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JFA女子サッカーデー2022の取り組みについて

2022年03月01日

JFA女子サッカーデー2022の取り組みについて

日本サッカー協会(JFA)は、3月8日に「JFA女子サッカーデー」を迎えるにあたり、広く3月を女子サッカーの普及活動強化月間と位置づけ、「女子サッカーの普及」と「女性活躍推進」をテーマにさまざまな取り組みを実施します。
JFAは2019年度第5回理事会で、国際連合(国連)が制定している「国際女性デー」、そしてアジアサッカー連盟(AFC)の「AFC女子サッカーデー」である3月8日を「JFA女子サッカーデー」に制定。2020年より、47都道府県サッカー協会とともにこの活動をスタートしました。

JFA女子サッカーデーのスローガンは「世界でいちばんフェアな国になろう」。このスローガンには、誰もがフェアに輝ける社会、夢に向かってチャレンジできる社会を、スポーツ、サッカーの力で実現していこうという決意が込められています。JFAでは、女子サッカーを文化にするために“なでしこvision”を掲げ、そのもとに3つの目標を定めています。ひとつめの目標は「サッカーを女性の身近なスポーツにする」ことであり、それら目標を達成した先には「女性が輝く社会の実現」が待っていると信じています。女子・女性がサッカーを楽しむことは決して特別ではなく、自分らしさを存分に発揮して活躍する女性もまた同じく特別ではありません。今年度はこれまで以上に男女の性差を超えて女性の活躍を願い、理解し、支え、そして歩みを共にする、そんなフェアな社会の実現に向けて広くサッカーファミリーに賛同を呼びかけていきます。

JFA女子サッカーデー2022公式ウェブサイトではサッカーファミリーから寄せられたコメントや今年度の取り組みをご紹介しています。

JFA女子サッカーデー2022公式ウェブサイト
http://www.jfa.jp/women/womensfootballday2022/

JFA会長 田嶋幸三 コメント

昨年の東京2020オリンピック・パラリンピック、そして先日閉幕したばかりの北京2022オリンピックでは世界各国のアスリートらが躍動し、感動と興奮を届けてくれました。限界への挑戦、前人未到の記録に挑む姿、勝者を称え、勝利や敗北を分かち合う光景にスポーツが持つ寛容性と高潔性を再発見した思いでした。彼らのチャレンジに新たな希望を見出した人たちも少なくないでしょう。
日本サッカー協会(JFA)は3月8日の国際女性デーに合わせ、その日を「JFA女子サッカーデー」としています。老若男女を問わず誰もがサッカーに親しむ中で喜びや活力を得、目標や夢を持って生きられる社会を広げたいと考えています。スポーツは年齢や性差、障がいの有無を超えて、その素晴らしさを享受できるものです。私たちは女子サッカーを通じて、一人一人が自立し、互いに認め合う社会の実現を目指します。

JFA女子委員長 佐々木則夫 コメント

日本サッカー協会が3月8日を「JFA女子サッカーデー」に定めてから今年で3年目となります。この2年間での取り組みには、各地域・都道府県サッカー協会の協力のもと実施した普及イベントや、女性リーダーシップシンポジウムの開催などがあり、地道ながらも着実に「誰もがサッカーを楽しめて、誰もが輝ける社会の実現」に向けた活動を行ってまいりました。また昨年には女子サッカー界待望のプロリーグ「WEリーグ」が開幕しました。このWEリーグもまた「夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念としており、日本の女子サッカー・スポーツにとって大きな一歩となりました。一方でこの2年間は新型コロナウイルスに立ち向かう時間でもあり、今なお続いています。それでも一度灯したあらゆる人々の情熱の火を絶やさぬよう、今年も私たちは創意工夫のもとに様々な活動に取り組んでまいります。
なでしこジャパンはもとより、各女子カテゴリーの大会で躍動する選手たちの姿は誰にでも輝く場所があることを表してくれています。そして、ボールを追いかける彼女たちを輝かせているのは、彼女たちの家族や友人の理解や支えであることを忘れてはいけません。老若男女を問わず全ての人がフェアに充実した人生を送れるよう、女子サッカー界がその道を体現していきたいと思います。

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