第53回デュッセルドルフ国際ユースサッカー大会（4/2～6）に参加している日本高校サッカー選抜は、4月4日（土）にグループステージ第2戦のスラヴィア・プラハ戦、第3戦のレッドブル・ザルツブルクとの試合に臨みました。

グループステージ第2戦結果

日本高校サッカー選抜 3-2 (前半0-1、後半3-1) スラヴィア・プラハ

得点者
25分   失点 （スラヴィア・プラハ）
26分   渡邊凌磨 （日本高校サッカー選抜）
33分   渡辺剛 （日本高校サッカー選抜）
49分   失点（スラヴィア・プラハ）
50分   前川優太 （日本高校サッカー選抜）

スターティングメンバー

GK
1(C)  志村滉（船橋市立船橋高→ジュビロ磐田／3年）

DF
3    野田裕喜（大津高／2年）
5    渡辺剛（山梨学院高 → 中央大／3年）
2    小川明（履正社高 → 大阪体育大／3年）
6    平田健人（星稜高 → 大体大／3年）

MF
8    鈴木徳真（前橋育英高 → 筑波大／3年）
9    澤田篤樹（流通経済大柏高 → 獨協大／3年）
7    久保和己（流通経済大柏高 → 流通経済大／3年）
10  渡邊凌磨（前橋育英高 → 早稲田大学／3年）

FW
18  一美和哉（大津高／2年）
20  岩崎悠人（京都橘高／1年）

交代
42分   MF10 渡邊凌磨 → FW19 青柳燎汰（前橋育英高→法政大／3年）
43分   MF7 久保和己 → DF6 大野佑哉（山梨学院高→阪南大／３年）
48分   FW20 岩崎悠人→ MF11 前川優太（星稜高→中央大／3年） 

マッチレポート

大会第2戦。ノックアウトステージ進出に向け重要な試合。立ち上がり、積極的にDFから素早い攻撃を仕掛け、試合を優位に進めました。しかし対戦相手もこの試合が初戦ということもあり、気持ちを前面に出し、早く激しいサッカーを展開してきます。互いに緊張感のある試合内容の中、前半終了間際にミスから失点。後半、日本高校サッカー選抜はプレースピードを上げ、後半開始直後にMF久保和己選手の体を張ったプレーから、パスを受けたMF渡邊凌磨選手が同点ゴールを奪います。勢いづいた日本高校サッカー選抜は33分、右CKからのサインプレーでDF渡辺剛選手がゴール。立て続けに得点を奪い、試合を優位に進めます。しかし試合終了間際に一瞬のスキを突かれスローインから失点。このまま試合終了かと思われたキックオフ直後、FW一美和哉選手が右サイドで縦に仕掛けクロスを上げると、そのこぼれ球を途中出場のＭＦ前川優太選手が冷静に決め、劇的な勝利を飾りました。最後まで日本高校サッカー選抜らしく、勝利を目指して粘り強く試合を進めることができたゲームでした。

選手コメント

前川優太 選手（星稜高 → 中央大／3年）
(第2戦を終えて)ベンチの皆と絶対に得点を決めようと話していたので、得点した直後はベンチに向かって走りました。星稜高校パワーは健在です。持ってる自分の力でグループステージ突破を狙います。

グループステージ第3戦結果

日本高校サッカー選抜 0-3 (前半0-2、後半0-1) レッドブル・ザルツブルク

得点者
10分   失点 （レッドブル・ザルツブルク）
12分   失点 （レッドブル・ザルツブルク）
34分   失点 （レッドブル・ザルツブルク）

スターティングメンバー

GK
1(C)  志村滉（船橋市立船橋高 → ジュビロ磐田／3年）

DF
3    野田裕喜（大津高／2年）
5    渡辺剛（山梨学院高 → 中央大／3年）
4    菊池流帆（青森山田高 → 大阪体育大／3年）
13  平田健人（星稜高 → 大体大／3年）
6    大野佑哉（山梨学院高→阪南大／3年）

MF
8    鈴木徳真（前橋育英高 → 筑波大／3年）
16  末吉塁（初芝橋本高 → 大阪体育大／3年）
7    久保和己（流通経済大柏高 → 流通経済大／3年）
10  渡邊凌磨（前橋育英高 → 早稲田大学／3年）

FW
18  一美和哉（大津高／2年）

交代
25分   MF16 末吉塁 → FW19 岩崎悠人（京都橘高／1年）
32分   DF13 平田健人 → MF9 澤田篤樹（流通経済大柏高→獨協大／3年）
36分   DF4 菊池流帆 → DF2 小川明（履正社高→大阪体育大／3年）
42分   MF7 久保和己 → FW19 青柳燎汰（前橋育英高→法政大／3年）

マッチレポート

互いにグループステージ突破を目指して臨んだ一戦。試合開始から両チームとも激しい攻防を繰り返します。日本高校サッカー選抜は前半10分にCKから失点すると、その2分後にも右サイドをスピードで突破され、低いクロスを中央で合わされ連続失点します。このまま前半終了。後半へ向けてハーフタイム中に修正を図りましたが、相手の鋭い出足に苦戦し、34分にまたしても相手選手にDFの背後を突かれ失点。そのまま0-3で試合終了となりました。相手の鋭い出足とフィジカルの強さに終始戸惑い、日本高校サッカー選抜の持ち味である機動力を発揮することができませんでした。

スケジュール

 *天候等により、トレーニング会場、時間が変更する場合があります。