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U-21日本代表 スイス戦を翌日に控えて初の全体練習を実施

2022年09月22日

U-21日本代表 スイス戦を翌日に控えて初の全体練習を実施

19日(月・祝)からヨーロッパで活動を始め、20日(火)に全員が合流したU-21日本代表は21日(水)、U-21スイス代表戦を翌日に控えてトレーニングを実施しました。

午前は前日に合流した6人のみのセッションとなりました。入念なストレッチとジョグで時差のある体を起こし、ボールフィーリングを確かめながら、最後はボール回しでしっかりと汗をかき、長時間の移動で凝り固まった体を十分にほぐしました。

午後は初めて23人全員が揃ったトレーニングを実施。試合から逆算してデザインされたトレーニングでは、それぞれ短い時間ながらも強度や負荷が計算されたメリハリのあるメニューが続き、小気味いいリズムで時間が流れていきます。試合で直面するインテンシティの高い局面においてスピードを持って正確なパフォーマンスを発揮するための準備や予測、また、チーム戦術・個人戦術を実践するための正しいポジショニングなどについて各自が微調整を繰り返しながら、トレーニングメニューをひとつずつ消化していきました。その後は10分の11対11のゲームで戦い方の確認をした後に、フリーキックやコーナーキックといったセットプレーにおける攻守の約束事を確認してトレーニングを終えました。

U-21スイス代表戦は22日(木)の20時[日本時間翌23日(金・祝)3時]キックオフです。

選手コメント

MF #7 田中聡 選手(KVコルトレイク/ベルギー)
3月のドバイカップ以来の久しぶりの代表活動で緊張しています。日本代表として集まると技術の高さやいろいろなところでみんな上手いなぁと思わされて、自分ももっとやらないととあらためていい刺激を受けています。ヨーロッパでプレーしているので、日本から移動してきた選手よりはコンディションはいいと思いますが、どこにいようと自分のやることは変わらないので、海外組だからという特別な意識はせずに普段どおりの自分を出したいです。これまでの代表活動では自分を出せないことも多かったので、失敗を恐れずに攻撃面でもどんどんボールを受けて、たとえボールを失ってもいいメンタルでプレーしようと思います。スイス戦は久しぶりの代表戦で楽しみですし、良い準備をして自分らしいプレーを出したいです。

MF #8 藤田譲瑠チマ 選手(横浜F・マリノス)
長時間の移動で多少の体の重さは感じますが、大きく影響するほどではありません。久しぶりの代表の活動で初めて一緒にプレーする選手もいますし、まだまだプレー面で合わないところもありますが、スイス戦を通じてみんなですり合わせていきたいです。オリンピックに出るにはまずアジアを勝ち抜かないとヨーロッパのチームと対戦することはできませんが、今回のような機会の中で個人的にレベルアップできれば海外から目を向けられると思いますし、オリンピック出場に向けてチームとしても、みんながレベルアップできるようなきっかけにしたいです。

MF #18 斉藤光毅 選手(スパルタ・ロッテルダム/オランダ)
アジアカップ後に移籍して環境が変わり、途中は怪我もあったりということでこの活動前に初めてスタメンで試合に出たところでした。いい感じにここまで来ていると思うので、所属チームでも代表でも活躍できるように常に準備はしておきたいと考えているので、どこでプレーするということに関係なく、同じ感じでやっていきたいです。海外組としてヨーロッパで試合をすることのアドバンテージはあるかもしれませんが、それでやり方を変えることは自分に合ってないと思うので、自分がやってきたことをしっかりと継続して、それを客観的に捉えてプレーに発揮していきたいです。感覚的な部分ですが、海外のチームと日本代表では雰囲気や取り組む姿勢など違う面もあるので、自分らしさを発揮できる環境を作ったりというのは自分でやらないといけないと感じました。スイス戦ではもちろん結果を残したいですし、何より自分が納得できるプレーをしたいです。

国際親善試合

2022年9月22日(木) 20:00 キックオフ(日本時間 9/23(金)3:00)vs U-21スイス代表
会場:スペイン(マルベージャ)/Marbella Football Center

2022年9月26日(月) 15:30 キックオフ(日本時間 9/26(月)22:30)vs U-21イタリア代表
会場:イタリア(カステル・ディ・サングロ)/Stadio Teofilo Patini

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