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2026年度「キッズピッチ」を設置する組織を公募 JFA×日本財団 子ども未来プロジェクト 障がいの有無や年齢・発達の違い、国籍などの違いを超え、子どもたちが安全に、安心して遊べる場を

2025年09月08日

2026年度「キッズピッチ」を設置する組織を公募 JFA×日本財団 子ども未来プロジェクト 障がいの有無や年齢・発達の違い、国籍などの違いを超え、子どもたちが安全に、安心して遊べる場を

日本サッカー協会(JFA)は、公益財団法人日本財団と共同で立ち上げた「JFA×日本財団 子ども未来プロジェクト」の一環として、「キッズピッチ」の整備事業を実施します。

この活動は、子どもたちが安全に、安心してボール遊びをしたり、スポーツを楽しんだりする場や機会を提供するとともに、障がいの有無や年齢・発達の違い、国籍などの違いを超え、全ての子どもたちが別け隔てなく健やかに成長できる環境を広げることを⽬的に行う活動で、遊び場となるキッズピッチを運営する組織を募集し、その活動を推し進めていくものです。

キッズピッチは一般社団法人日本ケージボール協会の協力の下で開発されたもので、2025年度は5カ所に設置することが決まっており、順次、設置を進めています。今回の公募は2026年度の設置先(5カ所/予定)を選定するためのもので、公募期間は本日(9月8日)から10月17日、応募資格は、日本国内に拠点を置き、この活動に賛同する団体・組織となります。

キッズピッチの概要、募集要項は下記の通りです。

「キッズピッチ」公募の概要

事業

子どもたちの遊び場となるキッズピッチを全国に設置する取り組みで、キッズピッチを運営する組織を公募で選定する

目的

●子どもたちの運動機会の創出と心身の健康増進:日常の中に「いつでも遊べる場所」やスポーツを楽しむ場所を提供し、子どもたちの健やかな心身の育成を図る
●互いを支え合う地域コミュニティの形成:障がいの有無や年齢・発達の違い、国籍などの違いなどを超え、全ての子どもたちが別け隔てなく健全にサッカーやスポーツを楽しめるインクルーシブな場を通じて、支え合い、助け合う地域コミュニティを形成する

設置

全国各地

提供内容

①キッズピッチ1基(仕様:幅9m×奥行き12.6m×高さ2.8m)
②設置、運営、安全管理に関する「キッズピッチ利用マニュアル」
③安全で楽しい場をつくるための「オンライン学習プログラム」(5回)

支援対象(利用対象)

主に未就学児~⼩学校3年生

設置予定数

2026年度 5カ所(2025年度/5拠点)

応募資格

日本国内に拠点を置く法人格を有する組織で、本プロジェクトに賛同し継続的な運営ができる企業
・団体(スポーツを主体とする法人か否かは問わない)
※地方公共団体、特定非営利活動法人、一般社団法人、公益法人、社会福祉法人、学校法人、スポーツクラブ、民間企業の他、本事業の趣旨に合致した活動を行う法人など

キッズピッチの所有権

2032年3月まではJFAに帰属(JFAが貸与)。2032年4月以降は、運営する法人に譲渡する予定。

設置の条件

<場所の確保>
●キッズピッチを安全に設置できる平坦な土地を応募者の責任において確保すること(11m×15m以上を推奨)
●使用について承諾を得ていること(応募時点では承諾を得るための調整中でも可能。ただし、契約締結までに承諾を得ていただくことを必須とする)
●周辺住民の理解が得られていること
※キッズピッチは高さが4m未満であるため、設置場所について建築確認申請は不要
<運営体制>
●「キッズピッチ利用マニュアル」を順守すること
●「キッズピッチ利用マニュアル」に基づき、維持管理(清掃、定期点検等)を行う責任者と体制が明確であること
●利用者の安全を確保するための利用ルールを周知徹底できること
●万が一に備え、適切な保険(スポーツ安全保険、施設賠償責任保険等)に加入すること
●常設であること(ただし、地域活動に積極的に活用することを推奨しており、地域イベントに出展する場合はその期間、移設することができる)。
●台風・暴風など自然災害が発生する恐れがあるときには一時的に解体して安全な場所に保管すること
●利用は原則無料であること。イベント出展に際し、有料で活用する場合は事前に事務局に相談すること
●地面は土、人工芝、ラバータイルを推奨(人工芝の場合は既存の地面にキッズピッチの外枠だけ設置することも可能)
●オープニングセレモニーを実施すること
●キッズピッチには常時、日本財団とJFAのフラッグを掲出すること
<事業計画>
●本プロジェクトの目的達成に向けて具体的かつ現実的な活用計画書を提出すること
<研修参加>
●オンライン学習プログラム(5回)に参加できること
<情報発信・報告>
●キッズピッチの設置後、活動状況と利用実績などについて半期に一度の報告(2026年9月/中間報告、2027年3月末/年間報告)を提出すること
●ウェブサイト、SNS、広報紙誌等で活動を積極的に発信し、本プロジェクトの広報活動に協力すること

公募期間

2025年9月8日(月)~10月17日(金)13:00
募集にあたり、説明会を実施:
日時:9月17日(水)13:30~14:30
形式:オンライン配信(ZOOM)
参加申込:以下のURLよりお申込みください
https://4d35c4f8.form.kintoneapp.com/public/f9280db92b82fa32ba2ae09aa602851fcc9868cdca68b56971c087e7ba4882e3

公募要項

提出書類など、公募詳細:
2026年度 キッズピッチ公募要項
下記のフォームから応募
https://4d35c4f8.form.kintoneapp.com/public/badf2fe5d56b76ebafd352eef38f2f0a5524ad67311ca63e31f69b230709fda7

選考

一次選考 書類選考 結果通知は2025年10月中旬から下旬(全ての結果をメールで通知)
最終選考 オンライン面談(JFAの担当部署、事務局との面談)
     面談日程:2025年10月中旬~11月中旬
     結果通知:2025年11月下旬~12月初旬

問い合わせ

以下のフォームよりお問い合わせくださいhttps://4d35c4f8.form.kintoneapp.com/public/ea34e78a555f2528aa7f4ba1e84aef57f6d09580abe13fed8ab103f7cf392394

<JFA×日本財団 子ども未来プロジェクト>
JFAが日本財団と共同で立ち上げたプロジェクトで、日本財団の助成を受け、未来を担う子どもたちの心身の健やかな成長を後押しする活動。プロジェクトは「ゆめのたねの教室」「キッズピッチ」「ぼうさい拠点」の3つの事業から構成されている。
●ゆめのたねの教室:「夢の教室」を低学年用にアレンジした授業で、「夢」や「目標」を持つきっかけとなりうる「好きなこと=ゆめのたね」を見つける時間として、第1回目は7月8日に小学3年生を対象に実施した。
●キッズピッチ:1年目となる2025年度はキッズピッチを置けるサッカー協会やフットボールセンターなどを対象に設置することを決定。北海道、福島、千葉、大阪、熊本で整備を進めている。
●ぼうさい拠点:詳細は決定次第、発表

<JFAのサステナビリティ活動「アスパス!」>
「アスパス!」は、サッカーを通じたサステナビリティに関する活動の総称で、“地球(earth)の未来(明日)のために私たち(us)がつなぐパス”の意を込めた造語。サッカーファミリーが世代や時代を超えて”パスをつないでいく”という強い決意を表している。
アスパス!では、グラスルーツ活動やリスペクト・フェアプレーの啓発、子どもたちの外遊びの推進、「JFAこころのプロジェクト」、女性活躍社会の推進、スポーツを通じたコミュニティづくりなど、さまざまな活動を展開。JFA創設100周年を迎えた2021年には、次の100年に向けて「環境」「人権」「健康」「教育」「地域」の5つの重要課題を設定した。また、2024年に、「人権」にかかる領域において「アクセス・フォー・オール宣言」を表明。これは、障がい者やLGBTQ+、在留外国人、貧困などマイノリティを含むあらゆる人々にサッカーを「する」「見る」「関わる」ことができる多様な機会と選択肢を届けていこうというもの。JFAは、今後もサステナビリティと組織経営を両立させることでサッカーを通じた持続可能な社会の発展とDEI*の実現に向けた活動に取り組んでいく。
*DEI:Diversity(多様性)、Equity(公正)、Inclusion(包括性)の頭文字を取ったもの

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人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

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