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S広島Rが元日決戦を制して初優勝 皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会
2026年01月02日

皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会は2026年1月1日(木・祝)、国立競技場で決勝を実施しました。7年ぶりの「元日決戦」は後半アディショナルタイムに決勝点が生まれる接戦となりました。
決勝
INAC神戸レオネッサ 1-2(前半0-1、後半1-1) サンフレッチェ広島レジーナ
準決勝で伊賀FCくノ一三重(なでしこリーグ1部/三重)に3-1の逆転勝利を飾ったINAC神戸レオネッサ(WEリーグ/兵庫)と、セレッソ大阪ヤンマーレディース(WEリーグ/大阪)に3-2で競り勝ったサンフレッチェ広島レジーナ(WEリーグ/広島)による決勝は、杉野杏紗主審のホイッスルでスタートしました。
開始20秒あまりで成宮唯選手がシュートを放つなど、前半の立ち上がりはI神戸が主導権を握りました。「いつもどおりの入りができた」と成宮選手が振り返ったように、ポゼッションを高め、縦への推進力を生かして相手ゴールに迫っていきます。
対するS広島Rは20分過ぎから高い位置でのプレスが機能するようになり、中嶋淑乃選手のスピードを生かしたショートカウンターでチャンスをつくっていきます。
迎えた31分、均衡を破ったのはS広島Rでした。左サイドのポケットの位置に走り込んで渡邊真衣選手からのパスを受けた小川愛選手が中央に折り返すと、「小川選手なら絶対にあそこに上げてくれると信じて」走り込んだ李誠雅選手が左足のダイレクトシュートを突き刺します。

S広島Rは後半立ち上がり早々、縦パスに抜け出した上野真実選手が相手GKと交錯して倒れ、PKを獲得します。上野選手自らがキッカーを務めましたが、I神戸のGK大熊茜選手が完璧な反応でブロックします。
その後も広島が主導権を握る展開が続きますが、I神戸は少ないチャンスを生かします。66分、FKの流れから混戦となり、相手ペナルティーエリア内でこぼれたボールに成宮選手が反応してグラウンダークロスを入れます。これに走り込んだ久保田真生選手が右足で押し込み、同点に追いつきます。

ここからは一進一退の攻防となりながらスコアは動かず、延長戦突入が見えてきた90+1分、S広島Rは中盤でのクリアボールに反応して抜け出した上野選手から中嶋選手にパスがつながります。「真実さんなら出してくれると思って走った。ファーストタッチも完璧だったので、打てば入ると思った」という中嶋選手は内側にボールを運んで右足を一閃。大熊選手が指先で触れたものの止め切れず、勝ち越しゴールが生まれました。
その後、S広島RはI神戸に反撃を許さず、タイムアップの笛が吹かれます。熱戦を制したS広島Rが皇后杯初優勝を飾りました。

監督・選手コメント
赤井秀一 監督(サンフレッチェ広島レジーナ)
最後まで粘り強く戦い、自分たちの良さをしっかり表現しようという意識で臨み、90分間戦えたことは非常に良かったですし、最後に勝ち切ったことは評価できると思います。決定機は多くなかったですが、ゴールを奪いにいく姿勢を見せ続けることができました。その結果が最後の決勝点だと思います。元日、国立での決勝に、広島から多くのサポーターの方に来ていただき、選手を後押ししていただいたことに感謝します。
FW #11 中嶋淑乃 選手(サンフレッチェ広島レジーナ)
何度もクロスを上げていたのですが、自分でシュートまで持ち込む場面は少なかったので、どこかで1回いきたいなと思っていました。得点の場面は、(上野)真実さんなら出してくれると思って走ったら目が合って、ファーストタッチも完璧だったので、シュートを打てば入ると思いました。自分の得点で優勝を決めることができてうれしかったですし、ホームゲームであるかのように大勢のサポーターの方が来てくれて、力になりました。
宮本ともみ 監督(INAC神戸レオネッサ)
リーグ戦、カップ戦と2敗した相手に、皇后杯の決勝でも勝つことができなかったのは非常に残念ですし、自分自身の力のなさを痛感しています。前半、相手の良さを受け止めてしまったところはもったいなく感じました。選手たちはしっかりと戦ってくれましたし、失点した後も崩れず、大熊選手がPKを止めてくれて、そこから1点を返してくれた部分には逞しさを感じました。勝利してもおかしくない戦いを見せてくれたことに感謝しています。
MF #10 成宮唯 選手(INAC神戸レオネッサ)
いつもどおりの入りができたとは思いますが、私たちは若い選手、経験値の少ない選手も多いですし、元日の国立競技場での決勝というところでプレッシャーがかかる部分は大きかったと思います。サッカーをやっていて、こんな舞台でプレーできる機会はなかなかないので、楽しもうと思いながら試合に臨んだのですが、少し硬さがあったように感じました。最後に決め切る部分はもう一度、突き詰めて高めていかなければならないと思っています。
開催期間:2025年11月8日(土)~2026年1月1日(木・祝)
【1回戦】11月8日(土)、9日(日)
【2回戦】11月15日(土)、16日(日)、19日(水)
【3回戦】11月22日(土)、11月23日(日・祝)
【準々決勝】12月6日(土)、7日(日)
【準決勝】12月14日(日)
【決勝】2026年1月1日(木・祝)
決勝はバックスタンド席に無料ご招待!
※チケットJFAにて事前申込みが必要です(12/31(水)12:00まで)
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