかにゲームをコントロールできるかが勝負のカギを握る」と京都の森岡隆三監督が話すように、状況に応じた試合運びが一つのポイントになりそうです。

ホームに京都橘高校（京都）を迎える履正社は、試合終盤の2失点で逆転負けを喫した前節から気持ちを切り替えられるかが見どころ。前節の教訓を生かし、最後まで集中を切らさずに戦うことができれば、来シーズン以降につながります。一方の京都橘は、引き分けでもプリンスリーグ降格が決まる厳しい状況。失点を抑え、勝点3獲得を目指します。

[WEST第17節の注目試合]
ヴィッセル神戸U-18　vs 　ガンバ大阪ユース

首位のガンバ大阪ユース（大阪）がヴィッセル神戸U-18（兵庫）とのアウェイゲームに臨みます。

G大阪と2位・大分との勝点差は4。今節の一戦に勝利すれば優勝が決まりますが、G大阪は2013年のプレミアリーグ昇格以来、神戸と5試合を戦い、1分け4敗と苦しめられています。今回はここ4試合続けて無失点の守備から試合のリズムをつくり、攻撃に移っていきたいところ。一方の神戸も、ここ3試合は無敗をキープ。「先制点を奪われるなど、逆境に立たされてからスイッチが入ることが多い」（東隼也選手）という精神面の課題を克服できれば勝機が広がります。G大阪が歓喜の瞬間を迎えるのか、神戸が意地を見せるのか。28日に開催されるプレミアリーグ唯一の試合は、最後まで目が離せません。

日時：11月28日（土）14：00キックオフ
会場：いぶきの森球技場
アクセス：地下鉄「西神南駅」から市バス「ハイテク4番」下車、徒歩約10分。

会場アクセス

プレミアリーグWEST 第17節

11/28(土)
14:00　ヴィッセル神戸U-18 vs ガンバ大阪ユース（いぶきの森球技場）
11/29(日)
11:00　名古屋グランパスU18 vs セレッソ大阪U-18（名古屋市港サッカー場）
11:00　サンフレッチェ広島F.Cユース vs 東福岡高校（吉田サッカー公園）
11:00　京都サンガF.C. U-18 vs 大分トリニータU-18（京都サンガF.C. 東城陽グラウンド）
13:00　履正社高校 vs 京都橘高校（履正社茨木グラウンド）

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