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立川・府中と大分の接戦は決着つかずドロー すみだと町田の”東京ダービー”はホームのすみだが逆転勝利【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第10節】

2021年10月26日

立川・府中と大分の接戦は決着つかずドロー すみだと町田の”東京ダービー”はホームのすみだが逆転勝利【Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第10節】

10月22日(金)から24日(日)の3日間にわたり、Fリーグ2021-2022 ディビジョン1の6試合が行われました。

立川・府中アスレティックFCとバサジィ大分の対戦は、攻守の切り替えの激しい接戦となりました。ホームの立川・府中は3分に内田隼太と新井裕生選手が狭いスペースで連係し、内田選手の反転シュートで先制に成功します。対する大分も幾度となくチャンスを作りますが、7カ月ぶりに立川・府中に復帰したGK黒本ギレルメ選手の好セーブに阻まれ、ゴールをこじ開けることができません。しかし、1点ビハインドで迎えた第2ピリオド序盤には立川・府中のパスをズレを森村孝志選手が見逃さずに得点を挙げ、大分が同点に追いつきます。その後は両者に得点が生まれず、大分は残り15秒で小門勇太選手をGKに置くパワープレーで勝負に出ますが、得点には結びつかずに試合終了。勝点を分け合う結果となりました。

フウガドールすみだとペスカドーラ町田の”東京ダービー”は、2分にフットサルワールドカップで経験を積んだ毛利元亮選手のゴールで町田が先制に成功します。16分には左サイドを突破した本石猛裕選手のアシストから倉科亮佑選手が追加点。その後すみだに1点を返されますが、町田リードで第1ピリオドを折り返します。25分には山中翔斗選手のFリーグ初ゴールで再度2点をリードした町田でしたが、30分に1点を返された後はリズムを崩し、さらに失点を重ねます。3対3で迎えた終盤には畠山勇気選手にこの日2点目となるゴールを許し、4対3で試合終了。2点差をひっくり返したすみだが逆転勝利を収めました。

フットサルワールドカップ終了後、初めての試合を迎えた名古屋オーシャンズはバルドラール浦安と対戦しました。ワールドカップのフットサルアンゴラ戦でも兄弟でゴールを挙げた星翔太選手、龍太選手が活躍を見せた名古屋が4対2で勝利を収めています。

監督・選手コメント

比嘉リカルド 監督(立川・府中アスレティックFC)
いい立ち上がりで、先制点を取れました。ですが、得点をしてからが不安な流れになりました。後ろからボールを回せず、モビリティが機能しませんでした。追いつかれてからはいいリズムで何回もチャンスを作りましたが、ゴールをできなかったことは残念です。でも、仕方がありません。失点は結果にこだわったが故のミスなので、選手に責任を取らせることではなく、監督の責任です。前を向いて、シュライカー大阪戦では勝ち切れるようにがんばっていきます。勝点3を取り、順位を上げられるように思い切りぶつかりたいと思います。

上村充哉 選手(立川・府中アスレティックFC)
結果を見ると僕たちのセットは失点をして、もうひとつのセットは点を取ってくれたので、その責任は感じています。ただ、誰が悪いというわけではなくピッチに出ている5人の問題なので、選手がそれぞれ自分に矢印を向け、助け合っていかなくてはならないと思います。次戦では失点をせず、得点を取って勝つだけなので、切り替えてがんばっていきたいと思います。

伊藤雅範 監督(バサジィ大分)
お互いに勝つチャンスのあった試合でした。観客が入っている中で積極的で魅力的なフットサルができたと思っています。パワープレーはもう少し早く仕掛けたかったのですが、ボールのポゼッションの関係上、最後の15秒しかできませんでした。

Fリーグ2021-2022 ディビジョン1

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