JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】U-17日本代表 新潟県選抜に勝利し優勝を飾る

ニュース

【Match Report】U-17日本代表 新潟県選抜に勝利し優勝を飾る

2022年09月20日

【Match Report】U-17日本代表 新潟県選抜に勝利し優勝を飾る

第24回国際ユースサッカーin新潟に出場しているU-17日本代表は9月19日(月)にU-17新潟選抜と対戦しました。

第1戦のイラン代表戦、第2戦のコモロ代表戦と2連勝のU-17日本代表は、優勝をかけて最終戦に臨みました。前半から連動した守備と寄せの早さで新潟選抜の攻撃の芽を摘み、ほとんどチャンスを作らせずに試合を進めると、34分に行友翔哉選手(愛媛FC U-18)のゴールで先制。前半終了間際にも行友選手が2点目を決め、2-0で試合を折り返します。後半に入ると、日本代表の強いプレスに慣れてきた新潟選抜がリズムを取り戻し、チャンスを作りはじめます。しかし57分に後藤啓介選手(ジュビロ磐田U-18)、62分には石井久継選手(湘南ベルマーレU-18)が得点し、4-0と試合を決定づけます。試合終盤には意地を見せる新潟選抜に2点を返されるものの、日本代表も86分に野田愛斗選手(名古屋グランパスU-18)が得点を奪うなど、終盤は打ち合いの展開となりますが、最終的には5-2で勝利。3戦全勝での優勝という形で大会を締めくくりました。

この大会では、選手同士が課題や修正点を話し合う姿や、得点を奪った後に全員で喜ぶ姿など、試合を重ねるごとにチームとしての一体感が生まれていく様子が印象的でした。

監督・選手コメント

城和憲 監督
第24回国際ユースサッカーin新潟にU-17日本代表として参加させていただきました。
今回は8月に開催されたHiFA 平和祈念 2022 Balcom BMW CUP 広島ユースサッカーから半分以上メンバーを変え、この年代の経験値を高めるべく代表初招集選手を多く入れて大会へ臨みました。集合してから4回のトレーニングと北信越選抜とのトレーニングマッチを行い、試合を迎えました。トレーニングでは初招集選手を含めコミュニケーションをしっかりと取りながらチームとして攻撃、守備における狙いを共有していきました。初めは硬さもありましたが、徐々に打ち解けてオンザピッチもオフザピッチも積極的に取り組みながら、試合へ向けて良い準備をしてくれたと思います。
今大会はイラン代表、コモロ代表、新潟選抜と海外チームとの試合もあり、普段経験することのできない環境の中で自分たちのプレーがどこまで通用するのか、自分たちの現在地を知るには非常に良い機会となりました。
大会としては3試合を全勝して優勝することができました。国内では感じることのできないプレスの強度や時間の使い方など、試合を通じて多くのことを学べたと思います。その中で勝つことができたのは選手たちも自信になったと思います。自分たちの特長を出しながら最後まで全力で戦ってくれたことに感謝したいと思います。また、トレーニングから大会期間中も含め、ピッチ内外においてそれぞれのスタッフが最善の準備をして共に戦ってくれたことが優勝という結果に繋がったと思います。チームの団結力で掴んだ優勝でした。改めて選手、スタッフに感謝したいと思います。
コロナ禍という色々と制限があり難しい状況の中、運営含め様々なサポートを頂きました新潟県サッカー協会をはじめとする関係各位、全ての方に感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。選手たちは今回得た経験をもとに所属チームで中心となり更に活躍してくれることと思います。派遣いただきましたクラブ関係者の皆様にも改めまして感謝申し上げます。ありがとうございました。

DF 市原吏音 選手(大宮アルディージャU18)
まずはこのコロナ禍で国際試合が行える環境を作ってくれた皆様、ありがとうございました。今日の試合は日本代表として、県選抜には負けてはならないというプライドを持って臨みました。前半から主導権を握れていたと思いますがなかなか点が遠く、その中でも焦れずにやれたことが得点へと繋がったと思います。しかし、今大会1試合も無失点勝利がなかったのが僕自身にとって課題となりました。優勝できましたが内容はまだまだ満足いくものではなかったので、所属チームに戻って切磋琢磨して、成長して帰ってきたいです。ありがとうございました!

MF 池田春汰 選手(横浜F・マリノスユース)
今日の試合は新潟県選抜が相手ということもあり、アウェイの雰囲気の中での一戦でした。そんな中相手に飲まれずに自分たちのサッカーをしようと声を掛け合い、いい試合の入りができました。先制点を取ることができ、前半の終わりにも追加点を取れたことは大きかったです。後半もいい形で点を取れたのですが、終了間際に気が緩んでしまい失点してしまったことはこれからの課題だと思います。今回のような国際舞台を経験できたことを生かし今後の活動に繋げて成長していきたいです。

MF 行友翔哉 選手(愛媛FC U-18)
3戦全勝で今大会を優勝でき、とても嬉しく思います。チームとしてすごく良い雰囲気で最終戦に臨めて、結果勝ち切ることができたのは、今大会を通して自分たちが成長できた点の1つだと思います。しかし、全試合失点してしまったことは改善しなくてはいけない点だと思います。個人としては良い形や時間帯に2点決められたことは良かったと思います。今回の活動を通して経験したことや、学んだこと、成長したことがたくさんあるので、所属チームに帰り、慢心せず、日々取り組んでいきたいと思います。

第24回国際ユースサッカーin新潟

大会日程:2022年9月17日(土)~2022年9月19日(月・祝)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー