JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > ベスト4が決定!いざ東京へ 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会

ニュース

ベスト4が決定!いざ東京へ 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会

2022年12月29日

ベスト4が決定!いざ東京へ 第31回全日本大学女子サッカー選手権大会

第31回全日本大学女子サッカー選手権大会の準々決勝が12月28日(水)、兵庫県三木市の三木総合防災公園で行われ、東洋大学(関東第1代表)、吉備国際大学(中国第1代表)、山梨学院大学(関東第3代表)、日本大学(関東第8代表)が準決勝に進出しました。

東洋大学 0-0(前半0-0、後半0-0、PK5-4) 日本体育大学

両チーム開始から落ち着いた展開で試合を進めると、テンポの良いパスを繋ぎながら徐々に東洋大学がペースをつかみ始めます。13分、東洋大学の門脇真依選手からのパスを受けた北川愛莉選手が強烈なシュートを放ちますが、日本体育大学GK伊能真弥選手が好セーブ。対する日本体育大学も北沢明未選手にボールを集めてカウンターを狙います。18分、北沢選手のミドルシュートは惜しくもゴールをとらえることができません。お互いチャンスつくるもののゴールには至らず、一進一退の攻防が続きます。
後半早々、日本体育大学は渡部麗選手がドリブルで侵入し、ビッグチャンスを迎えるもゴールを奪うことができません。後半も両チームとも安定したビルドアップからゴールを目指します。76分には東洋大学が持ち味のパスワークから門脇選手がシュートを打つも入らず。日本体育大学もカウンターからのクロスを知久奈菜穂選手がヘディングで合わせますが1点が遠く、均衡した好ゲームはPK戦に突入。確実にゴールを重ねた東洋大学が準決勝へと駒を進めました。

神奈川大学 2-5(前半0-1、後半2-4) 吉備国際大学

両チームとも序盤から激しく且つ、速い展開でゴールを狙います。左右に大きくボールを動かし、縦に速いドリブルでチャンスを作る神奈川大学に対し、吉備国際大学は連係した守備でボールを回収し、展開しながらチャンスをうかがいます。前半終盤の44分に吉備国際大学がPKを獲得、人見有咲選手が冷静に決めて、先制点をあげます。
後半、開始直後から神奈川大学が攻勢を強め、平井杏幸選手を起点にチャンスをつくり出します。すると53分、今度は神奈川大学がPKを獲得します。これを平田ひなの選手が落ち着いて決め、同点とします。しかし、吉備国際大学は直後の55分に鵜木瑠南選手がゴールを決め、67分にも板倉楓選手が裏への抜け出しから追加点。対する神奈川大学も71分、アーリークロスに池口響子選手が合わせ2-3とします。神奈川大学が猛攻を仕掛けますが、吉備国際大学は前がかりになった相手に対して、84分にオウンゴール、92分に古谷優理亜選手がカウンターでダメ押しのゴールを決めます。勝負強さを見せつけた吉備国際大学が準決勝に進出しました。

山梨学院大学 3-0(前半2-0、後半1-0) 大阪体育大学

最終ラインから攻撃を組み立てようとする山梨学院大学に対し、大阪体育大は細かいラインコントロールから組織的な守備で対抗する展開となります。11分、山梨学院大学は浜田芽来選手からのクロスボールを逆サイドで齊藤桃花選手が頭で折り返し、中央で狙っていた上田莉帆選手が押し込み先制に成功します。勢いがついた山梨学院大学は18分、ゴール正面で得たフリーキックを島村美風選手が押し込み2点目。2-0で山梨学院大学がリードして前半を折り返します。
後半、大坂体育大学は積極的にプレッシャーをかけ攻勢に出ます。48分にこの試合初シュートを打ちますがゴールを奪うことはできません。迎えた66分、左サイドを崩した山梨学院大の上田選手がグラウンダーのシュートを決めて追加点を奪い、3-0とします。そのまま試合終了のホイッスル。粘る大阪体育大学を山梨学院大学が無失点で退ける結果となりました。

早稲田大学 1-1(前半1-0、後半0-1、PK2-3) 日本大学

最初のチャンスは早稲田大学に訪れます。10分、早稲田大学の吉野真央選手のクロスボールに詰めていた宗形みなみ選手がゴール右隅に決めて先制します。粘り強いプレーで対抗する日本大学は、39分に決定的チャンスを迎えますが、間庭遥香選手のシュートは早稲田大学GK近澤澪菜選手が押さえます。
ハーフタイムに日本大学は3人の選手を交代して後半がスタート。46分、日本大学の久保華恩選手の打ったシュートがゴールへ吸い込まれ開始早々に同点とします。勝ち越したい早稲田大学は51分、PKを獲得しますが日本大学GK山田桜音選手が好セーブを見せます。失点は免れたものの、このプレーで日本大学の選手が退場になり10人で戦う展開となります。果敢に攻める早稲田大学、粘り強く耐える日本大学は両者決着がつかないままタイムアップ。PK戦では日本大学GK山田選手が2本シュートストップし前回女王の早稲田大学を下しました。

選手コメント

FW #24 北川愛莉 選手(東洋大学)
全体を通して、しっかり相手を見てビルドアップができ、自分たちの形からゴールまで行けるシーンをつくり出せていたと思います。そこで決めきれなかったことは次の試合までに改善していきたいです。1人ひとりがチームのために全力で闘えた結果が勝利に繋がったと思います。次の試合も、全員で闘って絶対に勝ちます。

FW #9 板倉楓 選手(吉備国際大学)
今日の試合はベスト4をかけた重要な試合となりました。その中で気負わず先取点を取れたことは良かったです。その後点を取られ取り返しの攻防戦でした。逆転はされなかったものの、神奈川大学の追い上げに、リードしているこちらが何度も窮地に立たされているような気分でした。しかし、仲間を信じ自分たちのサッカーを貫いた結果、勝ちきることができました。まだまだ課題や修正点はありますが、私たちの目標達成であるベスト4を達成したことは自信に繋がりました。ここから慢心や油断なく、一つひとつ私たちらしくひたむきなサッカーを続け、日本一まで突っ走ります。

MF #16 竹井帆波 選手(山梨学院大学)
今日の試合では、立ち上がりから自分たちらしいサッカーが出来ていました。その流れの中で得点を決めることが出来て良かったです。相手に押し込まれる時間帯もありましたが集中を切らすことなく、粘り強く戦えていました。後半さらに追加点を決め3-0で勝利することが出来ました。準決勝では昨年越えることが出来なかった壁を越えるためチーム全員で戦い日本一をとりにいきたいです。

GK #1 山田桜音 選手(日本大学)
厳しい展開が続く中でチーム全員がひとつになって最終的に勝利を収めることができて良かったです。今シーズン初めにインカレベスト4という目標を立て、このメンバーで成し遂げることができました。1回戦と2回戦に引き続き、全員が諦めず、泥臭く、総力戦で戦えたことが勝利につながったと思います。次戦は、日本大学創部初の東京ラウンドです。チーム全員でまだまだやり抜きます。今日もたくさんの応援ありがとうございました。

大会概要

第31回全日本大学女子サッカー選手権大会
大会期間:2022年12月24日(土)~2023年1月6日(金)
会場:三木総合防災公園(兵庫県三木市)、味の素フィールド西が丘(東京都北区)

公式YouTube(https://www.youtube.com/channel/
UCh_0JA9LCXCRp3G2uj1dOkQ
)にて、全試合ライブ配信予定です。
当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
公式Instagram(@_juwfa
公式Facebook(https://www.facebook.com/juwfa/
連盟公式サイト(https://juwfa.jp/
でも最新情報を随時配信しています。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー