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【ホットピ!~HotTopic~】U-18年代最高峰のリーグが再開~高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025

2025年08月28日

【ホットピ!~HotTopic~】U-18年代最高峰のリーグが再開~高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025

タレントぞろいの鹿島がEASTをけん引

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025が9月6日(土)と7日(日)に再開します。第11節を終えてEASTの首位に立つのは鹿島アントラーズユース(茨城)です。DF大川佑梧選手(#4)、DF元砂晏翔仁ウデンバ選手(#3)、FW吉田湊海選手(#40)と、各ポジションに年代別日本代表の経験者がそろう今年は、開幕から8勝3敗と好調を維持。U-18プレミアリーグの中断期間に行われた第49回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会では初優勝を飾りました。3度目のU-18プレミアリーグ優勝にかける思いも強く、リーグ中盤以降をけん引する存在になりそうです。

鹿島の攻撃陣をリードする吉田湊海選手(写真中央)。年代別日本代表でも活躍する

流通経済大学付属柏高校(千葉)は、その鹿島と勝ち点差1で2位につけています。DF廣瀬煌選手(#3)とMF島谷義進選手(#4)を中心とした堅守が持ち味で、失点数は青森山田高校(青森)に次ぐ少なさの「11」。攻撃面ではFW大藤颯太選手(#20/8得点)とFW金子琉久選手(#18/6得点)が得点ランキングの上位に顔を出す活躍を見せ、チームとしてはリーグトップの25得点を記録しています。

流経大柏は堅守に加え、金子琉久選手(写真)らアタッカーの奮闘でEAST2位につける

昇格組の東京ヴェルディユース(東京)は現在3位と奮闘中。MF仲山獅恩選手(#10)を軸とした攻撃陣は、第11節までに全ての試合で得点を挙げています。MF柴野快仁選手(#13)をはじめ個人技に長ける選手がそろう4位の前橋育英高校(群馬)、MF田中希和選手(#10)、FW尾谷ディヴァインチネドゥ選手(#18)の活躍が光る5位のFC東京U-18(東京)も、リーグ中盤以降はさらなる上昇を目指します。

開幕4連敗を喫した青森山田高校(青森)は第5節以降、6勝1敗と見事に軌道修正しています。DF月舘汰壱アブーバクル選手(#4)を筆頭に長身選手が並び、セットプレーの迫力は例年以上。青森山田らしい粘り強さが増せば、その勢いは続くでしょう。

前年のEAST王者、横浜FCユース(神奈川)は取りこぼしが多く、現在は7位につけています。DF秦樹選手(#4)を軸に守りを整備するとともに、負傷で欠場が続くFW前田勘太朗選手(#23)が復調することが巻き返しのためのポイントになります。

8位の柏レイソルU-18(千葉)と10位の昌平高校(埼玉)は、ともにここまで計12得点とチャンスを結果に結びつけられていませんが、一つ結果を残すことが浮上のきっかけになります。前者は2年生ながらエースを担うFW加茂結斗選手(#10)、後者は下級生から注目されるMF長璃喜選手(#7)とMF山口豪太選手(#10)の奮起が巻き返しのカギを握ります。DF関德晴選手(#2)、MF林駿佑選手(#4)を擁する9位の川崎フロンターレU-18(神奈川)を含めて実力派のチームがそろうだけに、リーグ中盤以降の戦い次第で大きく順位が変わっても不思議ではありません。

4年ぶりにU-18プレミアリーグ復帰を果たした浦和レッズユース(埼玉)は第3節以降の5連敗が響き、11位に位置しますが、DF田中義峯選手(#3)やFW中村虎太郎選手(#40)の成長が著しい点は好材料。U-17日本代表のDF篠崎健人選手(#16)を擁する市立船橋高校(千葉)とともに降格圏から脱出なるか注目です。

強力な攻撃陣を擁する神戸がWESTをリード

WESTでは、ヴィッセル神戸U-18(兵庫)が勝ち点27で首位を走っています。来季からトップチームに昇格するMF瀬口大翔選手(#8)やFW大西湊太選手(#11)など有望なアタッカーを抱えており、ここまでリーグ最多の30得点を記録しています。MF濱﨑健斗選手(#10)の負傷離脱は痛手ですが、FW渡辺隼斗選手(#9)がけがから復帰間近と明るい話題も。充実した戦力をベースに首位固めを目論みます。

3シーズン続けて2位に終わっている神戸。今年は悲願のWEST制覇を狙う

その神戸を追うのは、2位のサガン鳥栖U-18(佐賀/勝ち点24)と3位のサンフレッチェ広島F.Cユース(広島/勝ち点21)です。DF黒木雄也選手(#3)、MF東口藍太郎選手(#8)など上級生の活躍が光る鳥栖は第5節から6連勝を記録。広島はMF野口蓮斗選手(#8)、MF小林志紋選手(#10)のU-17日本代表コンビに負けじと、FW宗田椛生選手(#9)ここまでチーム最多の8得点を奪っています。

WEST3位の広島。小林志紋選手(写真)を軸とする多彩な攻撃が持ち味だ

3年ぶりのU-18プレミアリーグに挑むガンバ大阪ユース(大阪)は、すでにプロ契約を結ぶGK荒木琉偉選手(#1)をはじめ、MF山本天翔選手(#6)、FW中積爲選手(#14)と各ポジションに実力者を擁していますが、第7節以降は白星がありません。現在5位の名古屋グランパスU-18(愛知)も第9節から3連敗。FW大西利都選手(#11)がリーグトップの16得点をたたき出しているだけに、ここ7試合で複数失点を喫している守備を修正し、浮上の手がかりをつかみたいところです。

6位の神村学園高等部(鹿児島)は中断期間に行われた令和7年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会で悲願の初優勝。DF中野陽斗選手(#5)を中心に粘り強さが浸透しており、再開後のU-18プレミアリーグを盛り上げる存在になる可能性を秘めています。昨年度のWEST王者である大津高校(熊本)は現在7位と出遅れましたが、チームの状態は試合を重ねるごとに上がっています。DF松野秀亮選手(#4)、DF村上慶選手(#5)が君臨する最終ラインはリーグ屈指の守備力を誇り、今後の巻き返しのカギとも言えます。

開幕後の5試合を1勝4敗と負け越した帝京長岡高校(新潟)は、5月以降は3勝1分け2敗と白星が先行。MF和食陽向選手(#14)、MF児山雅稀選手(#25)がブレークの兆しを見せています。9位のファジアーノ岡山U-18(岡山)も第5節から4連敗を喫しましたが、MF末宗寛士郎選手(#10)が得点ランキングに名を連ねるなど攻撃陣が調子を上げている点は好材料です。

静岡学園高校(静岡)はここまで1勝5分け4敗と勝ち切れない試合が続いていますが、MF篠塚怜音選手(#10)らがビルドアップの改善に取り組んだことで攻撃がよりスムーズになり、ゴールに向かう回数も増えています。MF齊藤琉稀空選手(#10)を中心に善戦しながらも勝ち点3が遠かった東福岡高校(福岡)も攻守両面を見直し、巻き返しの準備を進めています。最下位のアビスパ福岡U-18(福岡)も6年ぶりのU-18プレミアリーグでの戦いを通じてDF藤川虎三選手(#25)らが着実にレベルアップしており、あとはその成長をいかに結果につなげるかが課題となりそうです。

U-18年代最高峰の戦い、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025での各チームの奮闘を、ぜひ会場でご覧ください。

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