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なでしこジャパン メリハリのあるトレーニングを行う

2018年06月09日

なでしこジャパン メリハリのあるトレーニングを行う

なでしこジャパンは、ニュージーランド遠征4日目を迎えました。

晴天とまではいきませんでしたが、雨は上がり太陽も垣間見え、昨日までの寒さは和らぎました。きれいな虹も見え、選手も明るい表情でピッチに集まりました。この日の午後はトレーニングをキャンセルし、午前中にメリハリのあるトレーニングを2時間ほど行いました。

ポゼッションや対人からのシュート練習の後に、ロングボールに対するケア、処理のトレーニングを6対6で行いました。特に守備陣は声を掛け合いながらラインコントロール、全体バランスなどについてチームとしての共通認識を高めていました。

最後は、昨日に引き続き15分×2本の紅白戦を行いましたが、その中で高倉麻子監督は「前を向けたら向くことを徹底しよう。失敗してもいいからチャレンジしよう」と選手に呼びかけ、積極的な攻撃を促していました。

午後は昨日のグループディスカッションで抽出した課題に対して、個人で自分のプレーを振り返る時間を設け、頭の整理と自己評価を行いました。今の自分がどのレベルにあるか、また更にレベルアップするためにどうするべきか、という課題に対し選手は真剣に向き合っていました。

9日(土)は試合前日の公式練習を行い、10日(日)の国際親善試合に向けて最終調整を行います。

選手コメント

DF #3 鮫島彩 選手(INAC神戸レオネッサ)
AFCアジアカップでは、チームとしてできたこととできなかったことがはっきりました。特に立ち上がりでの失点を防ぐことができたことはチームとして大きな収穫だと感じています。次のステップとして今度は、試合の中での自分たちの時間を増やしていくことが必要だと思います。相手を剥がしていく作業や駆け引きなどをすることにより、自陣でボールを奪った後にどのように相手のゴール前までボールを運ぶかが次の課題だと思います。今後は負けない試合運びだけではなく、勝つ試合運びができるチームを目指したいと思います。

DF #5 市瀬菜々 選手(マイナビベガルタ仙台レディース)
ニュージーランドに来て4日経ちましたが、とても濃い練習が出来てると感じています。AFCアジアカップの時に課題として出た1体1の強さだったりビルドアップの正確性だったりを練習の中から改善していきたいです。そして、10日のニュージーランド女子代表戦では自分の長所を出し、チームの勝利に貢献できるように頑張ります。

FW #11 田中美南 選手(日テレ・ベレーザ)
初選出の2選手もすっかりチームに溶け込んで、いい雰囲気の中、いい遠征ができています。10日の試合では、ニュージーランド女子代表にしっかりと勝利し、チームとしてさらに積み上げていきたいです。個人としては、自覚と責任をしっかりもち、得点や、プレーの内容のところでしっかりアピールをして帰国したいと思います。

スケジュール

6月5日(火) PM トレーニング
6月6日(水) AM/PM トレーニング
6月7日(木) AM/PM トレーニング
6月8日(金) AM/PM トレーニング
6月9日(土) 調整中 公式会見
PM 公式練習
6月10日(日) 15:10 国際親善試合 vs ニュージーランド女子代表(Westpack Stadium)

※時間はすべて現地時間。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

国際親善試合 vs ニュージーランド女子代表

2018年6月10日(日) 現地時間15:00(日本時間12:00)
ニュージーランド/Westpac Stadium
なでしこジャパン(日本代表) vs ニュージーランド女子代表
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