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激闘の末、東京Vが日本一に! JFA 第20回全日本ビーチサッカー大会

2025年09月22日

激闘の末、東京Vが日本一に! JFA 第20回全日本ビーチサッカー大会

JFA 第20回全日本ビーチサッカー大会は9月21日(日)、兵庫県の明石市大蔵海岸で大会最終日を開催し、ビーチサッカー日本一のチームが決まりました。

最終日はまず、ソーマプライア沖縄(九州2/沖縄)とアヴェルダージ熊本BS(九州1/熊本)の間で3位決定戦が行われました。第1ピリオドに熊本が3点を先取し、第2ピリオドは沖縄が2点を返す接戦となりましたが、第3ピリオドの序盤に得点を重ねた熊本が6-4で逃げ切り、3位に入りました。

決勝は3大会連続で東京ヴェルディBS(関東1/東京)とレーヴェ横浜(関東2/神奈川)の顔合わせとなりました。ビーチサッカー日本代表選手を多数擁するチーム同士の対戦だけに、序盤から白熱した攻防が展開されます。3分、小出啓太選手のシュートがイレギュラーバウンドしてゴールに吸い込まれ、横浜が先制すると、東京Vも8分、上里琢文選手のクロス気味のボールがそのままゴールに入って同点に。その2分後、横浜は赤熊卓弥選手の得点で再びリードを奪い、第1ピリオドを終えます。

第2ピリオド開始早々の14分、横浜は松田康佑選手の技ありシュートでリードを広げますが、東京Vも終了10秒前に沢田峻一朗選手がヘディングシュートを決めて再び追い上げます。第3ピリオドに入ると球際の攻防がさらに激しくなり、目まぐるしく攻守が入れ替わる中、32分に見山龍之介選手が振り向きざまのシュートを決めて東京Vが同点に追いつきます。

試合は今大会初の延長戦に突入しますが、それでも決着はつかず、タイトルの行方はPK戦に委ねられます。PK戦では東京Vが河合雄介選手、柴本慎也選手と2人のGKを交互に使いながらそれぞれが1本ずつをストップ。最後は前回大会では横浜に所属し、初優勝の原動力となった大場崇晃選手が豪快なキックを突き刺します。PK戦を4-2で制した東京Vが前回大会決勝のリベンジを果たすとともに、通算6回目の優勝を飾りました。

選手コメント

茂怜羅オズ 選手(東京ヴェルディBS)
東京Vとして、日本一になることは当たり前ではありませんが、そこに立たないと世界を目指すことはできませんし、環境を変えることもできないと思っています。最後まで諦めずに戦い、PK戦で勝利することができて非常にうれしいです。第2回からこの大会に参加して、若い選手も出てきていますが、私自身、これからも日本のビーチサッカーのために力を発揮しつつ、笑顔でプレーしていきたいと思います。

大場崇晃 選手(東京ヴェルディBS)
とてもタフな試合でした。相手が良いチームということは知っているので、難しい試合になるだろうと予想していましたが、まさにその通りの展開になりました。その中で最後に追いついて、良い流れで勝ち切ったのは、僕らがやってきたことの積み重ねと、気持ちの強さを発揮できたからだと思います。個人的なやりづらさはありましたし、相手が自分のところを消しにきているのを感じていました。それを上回る働きができなかった部分は反省点です。

古里健 選手(レーヴェ横浜)
僕の個人的なミスから2失点してしまったので、チームに対して申し訳ない気持ちがありますが、チームとしてやってきたことは出せたので、そこに対しての悔いはないです。東京Vとはいつも点の取り合いになるので、PK戦は正直、想定していませんでした。個々で練習はしていましたが、チームとしてのトレーニングの度合いがこの結果を招いたのかなと思います。悔しい結果を突きつけられたので、また一から頑張ります。

赤熊卓弥 選手(レーヴェ横浜)
チームとしてやってきたことはできたので、あとは細かいところの強度や精度などを、チームとして今後、もう少し改善していく必要があるという印象を受けました。点を取ることが自分の役割なのですが、最後のPKも外してしまいましたし、こういう試合でチームを助けなければならないと再確認しました。大会全体として良い流れだったので、最後がうまくいかなかったのは残念です。まだ来年もありますし、今後の試合で借りを返していきたいです。

日程:2025年9月19日(金)~9月21日(日)
会場:兵庫県/明石市大蔵海岸
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