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第17回JFAレフェリーキャラバンを富山県で開催

2016年11月24日

第17回JFAレフェリーキャラバンを富山県で開催

JFAレフェリー・キャラバンが11月19(土)、20日(日)、富山県フットボールセンター(日医工フットボールアカデミー)にて実施されました。

富山県の審判インストラクター15名、4級・3級ユース審判員9名、ユース審判オブザーバー5名の他、地元のS級・1級審判員インストラクター2名、1級審判員2名と大変多くの方にご参加いただきました。

本キャラバンでは、審判指導者を対象としたチュータリングの講義を中心に行い、プラクティカルトレーニングの指導を実践。またプロフェッショナルレフェリーの家本政明氏が参加し、富山県の若い審判員を指導しました。2日目は生憎の雨模様でしたが、今回のキャラバンをきっかけに富山県の審判インストラクター、審判員のより充実した育成強化プログラムが構築されることが期待されます。

インストラクターコメント

黛俊行 JFA審判インストラクター
今回のプログラムは、富山県との事前実情分析から指導者のスキルアップを主たる目的とし、JFA審判委員会が現在進めているチュータリング・スキルの紹介とプラクティカル・トレーニングの準備・指導実践を行いました。20日は「技術との協調」ということで「ユース審判員の活動環境」について、富山県技術委員会委員長の安井孝志先生をはじめ、高校の現場でご指導にあたっている8名の方にもご参加いただきグループ・ディスカッションを実施することができました。グループの中にはユース審判員にも入ってもらい貴重な意見交換をすることができたと思っています。また審判指導者のプログラムと同時進行でプロフェッショナルレフェリーの家本氏がユース審判員を指導しました。家本氏の熱の入った指導に時間を延長してほしいという審判員からの要望があり、質疑応答を1時間ほど延長しました。プラクティカルトレーニングでは、開始から雨が強く降っていましたが、富山県の指導者の熱心な指導ぶりがそうさせたのか途中から上がり、無事実施することができました。うまくできた点、出来なかった点それぞれありましたが、準備にエネルギーをさらに注力することが出来れば、課題の多くは解決できると感じました。指導者の方から最後に「我々は常に進化し続けなくてはいけないということに気づきました。」といったコメントを聞くことができました。参加した審判指導者、審判員の意識と意欲の高さのおかげで大変充実したキャラバンになったと思います。

受講者コメント

綿野直樹 富山県サッカー協会審判委員長
本キャラバンは、「ユース審判員の育成」「審判インストラクターの強化」を重点テーマとして、本県審判委員会活動基盤の強化を図ることを目的として行われました。日頃なかなか経験することのできない質の高い指導を受けた受講者にとって、1日目は”発見””驚き””納得”の繰り返しで一日が終わり、2日目は実践的内容に戸惑う場面が多々見受けられましたが、経験技量不足を次なる課題とすることで元気を取り戻しました。また、「技術と審判の協調」では、県内の技術委員やチーム指導者が混ざり合って、ユース審判員の育成環境の整備をテーマにグループディスカッションを行い、現状課題の認識や今後に向けての方策を出し合い、共通理解を図ることができたことは大きな収穫でした。本県審判委員会にとっては大変意義のある2日間となりました。今回の参加者全員が得た熱い思いをエネルギーにして、今後も継続性をもたせた研修会へと位置付けし、審判活動基盤の強化に繋げていきたいと思います。

沢崎謙一 3級審判インストラクター
今回JFAレフェリーキャラバンに参加し、多くの事を学び、気付かされた事や確認できた事は今後の活動に大いに役立つ事ばかりで本当に勉強になりました。 チュータリングやチューターの役割、プラティカルトレーニングのプランニング、そして実践から問題点が確認できたことが良かったです。 従来の手法と違う新しい方法や機材を使ったインスタントフィードバックの実践など、審判員がよりはっきりと問題点を確認でき、解決方法に向きあえたことが印象深いです。今後も振り返りを含め、伝えることに腐心しながらインストラクターとして審判員育成のため活動していきたいです。

江尻満里奈 ユース審判員
2日間JFAレフェリーキャラバンに参加して、とてもたくさんの知識や技術を習得できました。1日目は、チュータリングで審判に求められるものを考え審判像を描き”強さ””厳しさ””コミュニケーション””速さ””判断力””リスペクト精神””体力”などを自分と照らし合わせました。また、プロフェッショナルレフェリーの家本さんの話で①距離②角度③視野④プレーの邪魔をしないという点を考えることで、自分に欠けているものがわかりました。『極上の審判』を目指したいと思いました。2日目のプラクティカルトレーニングでは、オフサイドラインキープができていると思っていたものの実際に映像で確認すると遅れ気味の癖を知ることができ、動きに修正をかけたいと思います。ポジショニングではもっと広い視野を得ることについてアドバイスをいただきました。これらのことを早く次の試合で実践したいと思いました。

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