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【Match Report】なでしこジャパン、インドに大勝でグループステージ突破を決める AFC女子アジアカップオーストラリア2026
2026年03月08日

なでしこジャパン(日本女子代表)は3月7日(土)、AFC女子アジアカップ第2戦でFIFAランキング67位のインドと対戦。試合はPerth Rectangular Stadiumで午後7時にキックオフとなりました。
日本は初戦から先発9名を変更。4-3-3の布陣は変わらず、平尾知佳選手がゴールを守り、最終ラインは右から山本柚月選手、古賀塔子選手、熊谷紗希選手、守屋都弥選手の4バック。中盤は林穂之香選手がアンカーに入り、その前に長谷川唯選手と宮澤ひなた選手が並びます。前線は左に千葉玲海菜選手、右に清家貴子選手、中央に田中美南選手が入りました。

日本は立ち上がりから主導権を握り、4分に先制します。宮澤選手のパスを高い位置で受けた山本選手が、カットインから相手2人をかわして左足を一閃。鋭く巻いたシュートが左サイドネットに突き刺さり、山本選手の代表初得点で先制しました。

さらに13分には、山本選手のクロスに長谷川選手が合わせて追加点。20分には長谷川選手の落としから宮澤選手が右足で決めて3-0とします。35分には林選手の縦パスを田中選手が巧みにスルーし、抜け出した宮澤選手がGKとの1対1を冷静に制して4点目。前半アディショナルタイムには右コーナーキックの流れからVAR判定でPKを獲得し、清家選手が決めて5-0で前半を終えました。
後半も日本の勢いは止まりません。3枚替えで土方麻椰選手、植木理子選手、成宮唯選手を投入すると、47分、土方選手のクロスに植木選手がニアで合わせて6点目を奪います。50分にも植木選手がこぼれ球を押し込み、55分には宮澤選手のクロスから清家選手が決め、62分には山本選手のクロスから土方選手が代表初得点を挙げて9-0。63分に南萌華選手、浜野まいか選手を送り出し、65分には林選手のクロスを植木選手がダイビングヘッドで合わせてハットトリックを達成します。81分には浜野選手のスルーパスから植木選手がクロスを上げ、最後は宮澤選手がこの日3点目を決めました。

大量11得点で快勝した日本は、グループステージ2連勝でノックアウトステージ進出が決定。3月10日(火)のグループステージ最終戦で、グループ首位突破をかけてベトナムと対戦します。
監督・選手コメント
ニルス・ニールセン 監督
無駄なく、効率よく戦えた試合だったと思います。初戦と狙いを大きく変えたわけではありませんが、この試合ではより早い時間帯に得点できたことで、落ち着いてプレーを進めることができました。シュートを打てる場面では積極的に狙うこと、攻撃のテンポを上げること、そして失点しないことを求めましたが、選手たちはそれをしっかり表現してくれたと思います。ポジション取りも良く、お互いにつながりながらプレーできていました。初戦と2戦目で細かい点を変えることで、結果が大きく変わることを示せた試合だったと感じています。多くのゴールを取ったことを嬉しく思っていますが、満足せず、この先も続けていきたいです。
DF #16 山本柚月 選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
(国内クラブ所属選手中心に招集された昨年の東アジアE-1サッカー選手権以外の)代表では初スタメンで緊張もありましたが、思い切って振り抜いたシュートがゴールにつながって本当に良かったです。決めた瞬間は代表初ゴールだという実感よりも、早い時間に先制して試合を落ち着かせられたという安堵のほうが大きかったです。試合から少し遠ざかっていたことで試合勘には不安もありましたが、積み重ねてきたことを試合で出せたのは自信になります。サイドバックのポジションにはまだ慣れていませんが、攻撃の時間が長い中では自分の強みを出せると感じました。清水梨紗選手という最高のお手本がいるので、今後、相手が強くなる中で守備のタスクが増えた時にどうプレーするかも、練習で学びながら高めていきたいと思っています。
MF #7 宮澤ひなた 選手(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)
個人として(代表で初めての)ハットトリックを達成できたことは素直にうれしいですし、チームとしても2列目からの飛び出しなど、いろいろな形で得点できたのは良かったです。初戦は相手が引いた中で、ボールを保持しながらもゴールが遠い時間が続いていたので、この試合はなるべく早い時間に得点しようとイメージを共有していました。実際に早い時間帯に先制できたことで、気持ちの面でも落ち着いて試合を進められたと思います。後半は久しぶりに左サイドでプレーして、クロスを上げるのか、周りの選手を使うのかを考えながら自分の特徴を生かそうと心がけました。いろんな形で崩してゴールにつなげられたことはチームとしても収穫だったと思います。
FW #9 植木理子 選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
代表で久しぶりにゴールを決められて、その中で(代表で初めての)ハットトリックまでできたことはうれしいですし、フォワードとして結果を出せたことにほっとしています。1点目はニアに入る形が自分の強みですし、土方選手とも長く一緒にプレーをしてきたので、いいタイミングで入れました。3点目も林選手が自分の特長を分かってくれていたからこその形だったと思います。アジアは体格が近い選手が多い分、ヘディングの強みを出しやすい感覚があります。クラブでは自分の課題に向き合う時間が多いですが、代表ではこれまで積み上げてきたフィニッシャーとしての役割を出せるので、そのことに感謝しながら、これからの厳しい試合でも結果につなげていきたいです。
FW #26 土方麻椰 選手(アストン・ビラ/イングランド)
自分は攻撃の起点になって足元で受けること、何度もアクションを起こすこと、そして最後はゴール前に入っていくことが持ち味だと思うので、その部分で違いを出したいと思って入りました。前半を外から見ていても、自分が攻撃のテンポを変えられる部分はあると感じていたので、ピッチに入ったらまず思い切って仕事をしようと意識していました。初戦よりも長い45分間プレーすることができた中で、得点以外の部分でも攻守の切り替えを含めて貢献できたことは自信になります。周りの選手が「自由にやっていいよ」と声をかけてくださったことで自分らしくプレーできましたし、誰が出ても力を発揮できるチームの強さを示せたことも良かったと思います。
AFC女子アジアカップオーストラリア2026
大会期間:2026年3月1日(日)~3月21日(土)
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