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「JIFFまぜこぜスマイルサッカー in むさプラ」開催レポート

2019年04月12日

「JIFFまぜこぜスマイルサッカー in むさプラ」開催レポート

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、3月31日(日)に武蔵野の森総合スポーツプラザにおいて、障がいの有無や種別に関係なく一緒にウォーキングサッカーを楽しむ「JIFFまぜこぜスマイルサッカー in むさプラ」を開催しました。

このイベントは、4月2日(火)の「世界自閉症啓発デー」にあわせて、自閉症のみならず障がいを持つ方、難病やLGBT(セクシュアル・マイノリティの総称)など、多様な人たちと共に「まぜこぜの心地よさ」を実感できる機会づくりとして毎年国内で開催されている『Warm Blue キャンペーン』の一環として実施し、JIFFは本キャンペーンに2016年から4年連続で参加しています。

当日は「世界自閉症啓発デー」のテーマカラーの「青」を身につけた136名が会場内の「まぜこぜスマイルサッカー」「ブルーフォト撮影」「ブルーフラッグづくり」「キフティング」の4つのプログラムを楽しみました。

「まぜこぜスマイルサッカー」では、障がいの有無や種別、年齢や性別、サッカー経験の有無なども関係なく、混合チームでウォーキングサッカーを実施しました。年齢は10歳に満たない子から60代までと幅広く、健常、車椅子・電動車椅子利用、視覚障がい、聴覚障がい、知的障がい、発達障がい、精神障がい、脳性まひなど様々な方が参加し、互いに理解し合いながらチームで協力してゴールを目指していました。

「ブルーフォト撮影」では、プロのフォトグラファーがいるブースで、参加者は身につけている「青」を強調しながら思い思いのポーズで撮影をしてもらいました。

「ブルーフラッグ作り」では、JFA社会貢献委員長でアーティストの日比野克彦さんが、白い布に下絵を描き参加者みんなで青いフラッグを完成させました。ひとつのものをみんなで作り上げることでより一体感が生まれました。

「キフティング」はリフティングの回数×10円を寄付する企画で、試合の合間に34人がチャレンジして24,500円が集まりました。寄付金は国連が定めた4月2日(火)の「世界自閉症啓発デー」にあわせて4月2日(火)に特定非営利活動法人東京都自閉症協会に全額寄付しました。

今回のイベントでは「世界自閉症啓発デー」を初めて知った参加者や、普段障がい者と接する機会がない参加者も多くいましたが、一緒にサッカーをすると笑顔が生まれ、ピッチの外でも自然と交流する姿が見られました。
JIFFはこれからもサッカーを通して障がいの有無にかかわらず一緒に楽しめる「サッカーを通じた共生社会づくり」に取り組んでいきます。

コメント

参加者コメント
まぜこぜスマイルサッカーに参加して、人との違いを感じずに過ごせた時間となりました。私がサッカーが不得手なのと同じように、ほかの人にもできることとできないことがあるというだけで、違いはないのかなと一緒にやってみて気づけました。ウォーキングサッカーは最初はすごく簡単なのかなと思っていましたが、相手と接触できない中でどう得点していくのかなど、頭を使う部分もあって予想以上に楽しくプレーできました。

参加者コメント
ふだんあまり接したことのない障がい者の方と一緒にサッカーをやってみて、身近に感じられました。特にウォーキングサッカーはいろんな人と一緒にできるツールだと思いますが、サッカーという「楽しいこと」を一緒にやることで、より距離が縮まるのだと思います。

参加者コメント
参加者がそれぞれの特性を隠さず、そしてお互いを思いやりながら、笑顔が沢山あり、とても楽しい時間でした。このような混ざり合うイベントや混ざり合う社会が広がってほしいと思います。貴重な経験をありがとうございました。

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