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ホーム浦安、上位の大分に逆転勝利で勝点3を獲得。湘南、今季初の完封で暫定首位をキープ【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第16節】

2021年11月30日

ホーム浦安、上位の大分に逆転勝利で勝点3を獲得。湘南、今季初の完封で暫定首位をキープ【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第16節】

11月27日(土)、28日(日)の2日間、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第16節の6試合が行われました。
決定力に課題を抱え、下位に沈むバルドラール浦安は、バサジィ大分をホームに迎えました。序盤から攻守の切り替えが早く、激しいフィジカルコンタクトが繰り広げられた一戦は、8分に野口芽斗選手のゴールでアウェイの大分が先制します。13分にはディドゥダ選手が同点弾を決めた浦安でしたが、およそ20秒後には選手同士の交錯に気を取られた隙を突かれ大分の吉田圭吾選手に勝ち越しを許します。さらに第1ピリオド終了間際にパカット選手にシュートを突き刺され、1対3で第1ピリオドを終了。しかし、ハーフタイムで立て直しを図った浦安は第2ピリオドで反撃を開始します。26分には、現在のFリーグ最年少出場記録保持者である柴山圭吾選手が、デビューからおよそ1年2カ月で待望のFリーグ初ゴール。その後もチームのスタイルである守備をしっかりと固め大分の攻撃をしのぐと、33分には東出脩椰選手が同点弾を挙げ、35分には前節100試合出場を達成した三笠貴史選手のゴールで逆転に成功します。1点を追う大分は仁部屋和弘選手をGKに置きパワープレーを仕掛けますが、浦安が集中した守備でゴールを守り、4対3で試合終了。若手の活躍に支えられた浦安が逆転勝利を収めています。

前節、今季初勝利を挙げたボアルース長野はYSCC横浜と対戦。一時はリードを奪われながらも3対2で勝利しF1昇格後初の2連勝を収めました。シュライカー大阪とペスカドーラ町田の一戦は、先制した町田がリードを守り終盤を迎えますが、残り48秒で第2PKを得た大阪が加藤未渚実選手のゴールで同点に追いつき、1対1のドローで試合を終えています。
暫定首位の湘南ベルマーレは、ボルクバレット北九州をホームに迎え、開始わずか10秒で得点ランキング首位のロドリゴ選手が先制弾。北九州の猛攻をしのぎながら1点リードの時間が長く続くと、試合終盤に差し掛かり本田真琉虎洲選手が追加点を挙げます。さらに残り35秒で内村俊太選手のダメ押しのゴールで湘南が3対0で完封勝利を収め、暫定首位の座をキープしています。また、この試合のキックオフ前には11月23日に急逝したJリーグ・湘南ベルマーレのオリベイラ選手を悼み、黙祷が行われました。

監督・選手コメント

小宮山友祐 監督(バルドラール浦安)
第1ピリオドから大分の強度の高いプレスに対し、4-0と3-1を組み合わせて回避をしていこうと話していましたが、4-0のセットがうまく機能しませんでした。「大分はマンツーマンで前から来るから背後が空く」という話をしていましたが、外から見ている以上にピッチの中の選手たちは大分の強度を感じていたと思うので、まったく裏も取れずボールも保持できず、想定していた試合展開になりました。若い選手たちが多いので、うまくいかない中で何ができるかということもひとつの経験だと思います。ただ、選手たちにも伝えていますが、ご褒美で出場をさせているわけではないので試合に出場する基準はしっかりと示してほしいと思います。オフェンスよりディフェンスに課題を感じたので第2ピリオドでは大分の強度が下がることも考え、普段あまり出場機会のない三笠や藤山(翔太)や柴山を起用し、3-1で前からプレスをかけることを明確に出すことができました。ハーフタイムには「戦えていない」「試合になっていない」と厳しい言葉をかけましたが、第2ピリオドは第1ピリオドと違うゲームになったことが勝利に繋がりました。普段から伝えている「1秒でもピッチに立ったら全員が100%のプレーをしてほしい」ということを体現してくれ、ゴールを取るべき選手が取ってくれたことが勝因だと思います。

上原拓也 監督(湘南ベルマーレ)
毎回ホームゲームでは、たくさんの方がサポートしてくれています。ユースやジュニアユースの選手やフロントスタッフ、大型ビジョンの設置やハリセンで後押しをしてくれたサポーターのみなさんのおかげでいい雰囲気の中で試合をさせてもらえています。ここまでホーム無敗ですが、その裏には選手の努力のほかに、サポートをしてくれる一人ひとりの思いがこういう結果を生んでいると思います。僕たちもそれを結果で返すことができすごくよかったと思います。北九州はいいチームで、第1ピリオドでロドリゴが先制点を決めた後、これまでのホームゲームではどんどんヒートアップして点が入る展開を想定していましたが、最後まで集中が切れず手強い相手でした。いつひっくり返ってもおかしくない、緊張感が40分間続く試合でした。でも、しっかりとチームで得点につなげられて2点目、3点目を取れたことが大きかったですし、今シーズン初完封できたことも大きかったと思います。攻撃がうまくいかない時間でも、最近負けていない要因は守備の部分で集中し、一人が抜かれてもカバーに入り、ブロックされても体を張って最低限コースを切るなどがチームとしてできています。もちろんGKフィウーザの好セーブもありますが、今シーズンは守備がよくなっていると思います。一人ひとりが優勝するために行動できているので、あとは残りの試合すべてで結果につなげられるようにチームでいい準備をしていきたいと思います。

馬場源徳 監督(ボルクバレット北九州)
立ち上がり早々の失点シーンは、完全に理解し警戒していた形からでした。その後はしっかりと取り戻して試合をコントロールすることができましたが、最後の決定力の差が出た試合だと思います。やはり上位に入る名古屋や大分、湘南のようなチームには1点では勝てないので、2点、3点と取っていかなくてはいけません。勝点3を取れるようにチームを強化していくことが大事だと思います。

安嶋健至 選手(ボルクバレット北九州)
立ち上がりに気をつけようと試合に入ったのですが、警戒をしていた形で失点をしてしまいました。湘南相手に1-0でスタートするような厳しい状況になってしまい、そのミスが最後まで影響しました。攻撃面でやっていることはよかったと思うのですが、1点が遠かったと思います。1点入っていれば流れが変わったと思いますが、逆にワンチャンスをものにされてしまいました。第1ピリオドのうちに1-1にすることができていれば、第2ピリオドでは流れを引き寄せられていたのでもったいなかったと思います。開始早々の失点で少しメンタル面が崩れた部分がありましたが、大きく戦術を変えることはなかったので、連続失点をしなかったところが最低限よかったところだと思います。

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