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甲府と鹿島、広島と京都が決勝進出を懸けた一戦へ 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会
2022年10月04日
天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会は10月5日(水)、準決勝の2試合が行われます。
今大会も最終盤に入ってきました。10月16日(日)に行われる決勝進出を懸けて、4チームが激突します。
注目は、やはりヴァンフォーレ甲府(J2)でしょう。勝ち残っている唯一のJ2勢であり、ベスト4進出はすでにクラブ最高記録となっています。先月行われた準々決勝4試合は、全て1点差という接戦になりましたが、甲府はアビスパ福岡(J1)を相手に延長戦の末に勝ち上がってきました。リーグ戦では6連敗中と苦しんでいますが、だからこそ流れを変えるような一戦にすることを目指してくるでしょう。
対戦するのは、国内屈指の名門である鹿島アントラーズ(J1)。こちらもリーグ戦で6試合勝ち星がありませんが、3大会ぶりの決勝進出を目指して、「常勝軍団」の力を示してくるでしょう。準々決勝では、前回進出した決勝で優勝杯を譲ったヴィッセル神戸(J1)に1-0で競り勝ってリベンジを達成。ノックアウト方式でその勝負強さはさらに輝くはずです。
サンフレッチェ広島(J1)は第93回大会以来9大会ぶり、京都サンガF.C.(J1)は第91回大会以来11大会ぶりのファイナル進出を争います。今シーズンの広島は、ミヒャエル・スキッベ監督の下、力強く前進しています。前線からの積極的な守備と、ボールを奪ってからの素早い攻撃で、リーグ戦でも上位を争い続けています。先週末のリーグ戦でも、浦和レッズから4ゴールを奪って快勝。前身の東洋工業は3度の優勝を果たしていますが、Jリーグが始まってからは5度決勝へ進みながら、いずれのファイナルでも涙をのんでいます。タイトルへの思いは強いものがあるはずです。
京都を率いる曺貴裁監督はスキッベ監督の母国であるドイツのケルン体育大学でサッカーを学び、ミスを恐れず攻守にアグレッシブにプレーすることを求めます。また、力強く選手を鼓舞し、湘南ベルマーレ時代にはリーグカップを制した実績もあります。今シーズンの京都は若い選手も多く、成長への意欲は十分。スタイルの似た広島との対戦は、見る側にもプレーする選手たちにもエキサイティングなゲームとなりそうです。
【1回戦】5月21日(土)、22日(日)[予備日:5月23日(月)]
【2回戦】6月1日(水)、8日(水)
【3回戦】6月22日(水)[予備日:6月29日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】7月13日(水)、20日(水)
【準々決勝】9月7日(水)[予備日:9月28日(水)]
【準決勝】10月5日(水)
【決勝】10月16日(日)
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