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各ピッチで白熱の好ゲーム FCトリアネーロ町田、サガン鳥栖などが準々決勝へ! JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会

2025年12月28日

各ピッチで白熱の好ゲーム FCトリアネーロ町田、サガン鳥栖などが準々決勝へ! JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会

鹿児島県鹿児島市で開催されている「JFA 第49回全日本U-12サッカー選手権大会」は、12月27日(土)に1次ラウンドの第3節とラウンド16が行われ、準々決勝に進む8チームが決まりました。

1次ラウンドの第3節は午前に行われ、グループDは、1勝1分けの那須野ヶ原FC(栃木)と、2連敗と苦戦している東出雲FC(島根)が対戦。立ち上がりから攻勢をかける那須野ヶ原が数多く決定機をつくると、進紘輔選手が前半だけでハットトリックを達成します。後半に入ると、東出雲がロングスローやコーナーキックからゴールに迫りますが、得点には至らず、追加点を挙げた那須野ヶ原が5-0で勝利。勝ち点を7に伸ばした那須野ヶ原は、グループ2位でラウンド16に進みました。

グループHではレジスタFC(埼玉)が長崎ドリームFC(長崎)に2-0で快勝し、3連勝でラウンド16進出を決めました。また、同グループの武生FC・ブルーキッズ(福井)と鳥取KFC(鳥取)の一戦は、球際で激しく争う熱い戦いが展開されました。スコアレスのまま迎えた28分、ペナルティーエリア内の攻防から武生がPKを獲得。笹岡竜騎選手がGKの逆を突いて左隅へ流し込み、武生が1-0で白星を手にしました。

グループJの川崎フロンターレ(神奈川)は9ゴールを奪って勝ち点を6とし、グループ2位でラウンド16に駒を進めました。川崎Fと対戦した青森FC(青森)は長身FWの川村咲久哉選手が大会前に負傷する不運もあり、苦しい試合展開となりましたが、失点しても高い位置から臆せずプレスを掛け、最後までゴールを目指しました。

午後から行われたラウンド16では、レジスタが初出場のジョガボーラ柏崎FC(新潟)と対戦。1次ラウンドを3連勝で突破したチーム同士の対戦は、鈴木陽太選手のヘディングシュートや松澤旭秀選手のミドルシュートなどで得点を重ねるレジスタが優位に試合を進めます。後半に入り、頓所琉碧選手のドリブル突破から熊田恭久選手がミドルシュートを狙うなど柏崎も反撃に出ますが、10-0でレジスタが勝利を収めました。このほか、前回王者のソレッソ熊本(熊本)やFCトリアネーロ町田(東京2)、サガン鳥栖(鳥栖)などが準々決勝進出を決めています。

12月28日(日)は、午前に鴨池補助競技場で準々決勝4試合、午後から白波スタジアムで準決勝2試合が行われます。

監督・選手コメント

古藤幸二 監督(東出雲FC/島根)
1日目はゴールに近づくような場面で消極的になっているところがあったので、選手たちには勇気を持ってゴールに向かおう、失敗してもみんなでカバーしようと話して今日の試合に入りました。レベルの高い相手と対戦する中で、なかなか自分たちらしさを出せなかったのですが、3試合目の後半は思い切ってトライし、少しは自分たちのプレーを出せたと思います。失敗は誰にでもありますが、トライ・アンド・エラーが選手を成長させるので、中学生になってもどんどんトライしてほしいと思います。

喜多村悠生 選手(東出雲FC/島根)
個人的にはキックと対人プレーが強みだと思っています。チームとしては、(第3節の)後半にサイドからの攻撃やセットプレーで攻めることはできましたが、しっかり決めたかったです。全国のレベルを実感できたので、島根県からもっと全国のレベルにつながるようにやっていきたいです。中学校でもサッカーを続ける選手は多いので、今大会でチームとして通用しなかったところを改善して、中学校では全国大会で通用するようにしたいですし、みんなでプロを目指して頑張りたいと思います。

細川大智 選手(武生FC・ブルーキッズ/福井)
無失点で最後の試合を終えられ、勝利できたことは良かったです。1試合目、2試合目と負けていて、全員がまずは1勝したいという強い思いを持っていたので、自分も精いっぱいの声掛けとプレーでその思いに応えようと思いました。自分たちは全員が攻撃も守備も偏りなくでき、全国大会でも精いっぱいプレーしました。(今大会で得た)課題は持ち帰って、中学校でも頑張りたいですし、欧州5大リーグで活躍するという夢に向かって改善しながらやっていきたいと思います。

伊藤豪 監督(青森FC/青森)
難しい3試合になりましたが、泥くさくボールを奪って泥くさく戦っていくところは出せたと思います。県大会決勝で決勝点を決めた得点源の川村咲久哉選手が練習でけがをしてしまい、今大会は満足に出られなかったのですが、全員が彼の分まで頑張ろうとやってくれました。(第3節の)最後の5分くらいですが川村選手も試合に出て戦えたことは、チームとして思い出になったと思いますし、私も涙が出そうになりました。対戦チームのレベルの高さは痛感しましたが、選手たちには今大会での経験を持ち帰って次に生かしてほしいと思います。

開催期間:2025年12月26日(金)~12月29日(月)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

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