JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 女子サッカー > JFA 女子サッカーデー2021 > 最新ニュース一覧 > 2020/2021年度Associate-Proコーチ養成講習会モジュール3が終了

ニュース

2020/2021年度Associate-Proコーチ養成講習会モジュール3が終了

2021年03月19日

2020/2021年度Associate-Proコーチ養成講習会モジュール3が終了

Associate-Proコーチ養成講習会の第3回目の集合研修(モジュール3)が、3月8日(月)から3月12日(金)までの5日間、高円宮記念JFA夢フィールドで開催されました。

初日は、フットサル日本女子代表とU-20フットサル日本代表で監督を務める木暮賢一郎さんから「フットサル」について講義と実技の両面から、競技特性やサッカーとは違った身体の動きについて学びました。
夕食後には、コースダイレクターの今井純子女子委員長から、3月8日の国際女性デー/JFA女子サッカーデーについて、その歴史やJFAの取り組み、またWEリーグの理念や女性活躍とリーダーシップについての講義を受けた後、A-Pro受講生全員で「国際女性デー/JFA女子サッカーデーの発信について考えよう」をテーマにワークショップを行いました。「A-Pro受講生にふさわしいものを作り上げてほしい」と求められたワークショップでは、女性の指導者として何を発信すべきか議論が重ねられ、講習会期間を通じて、寝る間を惜しんでディスカッションや撮影が行われました。指導者を目指したきっかけ(過去)、まさに現在A-Proを受講する自身の姿、そして今後どうしていきたいか(未来)を映像にまとめ、TEAM A-Proとして一本の動画に仕上げました。

2日目の午前中には、フィジカルフィットネスについて、パフォーマンスを高めるための体力的側面への科学的なアプローチの重要性とその測定方法、そして実際のフィジカルトレーニングについて、フィジカルフィットネスプロジェクトリーダーの菅野淳さんと同プロジェクト指導者養成チーフの安松幹展さんから講義を受けました。
午後は、JFA医学委員でもある土肥美智子さんよりスポーツ医学の講義を受けました。特に予防医学の観点から、貧血や脳震盪、女性に特徴的な具体症例、またアンチドーピングや感染症対策など、現場に生きる内容の講義をしていただきました。

3日目からは2日間にわたり指導実践を行い、夕食後の振り返りで修正点を確認しました。
最終日は、JFA普及部会長の中山雅雄さんから、キッズプログラムについて、特にグラスルーツの大切さやそこに関わる指導者の重要性について学び、キッズ年代向けのプログラムを実技形式で学びました。
最後はスクールマスター眞藤邦彦さんとコースダイレクターの小野剛さんからチームマネジメントの講義で、今回のモジュールを締めくくりました。

期間:2021年3月8日(月)~12日(金)
会場:高円宮記念JFA夢フィールド
スクールマスター:眞藤邦彦
コースダイレクター:小野剛、今井純子

3月8日(月)

講義:コーチングの原則
講義:フットサル(講師:木暮賢一郎氏)
実技:フットサル(講師:木暮賢一郎氏)
講義:国際女性デー/JFA女子サッカーデー

3月9日(火)

実技:フィジカル(講師:菅野淳氏)
講義:フィジカル(講師:安松幹展氏・菅野淳氏)
講義:スポーツ医学(講師:土肥美智子氏 ※オンライン)
講義:振り返り

3月10日(水)

実技:指導実践
講義:振り返り

3月11日(木)

実技:指導実践
講義:振り返り

3月12日(金)

講義:キッズプログラム(講師:中山雅雄氏)
実技:キッズプログラム(講師:中山雅雄氏)
講義:チームマネジメント

受講生コメント

三上尚子さん(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースGM)
スケジューリングが難しい中、皆さんのご協力があり、感染予防対策をしっかりとりながらプログラムを実施できたことにとても感謝しています。今回はフットサルをやらせてもらったり、フィジカルを学んだり、様々な角度からサッカーを学ぶ機会を与えていただき、指導実践でも自分のプレーモデルを考えながら、メンタリングを続けてきたお互いの成長に刺激を受けながら、充実した研修をさせてもらいました。この収穫を持ち帰って、もっとレベルアップできるように成長につなげたいと思います。
今回作成した映像ですが、初日に今井女子委員長から何をやってもいいよと言われ、みんなでディスカッションして、A-Proらしいものってなんだろうと考え、国際女性デーとかけあわせ、自分たちにしかできないものということで作成しました。内容としては、なぜ自分たちが指導者になったのかという「過去」、A-proを受講している現在、そして目指している「未来」という三部構成で、多くの女子選手や女性に見てもらい、少しでも仲間が増えればという思いで作りました。

柳井里奈さん(流通経済大学女子サッカー部監督)
前回のモジュール2の後、週に1回程度はオンラインで顔を合わせる機会がありましたが、実際に顔を見ると刺激を受けることも多くあり、オンラインにはない良さをあらためて感じながら受講しました。今回はフットサルやフィジカル、グラスルーツという、大きなサッカーファミリーという枠組みの中でたくさんのものを吸収できたと思っているので、今後も継続して頑張っていきたいと思います。
映像制作には、講義後に夜遅くまで時間を割いて、これが今回のモジュールのメインだったのではと思うくらいみんなで悩んで取り掛かりました。女子サッカーをみんなで盛り上げていけるように、そして力を貸してくれる人が一人でも増えるようにという思いを込めて作りましたので、ご覧頂ければと思います。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー