5月30日（土）に栃木県鹿沼市にある「鹿沼サンエコ自然の森サッカー場」にて298名が参加し、JFAキッズ（U-10）サッカーフェスティバルを行いました。

イベント情報

今回のフェスティバルは、【チーム対抗戦】でしたが、『全チームがキッズ委員会で決めた統一メニューによる１０分のトレーニングを行い、その後に試合をする』という形式を取りました。そのために午前中に参加チームの指導者に集まって頂き、研修会を行いました。まず、『指導のポイント』として「褒めること」や「励ますこと」の重要性を伝え、その後『トレーニングのシミュレーション』を行い、全スタッフが内容を共有し、午後のフェスティバルに備えました。

参加者コメント

鹿沼西ＦＣ　　酒井修大さん
３試合して全部負けてしまったけど、みんなと力を合わせてプレーすることができて楽しかったです。練習したことが試合でできて、そのことをコーチが褒めてくれました。お母さんも応援してくれたので嬉しかったです。また今日のようなフェスティバルに参加したいです。

ドラゴンＳＣ　　高村琉碧さん
暑くてもみんなと楽しくできました。シュート練習が一番楽しかったです。コーチのアドバイスでシュートは上手になりました。友達が「るい、ナイス！！」と声をかけてくれたことが初めてのことだったのでとても嬉しかったです。またフェスティバルに来たいです。

花園ＦＣ　　青柳雄一
息子（２年生）がお世話になっているチームの一保護者として参加させて頂きました。午前の研修会ではトレーニングのポイント等を具体的に講義して頂いたり、実践練習をしたりしてとても参考になりました。特に印象に残ったことは、子供たちに問いかけながら“何のためのプレーなのか“、“何がいいプレーかを気付かせながら指導していく“ことです。子供たちのサッカーの技術の向上はもちろん、『意欲や自立心』、『考える力を養う』のにもとても有効であると感じました。サッカーのみならず、日常生活に於いても大切なことであると考えさせられました。午後の他チームとの交流戦もとても楽しかったです。本当にありがとうございました。

担当者コメント

キッズ委員会副委員長　　稲垣浩充さん
こどもたちに対して「褒める」「励ます」「盛り上げる」といったことができない指導者がたくさんおり、まだまだ『こどもを育てる』ということへの意識が低いことが認識できました。栃木として初めての試みとなるこのフェスティバルで我々が伝えなければならないことがまたひとつはっきりしました。と同時に、我々の使命の大きさを改めて確認できました。これからも、『こどもを育てること』と、こどもに関わる『いい大人を増やす（我々も含めて）』ことに全力で取り組みます。

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