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町田、神戸がACLEで8強入りも広島は敗退、G大阪はACL2で準決勝進出

2026年03月12日

町田、神戸がACLEで8強入りも広島は敗退、G大阪はACL2で準決勝進出

AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2025/26東地区ラウンド16第2戦が3月10日(火)、11日(水)に行われ、FC町田ゼルビアとヴィッセル神戸が8強に進出しましたが、サンフレッチェ広島は2戦合計で及ばす、敗退となりました。AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)2025/26に参戦しているガンバ大阪は、アウェイでの東地区準々決勝第2戦を延長戦で制して準決勝に進出です。

町田、中村のゴールと粘りの守備で勝利

町田は3月10日(火)、ホームで江原FC(韓国)と対戦し、中村帆高選手の前半の得点で1-0の勝利を収め、2戦合計1-0で準々決勝進出を決めました。

アウェイでの第1戦を0-0で終えた町田は、勝負がかかったホームでの一戦で立ち上がりから積極的な攻めの姿勢を披露します。

試合開始12分で、攻撃の中心を担ってきた相馬勇紀選手が負傷交代となるアクシデントに見舞われますが、交代投入のナ・サンホ選手や中村選手が攻撃をけん引します。

先制は前半25分。左サイドでボールを持ったナ・サンホ選手が中央に向かって運んでクロスボールを送ると、逆サイドから走り込んだ中村選手が頭で合わせ、ゴール左隅へ決めました。

ナ・サンホ選手はその後も積極的な仕掛けを見せます。35分には左からペナルティエリアに切り込んで右足を振り、相手GKに阻まれたものの追加点のチャンスを作ります。

先制を許した江原も反撃へ素早い対応を見せます。前半34分に2枚替えの選手交代で5バックから4バックに変更。第1戦でも見せたシステム変更で両サイドバックが高い位置を取り、攻撃力を上げて得点を狙います。

さらに後半開始からFWアブダラ・ハライハル選手を投入すると、49分に前半途中出場のFWキム・テウォン選手とハライハル選手が立て続けのシュートでゴールに迫ります。町田はGK谷晃生選手の連続好セーブでこれをしのぎますが、その後もキム・テウォン選手らを中心に江原がゴールを脅かします。

町田は自陣で対応する時間が増えますが、前線でボールを奪う機会をうかがいながらゴール前を固める粘り強い守備で対応します。

江原はキム・テウォン選手が後半アディショナルタイムにも鋭いシュートを放つなど、ゴールに迫りますが、町田はGK谷選手の好セーブもあって最後まで1-0を守り切り、勝利で初の8強入りを手にしました。

神戸、大迫選手らのゴールで粘りの逆転勝利

神戸は3月11日(水)、ホームでFCソウル(韓国)と対戦し、前半に先制を許したものの、大迫勇也選手と井手口陽介選手のゴールで2-1の逆転勝利を収め、2戦合計を3-1としてベスト8進出を決めました。

アウェイでの第1戦を1-0で勝利した神戸でしたが、ホームでソウルの反撃に遭い、苦しい展開になります。

一週間前と同じ先発メンバーで臨んだ神戸に対して、ソウルは先発3人を変更してピッチを広く使ったサイド攻撃で仕掛け、前半20分に先制します。前節出場機会のなかったMFチョン・スンウォン選手が右サイドで神戸DFをかわしてクロスを上げ、ゴール前でFWパトリク・クリマラ選手がファーサイドに流すと、FWソン・ミンギュ選手がGK前川黛也選手を引き付けてクリマラ選手にリターン。ポーランド出身FWがこれを頭で決めて、2戦合計を1-1としました。

神戸は30分過ぎに左スローインの流れから、最後は武藤嘉紀選手が強打を放ちますが、相手DFに阻まれます。その後も濱﨑健斗選手と佐々木大樹選手が速攻でゴールに迫りますが、神戸は中盤で相手にボールを奪われるなど守備が嵌らず、なかなか思うような展開に持ち込めません。

ソウルは後半もDFキム・ジンス選手のミドルシュートやFWチョ・ヨンウク選手らが積極的にゴールを狙い、68分にはキム・ジンス選手のクロスにチョ・ヨンウク選手がゴール前に飛び込んで頭で合わせる決定機を作りますが、GK前川選手が鋭く反応してセーブ。追加点を許しません。

苦しい時間帯が続いていた神戸ですが、後半半ばから徐々に相手を上回る動きでゴールに迫るようになります。73分には、後半交代出場の大迫選手が右サイドを攻め上がった広瀬陸斗選手のクロスに頭で合わせ、これはポストに阻まれますが、攻撃のリズムが生まれます。

