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なでしこジャパン 自分たちのサッカーを追求するトレーニングとミーティングを実施

2021年03月19日

なでしこジャパン 自分たちのサッカーを追求するトレーニングとミーティングを実施

なでしこジャパンは18日(木)、当初予定していた2部練習のうち午後をキャンセルし、午前のみに変更してトレーニングを行いました。選手のコンディションの良さや意欲的に取り組む姿を見ながら、2週間という長丁場を考慮してキャンプ全体のトレーニング量から高倉麻子監督が判断しました。

気持ちよく晴れ渡った鹿児島の空の下行われたこの日のトレーニングは、ウォーミングアップに続いてチューブを使って体幹や下半身を中心とした体の使い方を意識させるメニューから始まりました。その後はスクエアパスやグリッド内での3対3、ミニゴールを5つ配した6対6などで自分の立ち位置やボールが来る前の準備、相手との関係性、タイミング、ボールの置き所など、攻撃的にパスサッカーを展開するために重要な要素をプレーごとに確認しながら約2時間汗を流しました。

夜のチームミーティングでは高倉監督からなでしこジャパンとして目指すサッカーの形を確認。常々ポイントに挙げる「心技体+知」のそれぞれのエリアでレベルアップを望みます。中でも「知」の部分で、「サッカーに賢くなってほしい」と個々人がサッカー理解度をこれまで以上に深めることを強調しました。また、今季はほとんどの選手がWEリーグに所属し、シーズン開幕が9月になることを踏まえ、これまで以上に自身のコンディション調整が重要になるため、トレーニングだけでなく食事や休息についても同じように重要なものとして取り組むよう話しました。

選手コメント

MF 脇阪麗奈 選手(ノジマステラ神奈川相模原)
今回のキャンプの目標ですが、今から自分にできることは限られているので、それを精一杯出して、4月の試合に絡むことができるように頑張りたいです。自分の長所は1対1の守備であったり、対人の強さなので、海外の選手とも戦えるというところを見せたいです。代表チームにいる選手はみんなうまくて、相手との駆け引きであったり、ポジショニングや見ているところなど、他の選手からも盗み取っていきたいと思います。東京オリンピックは代表に呼ばれるまでは考えたことはありませんでしたが、こうして呼ばれるようになったからには意識しないといけない場所だと思います。もし選ばれなくても、サッカー人生は長いので、次のワールドカップを目指したり、今自分にできることをがんばります。

FW 浜野まいか 選手(セレッソ大阪堺レディース)
初めてなでしこジャパンに呼ばれてとても緊張しましたが、今はなでしこの選手たちとサッカーするのが楽しいです。このメンバーとプレーをして、本当にレベルが高いなと思いました。その中でも、スピードに乗った時のドリブルであったり、アクションを起こす部分は自分の良さとして出せると思います。4月に試合がありますが、そこに残りたいですし、自信はほんのちょっとだけあります。

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