そして78分、大迫選手の左からのサイドチェンジのボールを広瀬選手が右サイドで粘ってキープ。そこからパスを受けた武藤選手がクロスを入れると、ファーサイドで大迫選手が右足で流し込みました。

この得点で2戦合計を2-1とした神戸は89分、大迫選手のプレスを受けた相手GKのキックを井手口選手が回収。井手口選手は前に出たGKの頭上を越える技ありのループシュートを放ち、ダメ押しの1点をマーク。粘り強く戦った神戸が勝利で8強入りです。

広島、木下選手が得点も第2戦で逆転ならず

第1戦をアウェイで落とした広島は3月11日(水)、ホームでジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦し、試合終了直前に木下康介選手がPKを決めて1-0で勝ちましたが、2戦合計2-3で敗れて8強進出はなりませんでした。

先週のアウェイ戦の1-3からホームで挽回したい広島は、立ち上がりから積極的に仕掛け、前線に顔を出した川辺駿選手のシュートや、荒木隼人選手がCKに頭で合わせるなど、チャンスを作ります。

ジョホールは第1戦で得た2点のリードで、守備を固めながらチャンスに得点を伺い、前半終盤に左CKの流れからこぼれ球に反応したDFオスカル・アリバス選手がミドルシュートでゴールを脅かし、左ポストを叩く場面を作ります。

前半を0-0で折り返した広島は、後半早々に木下選手と新井直人選手を投入して攻勢を強め、川辺選手やジャーメイン良選手らがクロスボールからファーサイドで相手の裏を取ってシュートを狙い、中野就斗選手のクロスに木下選手がヘディングで合わせますが、枠を捉えることができません。

得点は90分。広島は後半途中出場の中島洋太朗選手のシュートが相手に当たってPKを獲得すると、これを木下選手が決めて1点を返しました。しかし追加点は奪えずにそのまま終了。逆転はならず、ラウンド16で敗退となりました。

東地区このほかの試合では、ブリーラム・ユナイテッド(タイ)がホームでメルボルン・シティ(オーストラリア)と延長0-0の末、PK戦4-2で競り勝って準々決勝進出を決めています。メルボルンでの第1戦は1-1でした。

準々決勝以降のノックアウトステージはファイナルズとして一戦必勝方式で、4月17日から25日までサウジアラビアでの集中開催が予定されています。

なお、最近の中東情勢を受けて西地区では先週予定されていたラウンド16第1戦と、今週開催予定だった第2戦が延期されています。

G大阪、アウェイでの延長勝利でベスト4進出

G大阪は3月11日(水)、アウェイでACL2東地区準々決勝第2戦に臨み、ラーチャブリーFC(タイ)と延長までもつれ込みましたがウェルトン選手のゴールで2-1と競り勝ち、2戦合計を3-2として4強進出を決めました。

一週間前のホームでの第1戦を1-1で折り返したG大阪は、週末のアウェイでのリーグ戦を経て中2日。日本と気温差も大きい暑さの中、忍耐強い戦いを見せました。

G大阪は序盤からボールを支配して相手を押し込み、前半29分には鈴木徳真選手、中谷進之介選手と左からつないだパスを三浦弦太選手が受けてミドルレンジから右足を振り、先制に成功。2戦合計を2-1とします。

先週末のリーグ戦がなかったラーチャブリーはコンディションも良く、ホームでの声援を受けて激しいプレーを披露し、失点後の前半33分には選手交代で最終ラインの並びを変えて反撃に転じます。

ラーチャブリーは後半開始5分、GKからのロングボールを起点に速攻を仕掛け、DFダニエル・ティン選手の左クロスをGK東口順昭選手が弾いたところ、ゴール前に詰めたFWグレイソン選手が右足で押し込んで同点にします。

さらに、66分には左CKの流れからペナルティエリアでハイボールを競り合ったG大阪DFにハンドがあったとして、ラーチャブリーがPKを獲得。しかし、GK東口選手がFWデニウソン・ジュニオール選手のキックを止めて、追加点を阻止します。

G大阪は失点直後から、選手交代でウェルトン選手、美藤倫選手、名和田我空選手、奥抜侃志選手らを次々と投入して得点機を探ります。しかし、チャンスに均衡を破れないまま、試合は延長に突入します。

待望のゴールは延長前半の99分でした。中盤で粘ってボールキープした美藤選手が奥抜選手へ縦パスを送り、名和田選手を経てペナルティエリア左でボール受けたウェルトン選手が右足を振り、ゴールネットを揺らしました。このリードを守り、忍耐強く戦ったG大阪が勝利で4強入りを決めました。

準決勝は第1戦を4月8日(水)にG大阪のホームで、第2戦はアウェイで同15日(水)に行われます。

対戦相手はタンピネス・ローバーズFC(シンガポール)またはバンコク・ユナイテッド(タイ)で、3月12日(木)にタンピネスで行われる第2戦で決まります。第1戦はバンコクがホームで2-1と先勝しています。

なお、西地区ではACL2でも準々決勝第1戦、第2戦が中東情勢の影響で延期されています。

選手コメント

GK 谷晃生 選手(FC町田ゼルビア)
苦しい展開が続いた中でしっかりと耐えきって掴んだ勝利で、チームが1つの目標としていたベスト8を達成できました。(後半早々の連続セーブは)ボックス内にすごく人がいて難しかったのですが、しっかりとポジションに入って対応できてよかった。この2戦で自分の仕事はできたと思いますが、ゲーム運びなどチームとして、個人としてもっと成長していかないといけないところが見つかったと思います。リーグ戦を戦いながらベスト8の集中開催へ向けてしっかりと準備したいと思います。

MF 中村帆高 選手(FC町田ゼルビア)
(得点場面は)チームとしてクロスに逆サイドのウィングバックは入るというのをやっていこうとなっていました。そこでナ・サンホ選手がいいボールをくれたので、合わせるだけでした。町田の新たな歴史を作るという強い気持ちで準備してきて、苦しい展開にはなりましたが、新たな1ページを作って次へ行けます。最高の景色をみんなで見られるように、また頑張りたいです。

MF ナ・サンホ 選手(FC町田ゼルビア)
アシストになったクロスは、練習ですり合わせてきているので、それを出すだけでしたし、帆高選手がしっかりと決めてくれました。ベスト8入りで町田の新しい歴史を塗り替えましたが、優勝までまだ準決勝も決勝もあります。チームとしてコンディションをしっかりと合わせて、ケガをした相馬選手も一緒に、しっかりと勝ち上がりたいと思います。

MF 井手口陽介 選手(ヴィッセル神戸)
平日の開催にもかかわらず、たくさんのファン・サポーターの方々が来てくれていたので、絶対に勝って突破を決めたいと思っていました。それが出来てよかったです。前半からボランチのどちらかがもっと前から行ってはめられればよかったのですが、出来ていなかった。それが最後の最後に、やりたかったことが出せて(得点につながって)よかったです。去年はここで悔しい思いをしたので突破できてホッとしていますが、優勝しないと意味がありません。ここからもっと頑張っていきたいです。

FW 大迫勇也 選手(ヴィッセル神戸)
昨年はこのラウンドで本当に悔しい思いをしていました。今日の相手も素晴らしいチームでしたが、僕らがしっかりと力を出して勝つことができて、いい試合になりました。Jリーグ開幕1節目にケガをしてチームに迷惑をかけていたので、後半から出るにあたって絶対に点を取ろうと思っていました。それが実行できてよかったです。まだまだ通過点です。ファイナルズの集中開催で神戸が強いチームであることを証明したいと思います。

MF 川辺駿 選手(サンフレッチェ広島)
2点を取らなければいけなかったのでチーム全体で最初から前がかりに行きました。自分を含めて前半からチャンスはあったので、そこで決めきらないといけなかった。1点がもう少し早く取れていれば、もっと違う結果になっていたと思います。応援してくれた皆さんに申し訳ないです。サポーターの応援を受けてチャンスは作れましたが、実力不足だと思います。ACLに懸けていたので切り替えは難しいですが、しっかり切り替えてリーグでよい結果を得られるようにしたいと思います。

FW 木下康介 選手(サンフレッチェ広島)
1点は取れましたが、2点目が届かなかった。そこに尽きると思います。第1戦が不甲斐ない結果になってしまいましたが、逆転を信じて多くのファンやサポーターが来てくれたのに申し訳なく思います。駆けつけて最後まで後押ししてくれたことに感謝します。

FW ウェルトン 選手(ガンバ大阪)
結果は素直にうれしいです。得点は僕が決めましたが、チームメイトの信頼がなければ決められなかったものなので、みんなにおめでとうと言いたいです。ケガで離脱している期間もありましたが早く戻れるように準備していて、復帰早々、チームに貢献出来てよかったです。準決勝へは、毎日の練習でやるべきことに取り組んで、いい結果を得て決勝に進みたいです。

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